作品リスト
翻訳
注: 各作品名の後のバッジは原語版の評価に応じて設定されています。
SCP-4079 - アルキメデスを救え (Saving Archimedes) by Logarithmika ↑50
革命期のフランスを生きた数学者あるいは物理学者であるマリー=ソフィ・ジェルマンをモチーフにした4000コン作品です。史実をモチーフに組み込んだ作品は様々ありますが、元々の話とアノマリーが組み込まれた話、双方で2度楽しめる内容であるものはさほど多くないように思います。その意味で非常に意欲作だと感じています。
SCP-5857 - バイナリー・スター (BINARY STAR) by Sirslash47 ↑100
虚空へシリーズの中心人物である財団製人工知能、BINARY STARくんの紹介記事です。このシリーズは2024年6—7月の「ticonderoga」翻訳強化月間が行われていた際に出会いました。このシリーズでは外宇宙のアノマリーを相手にすることが多かったので、ticonderoga指定が多くなるのは半ば必然だったのでしょう。
このシリーズは、財団が外宇宙に目を向け始めたばかりという技術的制約によって生み出される、ほとんど絶対零度の冷たい雰囲気が魅力です。財団は宇宙に手を伸ばし始めたばかりであり、無機物の探査衛星と僅かな通信波だけが無限の虚空を漂っています。
SCP-6249 - あなたの伝記 (ヴァイナル版) (Your Biography On Vinyl) by DrApricus ↑15
「危機評価部門」が登場する2作品 (2024/12現在) のうちの片方です。元々、自作品であるSCP-2916-JPでその名前を借りようと思っていたため翻訳を始めたのですが、結局改稿で名前が消えてしまったのでこの翻訳だけが残りました。
フランク・シナトラはその名前と『Fly Me to the Moon』くらいはさすがに知っていますが、ジャズ・スタンダードに関する造詣がそこらへんの吹奏楽部員くらいしかないので実質何もわかりません。
SCP-4483 - 馘首 (Cut off the Head) by G S Palmer ↑15
2024年10—11月の「武器」翻訳強化月間中に出会った作品です。非常に短い作品なのですが、そのなかでしっかりとした異常としっかりとしたインシデントを見せつけてくる密度の高い作品であり、とても好みの作品です。
SCP-2097 - 完全たるFoil (The Perfect Foil) by SilverWind & Zyn ↑50
2024年10–11月の「武器」翻訳強化月間中に出会った作品です。ディスカッションによると、過去にも同じネタで記事を書こうとした試みはあった (そして削除されてきた) らしいです。まあ、すごく単純な言葉遊びなので、思いつきやすい (が故に生き残りづらい) ものなのでしょう。
ところでカードゲームを嗜んだ経験があると、foilと聞いてもフルーレや金属箔ではなく、レアカードの箔押しを思い浮かべてしまいます。
SCP-8976 - 削除恐怖症: 断片化 (Diagraphephobia: fragmentation) by Rounderhouse ↑200
2024年の恐怖症アンソロジー投稿作品です。データベースに巣食う情報食実体を通じて、「データが失われること」を様々な側面から描き切った大作です。作品のフォーマット、物語構造、中心人物であるマリア・ジョーンズとレスリー・ピアソンの全てが独立、複合して襲い掛かってくるさまは圧巻の一言。違う意味でRounderhouseさんが怖い。
SCP-8601 - ヌル島 (Null Island) by sortie ↑50
テック系の話題が好きなら誰しも聞いたことのあるジョーク「ヌル島」が実はアノマリーだった話。タイトルに一本釣りされました。タイトルで釣っておいて、それに甘えずにしっかりと独自の異常性で勝負したところが非常に良いと思います。
SCP-4225 - たいそう徒為なSuperfluous大蛇Serpent、サミーSammy by セニョール・スーパーテインメントSr. Supertainment by Kothardarastrix ↑100
2025年2–3月の「ヘビ」翻訳強化月間で翻訳した作品です。言及しようとするとS音で頭韻を踏まされるヘビ。無毒な体長1.1mのヘビというとどうしてもアオダイショウを思い浮かべてしまう日本人なのですが、たぶんもうちょっと太い種のような気もします。野生のアオダイショウに遭遇したことがありますが、体長1mあると普通に危険です。閑話休題。
アニマルたちが名前と動物名と称号で頭韻を踏んでいるため、持ってるなけなしの語彙力を総動員して頭韻を踏みちらかしました。「胡乱なうぐいす」と「データ破-海綿-済」は自信作です。
In Review
SCP-5431 - Exploding Head Syndrome by DrHawkwind ↑30
SCP-7533 - N is for Neon by NecroKitten, Billith, and EmotionalEntropy ↑100
ヒューロン・キャロル - The Huron Carol by HarryBlank
オンガード43カノン、『力と毒の言葉』の一作品です。キャラクターや舞台設定はカノンを見ないと分からないかもしれませんが、タイトルの通りクリスマス作品なのでその意味でシリーズから独立していると思っていいと思います。訳語版は2024年のクリスマスに投稿しました。
SCP-4314 - 無理数 (An Irrational Number) by Kothadarastrix (trans. by Hasuma_S)
SCP-1867 - うみうし紳士 (A Gentleman) by Djoric (trans. by anonimous, Nanimono Demonai, kumer1090 and oplax-counterpoint)
theme:isolated-terminal by EstrellaYoshte, Woedenaz
ターボ・ビジョン テーマ by JakdragonX & Croquembouche
new - The Adventures of Lord Blackwood, Explorer and Gentleman by Smapti & Jerden
