2016年5月30日月曜日
『花揺らぎ、歌巡り』音源制作ノート
このエントリはアルバム『花揺らぎ、歌巡り』の制作記みたいなものです。
以前からこのブログ「音楽の作り手に読まれてないんじゃないか」みたいな漠然とした危機感がありまして、例えばLaqsheの音楽を好きになってくれた人がどうやって音楽作ってるんだろうとかそういう技法的なところに着目してくれているならば、その為に何か有益な情報でも残してはいけないなと思っていました。
完全に主観的な書き殴りなので、実際に有益かどうかは分かりませんが以下解説といたします。
※飽くまでも音源制作面での解説なので、曲そのものや歌詞などには触れていません
2016年5月8日日曜日
紺野真弓さんの個展
時系列が前後してしまいましたが、去る4月中旬、紺野真弓さんの個展へ行ってきました。
紺野先生の絵を知ったのは去年の暮れぐらいで、なんというか衝撃的でした。これだけwebで色んな人のイラストを見れる世の中なので、目がレベルの高いものには慣れてしまっているような平時なのですが、紺野先生の作品群は絵ひとつで心情の様相まで表しているような独特な空気を感じました。
まさに心の奥に引っかかるような魅力があるというか琴線に触れるような感覚。
そんな紺野先生の個展が東京で催されると知り、丁度アルバムの入稿が終わったタイミングと重なったので迷うことなく四谷のアートコンプレックスセンターへ。(この日偶然隣の部屋がなかにし彩さんの個展でした)
紺野先生は主にアクリル系の画材で作品を描かれているのですが、実物の原画は実際の塗りやタッチが間近で見れるので良いですね。ウェブでも同じ作品は公開されていますが、データとしてキャプチャーされたものと原画では全くの別物です。
丁度紺野先生が在廊だったので恐れながらご挨拶できました。
(珍しく緊張してろくに口が回りませんでした。らしくない)
僕が行ったのは2日目ですが、既に初日で全作品sold outしてしまったそうです。凄まじい人気…。
写真は購入したクリアファイルと画集。個展の作品も少しずつサイトのほうに掲載してもらえるとのことなので、個展行けなかった人も是非チェックを。素晴らしいです。
2016年5月1日日曜日
M3-2016春を終えて
手作り感満載なLaqsheスペース
先日のM3では沢山の方にLaqsheのスペースに来ていただき、ありがとうございました!
当日は新作アルバム『花揺らぎ、歌巡り』の初お披露目でもあったので、どのくらいの人が来てくれるかちょっと心配でもありましたが、予想以上に沢山の方に手にとって頂きまして、感謝しかありません。(搬入を手伝ってくれた盟友谷内にも大感謝)
さてさてアルバムの委託販売も既に開始しています。通販ページはコチラになります。
のちほどamazonでも取り扱い開始をする予定ですので、そちらも併せて利用して頂ければと思います。(5/15開始でコチラ)
イベントが終わってはや一週間、しばらくは空気の抜けた紙風船みたいになっていましたが、そんな余韻もようやく薄れて日常に戻りつつあります。
今回のアルバム制作も個人的にはひとつの区切り目ではあるのですが、やっと『振り出しに戻る』といった心持ちです。今まで色々あったけれど、マイナス分がようやく解消されてスタート地点に立っているような。
ともかく、Laqsheの活動はこれからもまだまだ続きます。既に次の活動に向けて動き始めているので、乞うご期待ください。ではでは。
追記:そのうちアルバムのライナーノーツでもアップしようかなと思っています
2016年4月22日金曜日
Laqshe新譜『花揺らぎ、歌巡り』
ついに以前から作る作ると言い続けてきたLaqsheの最初のアルバムができました。
タイトルは『花揺らぎ、歌巡り』といいます。
特設ページはこちらです。全曲試聴もできます。
リリースは4/24、今週末のM3春が初出となります。
当日のスペースは第二展示場 お-15aです。(M3自体についてはコチラを参照)
Laqshe5年目にして最初のアルバムですよ。待ちくたびれていた人には申し訳ないです。でも、今まで作りたくても色々な事情が重ね重なりできなかったんです。(途中2年休んでいたというのもあって)それがやっといま万全な体制でパッケージできるタイミングになったので形にできました。
収録曲は新旧合わせて10曲。休止後の個人名義時代からLaqshe再スタートまで4枚のシングル曲も再録しているので、1枚でここまでの軌跡が分かるようなアルバムになったんじゃないかなと思います。
もちろん再録曲はただ再録している訳ではなく、アレンジまで遡ってバランスを見直し、全曲再調整したうえで収録しています。(『深縹』などはもはや新バージョンといえるくらいアレンジが変わっていたりと、比較してみるのも面白いかも)過去のシングルを全部持っている人でも楽しんで聴ける内容になったんじゃないかと。
なんというか、まだ現実味がいまいちないというか、漠然としていて実感がないです(苦笑)
でもここ何年かの集大成というようなアルバムなので、是非たくさんの人に聴いてもらいたいです。
…アルバム制作が終わるまでの色々な募る想いはあるんですけれど、それを綴るのはM3が終わってからにしようかな。ひとまず、週末のM3でお待ちしております。ではでは。
※友達の椎津さんがカッコイイMVも作ってくれました。
2016年4月6日水曜日
続・レコーディング
Laqsheのレコーディングが続きます。
春のM3向けの新作の制作のまっただ中です。
今回も結局ギリギリのスケジュールで、最後の歌録りの前日に曲が完成という冷や汗ものでした。
明治神宮でお参りしたお陰もあってか、なんとか間に合いましたが…。
録音は一部の楽器のダビングを除いて終わり、あとはアレンジの詰めや最終調整です。
ここが最後の踏ん張りどきという感じなので、良いものをお届けできるように頑張りたいですね。
そしていつもヴォーカルブースを貸してくれる盟友谷内に感謝!!
