「天草崩れ」の際、心得違いとの沙汰で処刑を免れた潜伏キリシタン。天草の乱の再発を恐れた幕府の政策によってその文化を今日まで息づかせることになる。昭和9年に建てられた現在の「崎津教会」。他に見ることがない畳敷きの礼拝堂に立った時、その強い意志を感じさせない寛容で神聖なる静寂の中に包まれる。
白川水源
毎分60tもの湧水は、近隣の湧水群とともに熊本市及びその周辺に豊富な水資源を提供している、まさに「生命の息吹」。
また、白川やその周辺からの浸透水により熊本市の水道水の100%を地下水により賄っいる。
鶴見岳とアサギマダラ
別府鶴見岳の電柱基礎補強工事
別府ロープウェイ の乗客がまだいない早朝にゴンドラから材料を吊り下ろす。標高差800m、斜距離1820mを毎日リュックを背負っての作業である。重い足を引きずりながら下山していると、一頭のアサギマダラが足元に舞ってきた。今から何キロメートルの旅をするのだろうか?励まされているのか嗤われているのか。
真冬の居待月
キーンと張りつめた空気の中、九州山地の麓に建設中の谷止工を十八夜月がやさしく照らし始めた。
旧暦12月18日 深夜
ブーゲンビリアとアゲハ
処暑を過ぎても毎日35度超え。汗を拭きながら会社に帰ると、ブーゲンビリアの花のまわりを1頭のアゲハチョウがひらひらと舞っている。淡桃色の花びらにその鮮やかな羽色を見せびらかすように花から花へ移り舞って密を吸っている。まるで暑い夏を楽しむかのように!