ブラックウッド卿のハブページです。シリーズII出身 (2012年) の古株でありながら、6500や8001でも登場するなど現在まで続く人気キャラクターの一角です。
イヴォンヌ下級デザイナーのデスク - Desk of Junior Designer S. Yvonne by EstrellaYoshte
EstrellaYoshte氏作成のロゴが大量に置いてあるアートページです。SCP-JPはルール上画像をファイルストレージに置いておくことになっているのですが、Wikidotの検索がこわれていて画像があるのかないのか全く手がかりがつかめないため、その怒りを原動力にこのページの翻訳 (というよりはファイルの移行) を完了させました。
自作記事
SCP-2916-JP - 2, 3, 5, 33, 68719476737
恐怖のコンテスト参加作品です。突然アイデアが纏まってすごい速さ (当社比) で完成に至った作品です。「ルール:読者を恐怖させる記事を書いてください。」って書いてるのに恐怖ベタの数々に盛大に逆張りをかましたものです。型もないのに型破りをやろうとしてはいけない。
裏テーマの1つに、巨大数を絡めた記事に対するネタ潰しがありました。まあ元々「俺の好きなカレーをSCPに持ち込んだら面白いだろう」程度のアイデア一発記事は淘汰されるのがSCPというコミュニティなので、それ単体で頑張ろうとしてもきっと生き残らなかっただろう (そして面白くもなかったであろう) と思いますが、やはり有るのと無いのとでは少なくない差があります。斯く言う私の作品も石油喰らいという偉大な作品に要素として似ている (なんならドラフト段階では関連性すら明示していた) ので、そもそも私もネタ潰されの焦土の端にしがみつく小物に過ぎないのでした。どっとはらい
SCP-3591-JP - Секмаб / イデアの類
気分的にはこっちの方が処女作というかアイデアは先にあったのですが、内容の規模感から完成までたっぷり時間をかけたためこのようなことになりました (2916-JPが本当に爆速で書きあがっただけとも言う)。アイデア自体はそんなに規模のでかい話ではないんですけど、概念系オブジェクトは当然に全世界に影響するのと、財団がどうやってこれを収容するのか真面目に突き詰めた結果、原生部門とかいうクソデカ大規模収容部門を爆誕させる羽目になってしまいました。
数に関連するオブジェクトのため、オブジェクト番号はちょっと遊んであります。3591は2進法で111000000111になり、ハミング重みの観点から言っても文字列の複雑性からいっても比較的単純なようになっています。
作品以外
数学記事の誤訳訂正を最初のモチベーションとして2024年にサイトメンバーになり、以降主に記事翻訳を中心に活動しています。SCP以外では@merlibornまたはLat.Sとか喇の名前で活動しています。
2024年参加とは言ったものの、SCPを知ったのは非公式日本語訳wikiからなのでROMの期間がちょっと長い。半年ROMるどころじゃない。古いインターネットもややカスったくらいの世代の人間です。
物書きとしては東方SS出身ですが、どちらかというと論文を書いた経験の方が現状活かされている気がします。そこそこしっかり学位を持っているのでそれっぽい文体には自信があります。
実務経験の一切はないですが、HTML/CSS/javascriptは多少扱えます。具体的には気に入らないWikidotや各種テーマ/コンポーネントの仕様にパッチを当てたり、テーマ翻訳をするくらいはできます。
パッチ実装例
- ルビを付けても本文が下方へ移動しないよう行間を拡大&位置調整
- 英詩と訳文の並列表示 (横幅768px以上限定)
C言語 (主にC99)、Haskell、php、Rustは多少コードを書いた経験があります。C++はコードを書いたことがあります。また、論文を書いた経験上、LaTeXが少しわかります。
外部連絡先
X本ページを引用する際の表記:
「Site-██ Counterpoint」著作権者: oplax-counterpoint 出典: SCP財団Wiki http://scp-jp.wikidot.com/author:oplax-counterpoint ライセンス: CC BY-SA 3.0
このコンポーネントの使用方法については、ライセンスボックス を参照してください。ライセンスについては、ライセンスガイド を参照してください。
テーマのコンポーネントとしてSigma+を使用しています。
タイトル/リンク: Sigma+
著作権者: EstrellaYoshte EstrellaYoshte
年: 2023
ファイルページ: バッジ (フラット) - 銅
ファイル名: badge-bronze.webp
ファイルページ: バッジ (フラット) - 銀
ファイル名: badge-silver.webp
ファイルページ: バッジ (フラット) - 金
ファイル名: badge-gold.webp
ファイルページ: バッジ (フラット) - テレキル
ファイル名: badge-telekill.webp
著作権者: oplax-counterpoint oplax-counterpoint
ライセンス: CC BY-SA 3.0
公開年: 2025
補足: 以下の作品を基に作成
ファイルページ: Logo SCP Foundation
ファイル名: image
タイトル: Logo SCP Foundation
著作権者: Aelanna
ソース: http://scp-wiki.wdfiles.com/local--files/dr-mackenzie-s-sketchbook/SCP-Logo-2400.png
ライセンス: CC BY-SA 3.0
公開年: 3 June 2011, 13:39:31
補足:
SCP財団ロゴマークは、"Aelanna"作「Logo SCP Foundation」に基づいており、クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンスに基づき公開されます。
ファイル名: 実績_銅メダル.png, 実績_金メダル.png, 実績:テレキル合金メダル.png
ソース: 実績バッジ
著作権者: tsucchii0301 tsucchii0301
公開年: 2017
ライセンス: CC BY-SA 3.0