とっても助かってます。
というのも、いつもスケジュールが突貫すぎてスタジオに入る日を予め押さえるのが難しいことが多いんですね。そういうときにいつも快く協力してくれるのが彼です。本当ありがとう。
ではでは、作業に戻ります。
2016年3月9日水曜日
モニター入れ替え
そういえば、5年ぶりにモニタースピーカーを買い換えました。
この間まで使っていたADAM A3Xは記憶が正しければ2011年頃買ったものだったので、5年くらい使ったことになるのかな。十分に減価償却したと思います。
サウンド自体には全く不満がなかったので今回の入れ替えは気分的なものです。
新しく導入したのはeve audioのSC204です。
こんなの。
見た目でピンときた人も居ると思いますが、実はADAMの創業者が独立して新しく作った会社がeveなんです。名前もなんか縁がある感じなのはそのせいです。
で、肝心の音はというと…。
見た通りリボンツィーターなので高域のサラっとしたところまで聴こえる感じはADAMと同系列の音ですね。入れ替え直後の印象だとADAMよりも音が締まっているというかメリハリのある音だと思いました。
ウーファーのサイズは前が3インチで新しいのは4インチなんで低音はこっちのほうが出て当たり前なんですが、それを差し引いてもSC204はサイズの割に低音の聴こえやすいと感じました。漠然とですが。(こっちはバスレフだというのもありますが)
ちなみに、世間のパワードスピーカーはだいたい専用ドライブIC一発による簡易AB級アンプで動いていることが多いんですが、このアンプはD級アンプ…いわゆるデジタルアンプです。
技術的なことを言うとキリがないので省きますが、要はD級アンプというのは電力効率が物凄く良いんですね。なので、スピーカーの中にアンプと電源を収めなくてはいけないパワードは構造以上に電源の貧弱さが指摘されることが多いのですが、小さいサイズの電源でも能率よくスピーカーをドライブできるのがD級アンプのメリットです。
さきほど書いた音にメリハリやスピード感があるのもD級であることと何か関係があるように思います。自分が聴いている限りではデジタル臭さみたいのは全くなくて、他のパワードと違和感なく聴ける感じです。(DSPのフィルターとか色々他の機能もあります)
さて、モニタースピーカーも新しくなったことだし、新しい曲を書く作業に向かうとしますか…。
この間まで使っていたADAM A3Xは記憶が正しければ2011年頃買ったものだったので、5年くらい使ったことになるのかな。十分に減価償却したと思います。
サウンド自体には全く不満がなかったので今回の入れ替えは気分的なものです。
新しく導入したのはeve audioのSC204です。
こんなの。
見た目でピンときた人も居ると思いますが、実はADAMの創業者が独立して新しく作った会社がeveなんです。名前もなんか縁がある感じなのはそのせいです。
で、肝心の音はというと…。
見た通りリボンツィーターなので高域のサラっとしたところまで聴こえる感じはADAMと同系列の音ですね。入れ替え直後の印象だとADAMよりも音が締まっているというかメリハリのある音だと思いました。
ウーファーのサイズは前が3インチで新しいのは4インチなんで低音はこっちのほうが出て当たり前なんですが、それを差し引いてもSC204はサイズの割に低音の聴こえやすいと感じました。漠然とですが。(こっちはバスレフだというのもありますが)
ちなみに、世間のパワードスピーカーはだいたい専用ドライブIC一発による簡易AB級アンプで動いていることが多いんですが、このアンプはD級アンプ…いわゆるデジタルアンプです。
技術的なことを言うとキリがないので省きますが、要はD級アンプというのは電力効率が物凄く良いんですね。なので、スピーカーの中にアンプと電源を収めなくてはいけないパワードは構造以上に電源の貧弱さが指摘されることが多いのですが、小さいサイズの電源でも能率よくスピーカーをドライブできるのがD級アンプのメリットです。
さきほど書いた音にメリハリやスピード感があるのもD級であることと何か関係があるように思います。自分が聴いている限りではデジタル臭さみたいのは全くなくて、他のパワードと違和感なく聴ける感じです。(DSPのフィルターとか色々他の機能もあります)
さて、モニタースピーカーも新しくなったことだし、新しい曲を書く作業に向かうとしますか…。
2016年3月8日火曜日
2月まとめ
今更感あふれる2月まとめ
・春のM3、無事受かる
・仕事は割と沢山入る
・5年ぶりにカラオケに行った
・体調崩して10日以上ダウンする
・上京以来の腐れ縁である友達が札幌に帰った
以上です。(落ちなし)
・春のM3、無事受かる
・仕事は割と沢山入る
・5年ぶりにカラオケに行った
・体調崩して10日以上ダウンする
・上京以来の腐れ縁である友達が札幌に帰った
以上です。(落ちなし)
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