「朝日けんさくくん」は、新聞記事の検索に加えて、記事を題材にした小論文や漢字の学習コンテンツを豊富に収録した、小学校・中学校・高校向けのデータベースです。
生徒の学習や先生方の教材作りに幅広く活用できます。
校外でも使える基本プランでは100人、校内限定プランは50人が同時にログインできるので、授業やガイダンスなど多様な場面で使えます。「マイフォルダ機能」では利用したい記事にメモをつけてフォルダに保存しておくことができます。マイフォルダを複製することでクラス間・グループ間での記事の共有が容易にできます。記事に自分の意見を書き込める「メモ機能」を利用することで意見の発表にも使えます。1時間で完結する授業から、1年間継続してのレポートや論文作成まで、調べ学習に対応できます。
朝日新聞の記事は、1985年から今日の朝刊まで、約960万件(2024年6月時点)を収録。紙の新聞ではなくデータベースだからこそ、テーマ別の検索や発行日を指定した検索も簡単です。
高校社会科の新科目「公共」では、知識の習得にとどまらず、探究的な学びが重視されています。「朝日けんさくくん」導入校では、「公共」をはじめ、地理の「防災」、理科の「環境問題」、家庭科の「金融」、英語のディベート活動など、様々な科目・単元で活用している事例があります。
当日の朝刊主要記事も朝6時までには収録されるので、教科書や資料集には載っていない最新の話題もカバーできます。著作権法35条に対応しているので、記事のダウンロードや印刷も可能です。生徒のリポート作成や、先生方の教材作りに生かせます。
近年増えている学校推薦型選抜・総合型選抜入試の対策には、「朝日けんさくくん」のコンテンツが総合的に役立ちます。
小論文の書き方を身につけるには、記事を題材にした「パワーシート」がおすすめです。時事的な話題への理解も深まります。言語力を強化したいときは、「漢字トレーニング」を。天声人語に出てくる語句をもとに、画面上で気軽に取り組める漢字ドリルです。
志望大学の課題に取り組む前には、課題のテーマに沿った記事を検索。テーマの理解を深めると同時に、自分が書きたい意見を補強したり、反対意見からデメリットを見つけたりできます。志望理由書や面接の自己紹介の準備では、人物の人となりや背景、未来への思いをまとめた「ひと」などのインタビュー記事がお手本になります。
「合格後も大学から課題が出る」というケースも多くあります。ここでも、記事検索が活用できます。進学予定の大学名や学部の分野をあわせて検索することで、進学後や将来のイメージをより具体的に思い描くことにもつながります。
朝日新聞の記事は大学入試で数多く出題されているので、一般入試対策としても欠かせません。普段から記事を読むことで、読解力や時事問題の理解力が高まります。また、キャリア教育でも、興味のある職種や地域の記事を調べることで視野が広がり、考えが深まります。
修学旅行の事前学習、どのように行っていますか?
「朝日けんさくくん」は、「京都版」「長崎版」など、その地域独自のニュースを扱った46都道府県の「地域面」を収録しているので、都道府県ごとの歴史や地域産業、風習を知りたいときに力を発揮します。ニュースを扱う記事データベースだからこそ、最新の話題や、そこに暮らす人々の思い、地域の課題も浮かび上がってきます。
※(注記)沖縄は地域面がありませんが、全国版に多くの記事が掲載されています。
自宅など学校外でも使える基本プランや無制限プランをおすすめします。探究型学習で課題を出す、長期休みに興味のある記事を探すなど、活用の幅が広がります。先生方の教材づくりもご自宅で行えます。
「朝日けんさくくん」は2022年にデザインを一新し、リニューアルしました。以後、コンテンツや機能の追加を行い、2024年春にはお気に入り記事を100本まで保存できるマイフォルダ機能をリリースしました。使い方ページなど今後も充実させていく予定ですのでご不明な点はご遠慮なくお知らせください。
より具体的な活用方法のご紹介
「活用事例集」は、朝日けんさくくんの活用案をまとめた資料です。「ジャンル検索」や「くわしく検索」など、朝日けんさくくんの機能を活用例と結びつけて紹介しています。
「学習情報研究コラム」は、学校現場での活用事例を先生方に執筆していただいたコラムです。もとは、情報教育推進を目的とした教育情報誌「学習情報研究」(公益財団法人学習情報研究センター発刊)に掲載されたものです。
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