初心者FAQ集/GUITAR_1
"音楽人"ではこれまでビギナーミュージシャンの皆様からアコースティックギターやエレキギターについてたくさんの質問を頂いています。その中から「アコースティックギターやエレキギターについてきっと皆、こんなことで困ってるんだろうな〜」という例をここにあげてみました。まずはQ1〜Q11をご案内します。
A1
どんな音楽をやりたいのか、それによってアコースティックギター、エレキギターとか種類があるんだ。ギターはそれぞれに役目があって、音楽や曲の種類、場面毎に使うギターが違ってくるんだよ。だからって初めから全て揃えようなんて思っちゃいけないよ。(大金持ちなら良いけどね...)話がそれちゃったけど、なんにせよ。まずは、アコースティックギターかエレキギターどちらかに決めよう。
決め手が無けりゃ取りあえずアコースティックギターにしてみては。(エレキギターはいろいろ付属品が多いから出費がかさむしね)
A2
ごもっとも。路上ライブなんかでよく見かけるでしょう。ギターからそのまま大きな音が出てる、まん中に大きな穴が空いているやつ。右の写真が典型的なアコースティックギターですよ。
他にもさまざまな色や大きさ、そのままコードをつなげたらエレキギターのようにアンプを使って音を出せるものもあるんだ。
楽器屋さんでじっくり見てみましょう。
A3
楽器屋さんは電気屋さんのように近くにあまりない事が多いと思うので、できればお茶の水とか渋谷とか何軒かある所に行くのが良いと思うけど。もちろん何も分からない状態で楽器屋さんへはいけないと思うし、ましてお店を見てどんなものが売っているかなんてのも分からないよね。
そんな時に役に立つのがやっぱり雑誌かな、たとえば『Player』とか『ギターマガジン』。お店の場所とか売っているギターの大体の種類が載っているから。前もって予備知識があれば少しは緊張もしなくなると思うし。
または自宅に近い所の楽器屋さんを訪ねてみる、店員さんにもよるけどいい人に出会えば地元に近いから何かとすぐ相談出来るからいいんじゃない!
A4
そっかあ。でも最近は中古屋さんでも新品を売ってたりもするし勇気を持って『教えて下さ〜い!』って言ってみては。意外にじっくり教えてくれたりするかもよ。でもあまり込んでいる時は避けた方が良いかも?!比較的空いている時間、平日の昼間とかが狙い目かな。
A5
本とかにはそう書いてあると思うけど、弾くと言うよりも持った感じ(重さとかバランス)、ネック(握る所)の太さなんかを確かめてみるってところかな。できれば店員さんにお願いしてストラップ(ギターを肩から吊り下げるもの)を付けてもらって立った状態で持ってみる(肩から吊り下げて)のもやってみるのも分かりやすいかな。音が良いとか悪いとかは当然分からないから、まずは色が気に入ったとか形が可愛いとかでも全然OKだよ。そばにいつも置いておきたくなるものを買おう!
