+++ 品質へのこだわり +++
ベビーフードの
原材料について
購入規格設定から使用前のチェックまで、
安全性を第一に原材料の選定に取り組んでいます。
赤ちゃんが食べるベビーフードには、栄養補給だけではなく月齢に応じた噛む力を身につけさせたり、味を覚えさせるなどの機能発達をサポートする役割もあります。そこで、雪印ビーンスタークでは、原材料の大きさ、かたさにもこだわり、アレルギーを引き起こすおそれのある原材料についても適切に表示するなど常に赤ちゃんに安心して食べていただける最適なものを目指しています。
雪印ビーンスタークの、そんな「原材料」への「こだわり」をまとめてみました。
原材料は、赤ちゃんにとっての意義と安全性が明らかにされているものだけ
雪印ビーンスタークの「安心・安全な製品」へのこだわりは、「安心・安全な原材料の選定」から始まります。
ベビーフードの原材料については、国内ベビーフードメーカー6社で構成される日本ベビーフード協議会が自主規格を設定しています。雪印ビーンスタークでは、この自主規格を満たすとともに、独自に設定した自社規格に合格したもののみを原材料として使用しています。
原材料のひとつひとつに独自の規格を設定し、その規格に適合したものだけを「原材料」として認め、取り扱うことにしています。
ここで言う「原材料」とは、商品パッケージに記載されている「原材料」ばかりではありません。ベビーフードが入っている個包装や箱、発送用の段ボールにいたるまで、すべて規格に基づいて製造しています。
原材料の移動や保管についても細心の注意を払っています。
アレルギーについて
雪印ビーンスタークでは、食物アレルギーを引き起こすおそれがある卵や乳などの特定原材料もベビーフードの原材料として使っています。
食物アレルギーではない赤ちゃんにとっては、特定原材料もとても重要な栄養源だからです。
ベビーフード商品のパッケージには、卵や乳などの特定原材料を使っているかどうかがわかるように、食品表示法などの法律に従って、原材料を表示しています。
更に、食物アレルギーの赤ちゃんのために、卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かにについては、その製品の製造設備で使用しているかまでパッケージに表示しています。
そのため、全ての原材料について、アレルゲン調査票を作成しチェックしています。
開発・生産・品質の3部門のうち、どこかが「NO」と言ったら商品化しない
「安心・安全へのこだわり」でも触れましたが、雪印ビーンスタークでは、新商品の開発段階から安全性の検討が行われています。
どこかの部門が「NO」と言ったら商品化しない。各部門のプロフェッショナルが品質について納得して、初めて商品化が実現されているのです。
定期的に、原材料メーカーと規格の確認・検査を実施
雪印ビーンスタークでは、原材料メーカー様から規格に則った原材料を納入していただくだけではなく、定期的に製造工程・品質管理状況の確認など多岐にわたる打ち合わせを行い、安全な原材料を安定して確保できるよう努力しています。また原材料メーカー様とのパートナーシップの強化にも努めています。
さらに、赤ちゃんのために安全性を第一に考え、残留農薬や放射能の検査も実施しています。
3つの栄養群からバランスよく、多種多様な食材を使用。
月齢に合わせた大きさ・かたさに加工して使用
雪印ビーンスタークのこだわりとして、「たんぱく質、炭水化物、ビタミン・ミネラルという3つの栄養群から、より多くの原材料をバランスよく厳選して使用」しています。
これは、1999年〜2000年に全国の赤ちゃんを対象に実施した食生活実態調査の調査結果をもとに、「栄養バランスを考え、いろいろな種類の食材を使って欲しい」というお母さんのニーズに応える製品づくりを徹底して心がけているからです。
また、こうしたさまざまな素材を赤ちゃんの月齢に合わせた大きさやかたさに加工して利用しています。
例えば、にんじんの場合は…
- 月齢
- 固さ
- 7〜8か月
- 舌でつぶせる
- 9〜11か月
- 歯ぐきでつぶせる
- 1歳のベビーフード
- 歯ぐきで噛める
大きさに変化を持たせるため、
様々な長さのものを利用
※(注記)厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」平成19年3月より
人の目と手で、丁寧に検査・確認
にんじんの検品作業を行っているところ。手で触りながら確認しています。(消毒した手袋を使用して、衛生面にも十分に配慮しています。)
「赤ちゃんに食べてもらう製品だからこそ」というこだわりは、原材料の検品作業にも表われています。例えば、にんじんやブロッコリーなどの野菜のヘタや筋などは、目視と共に手で触って確かめて、丁寧に除いています。魚の小骨がきちんととれているかどうか、紛れ込んでいないかどうか、手で触って、除いています。
このように細かな作業を機械に任せるのではなく、作業員のひとりひとりが丁寧に行っています。それも「お母さんに安心して赤ちゃんに与えてもらうため」です。
製造する前には、「官能検査」も実施
製造する前には、「官能検査」で原材料の風味、見た目、色などが、それぞれの規格に合致するのかどうかを確認します。そして、この官能検査に合格したものだけを「原材料」として使用するのです。
「赤ちゃんの成長のために、本当に役立つものを作る」雪印ビーンスタークの製品作りのスタート地点となる「原材料」。その原材料の品質にこだわっていくということは、雪印ビーンスタークにとってはごく自然なこと。
そのこだわりが、「安心・安全な製品をお届けする」第一歩であると信じているのです。