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重複しないリストをドロップダウンリストに表示する(入力規則):Excel基本講座


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(追記) (追記ここまで) (追記) (追記ここまで)


更新:2025年7月2日;作成:2018年11月20日

重複しないデータのみが表示されるようになっていた&オートコンプリート機能が追加されています
UNIQUE関数を利用する方法
UNIQUE関数が使えない場合

重複しないデータのみが表示されるようになっていた
オートコンプリート機能が追加されています
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重複なしのデータがドロップダウンリストに表示される

ドロップダウンリストにオートコンプリートの機能が追加されていました

UNIQUE関数を利用する方法 Topへ

  1. Sheet1にUNIQUE関数で重複しないリストを作成します。
    なお、元の受注リストはデータの増減に対応するために、テーブルにしておきます。
    重複しないリストを =SORT(UNIQUE(受注_tbl[商品名]) で取り出します。
  2. 入力規則の設定を行います。
    セル範囲C3:C12を選択して、[データ]タブのデータツール グループにある[データの入力規則]を実行します。
  3. データの入力規則で入力値の種類で「リスト」を選択します。
    元の値に スピル範囲演算子(#)を使って =$G3ドル# とします。←ここがポイントです。
    数式を元の値で指定できないが#を付けることで計算結果の配列のデータ全体を指定することができます。
  4. 重複しないドロップダウンリストが作成できました。
  5. Sheet2に受注リスト「受注_tbl」に新たな商品「パイナップル」を追加します。
  6. 重複のないリストに「パイナップル」が追加され、ドロップダウンリストにも追加されます。
    元のリストがテーブルになっているおかげです。

UNIQUE関数が使えない場合 Topへ

  1. 作業列を利用して、重複しないデータの行番号を調べて、重複しないデータのリストを作成します。
    重複しないデータの行番号は =IF(COUNTIF($B3ドル:B3,B3)=1,ROW(),"") として求めました。
    (この数式はF20セルまでコピーします。入力規則の設定時に重要になります)
  2. 重複しないデータのリストは (この数式はG20セルまでコピーします。入力規則の設定時に重要になります)
    =IF(COUNT($F3ドル:$F20ドル)>=ROW()-2,
    INDEX($B3ドル:$B20,ドルMATCH(SMALL($F3ドル:$F20,ドルROW(A1)),$F3ドル:$F20,0ドル)),"")
    としました。
    IF関数で IF(COUNT($F3ドル:$F20ドル)>=ROW()-2,・・・ としてエラー値を表示しないようにしています。
    ROW()-2 はF列のデータの始まりが3行目からなので、3行目が1になるように -2 で調整しています。
    重複しないデータは INDEX関数を使って B列から取り出しています。
    • MATCH(SMALL($F3ドル:$F20,ドルROW(A1)) でF列の小さい値から順番に取り出します。
      3,4,7,9と順番に取り出します。
    • INDEX($B3ドル:$B20,3,ドル$F3ドル:$F20,0ドル))でB3セルの「りんご」を取り出し、
      B4セルの「みかん」、B7セルの「マンゴー」、B9セルの「パイナップル」を取り出しています。
  3. 入力規則の設定を行います。
    D3セルを選択します。
    [データ]タブのデータツール グループにある[データの入力規則]を実行します。
  4. データの入力規則 のダイアログボックスが開きます。
    [設定]タブを選択して、入力値の種類で「リスト」を選択します。
    元の値に =OFFSET($G3,0,0,ドルCOUNTA($G3ドル:$G20ドル)-COUNTBLANK($G3ドル:$G20ドル),1) と入力します。
    [OK]ボタンをクリックします。
    • G列のデータをリストにするための数式の説明
      =OFFSET($G3,0,0,ドルCOUNTA($G3ドル:$G20ドル)-COUNTBLANK($G3ドル:$G20ドル),1)
      リストに表示するセル位置をOFFSET関数を使って指定します。
      OFFSET関数の構文は =OFFSET(参照,行数,列数,[高さ],[幅]) ですので、参照には G3 セルとします。
      行数、列数はともに 0 とします。
      高さは 重複しないデータのセル数を指定します。数式は COUNTA($G3ドル:$G20ドル)-COUNTBLANK($G3ドル:$G20ドル) として、全セル数から空白セル "" の数を差し引いて求めました。
      幅は 1 としました。
  5. 入力規則のリストで重複しないデータをリスト表示することができました。
  6. 重複しないデータが入力されると、入力規則のリストに追加されます。
    下図のように、 梨、桃 を追加したら、入力規則のリストにも 梨、桃 が追加されました。

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(追記) (追記ここまで)


(追記) (追記ここまで)
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