A6
まずは自分のおこずかいの範囲で捜す。いきなり高いの買ってもギターを続けられるかどうか分からないし宝の持ち腐れという事になったらギターがかわいそうだしね。続けられるならば、将来間違いなくもっといいギターが欲しくなるよ。その前ならばお金の負担が少ないもので十分だと思います。
A7
ハッキリ言ってデカいです。外で聞いているとちっちゃく思えるけど実際にはデカいのです。でも、ピアノなんかに比べたら全然小さいので防音室完備なんて所で無くても平気だよ。昼間ガシャガシャ弾いている分にはそんなに文句も出ないと思うけど、やはり夜は控えるようにしよう。あっこれってアコースティックギターの事ね。エレキギターはアンプって物にコードを挿して音を出さないとほとんど音がでないくらい小さい音だから夜の練習には良いかも。
夜弾いて練習したい人はまずエレキギターを買ってみてギターで一番大切なコードを覚える事が先決かな。
A8
そーです。持ってかえるのだ!重いのだ!たいへんなのだ!でもガンバレ!楽器屋さんの中には宅急便で送ってくれるところもあると思うけどギターはとても繊細な道具(相棒)なんだよ。暗いトラックの中にガタガタ揺られてキズなんか付いたらかわいそーでしょ。とは言っても女の子にはちと大変かもね。
楽器を買ったらケースも一緒に買う事をお勧めします。それもソフトケースってやつ。
ケースも大きく分けて2種類あるのだけれど、1ソフトケース、2ハードケース、ソフトは通常肩に掛けて持ち運べるものだよ。ハードは車などの荷台に載せる時に使うものかな。重いものも肩に掛けて運べば少しは楽でしょう。
A9
音楽の時間にドミソとかレファラとかやらなかったかな?そうそう、ドの上にミを重ねて、またその上にソを重ねて。一度に3つの音を鳴らすと妙に美しいハーモニー!簡単に言ってしまえば2つ以上の音を一度に鳴らす事を言うのですね。
ギターを始めようとすると必ず初めに出てくる厄介なやつなんですよ。はっきり言ってギターを弾く為にはこのコードを覚えなくちゃ話にならないんだなぁ、このコードを毎日ジャカジャカ弾いて覚える事が出きるかでギターさんとの将来が決まる。
まずコードを楽しく覚える方法は自分の好きな曲の中で聞いた感じが分かりやすそうな曲を選び音楽雑誌コーナーでその曲が載ってる本をペラペラめくると何やら五線符か歌詞の上にCとかDとか書いてあるのがコードだ!
そのCとかのコードを左手(通常右利きギターの場合)のどの指でどの弦とフレット(縦に入ってる鉄みたいなもの)を押さえればいいのか図を見てなかなか押さえられない指と格闘しながらCメジャー(ドミソの和音)とかDはどうやって押さえるのかなとか地道に覚えていくのですよ!
A10
いくつって...。たくさん!とは言っても基本てもんがあるんだな〜。それは『ドレミファソラシ』が良く聞く言葉で、英語では『CDEFGAB』なんでAからじゃないのかって、そうなのよね日本語で言うと『はにほへといろ』ドイツ語だと『ツェー、デー、エー、エフ、ゲー、アー、ハー』、よく楽譜に載ってるコード表は『CDEFGAB』で表されているんだよ。そんでもって単純に『C』は1つだけじゃなくて『m』が付いたり『7、m7、dim7、sus4、aug...』なんてものがいろいろくっ付いて来るんですよ。でもね、くっ付く事でいろんな世界を表現出来たりもする。これだから楽器って面白いんだよね。
まず音階のド・ド♯・レ・レ♯・ミ〜とドからシ迄の12にコードがつく。コードは歌のメロディーの後ろで楽しい響を出したり悲しい響を出したりする為に大切なのです。
コードの言い方には楽しい元気な感じの響を出す音をメジャー(maj)、悲しい響をマイナー(m)と大きく分けてこの2つが基本になって実際コードを鳴らしてみるとこの響の意味が分かるよ。
ギターの弦6本と左指を使ってどこの弦のどこのフレットを押さえるとどんな響になるかの組合せ(和音)がコードの数なのでメジャーコードの例だとド〜シで12だけど指の押さえ方はいろいろありまーす。
エレキギターではmajでもmでもない、「パワーコード」と呼ばれる2和音を使うこともよくあります。たとえば人差し指で6弦5フレットを押さえて同時に小指で5弦7フレットを押さえるとこれは「Aのパワーコード」ですよ。
ラインA11
それはね『アルペジオ』って言うんだよね。これがまた難しいんだよ。でもきれいに弾けるようになると、あ〜らふしぎ!ピアノのメロデーのようじゃありませんか。
ふつうはジャカジャカ(ストロークって言うんだけど) やるじゃない。でもアコースティックギターで使うテクニックの一つにこの『アルペジオ』があるんだよ。
そ〜だな、クラシックギターで指で弾くのを見たことがあるかな?そこから出来たものじゃないかな?バラードなんかやる時にはとても効果的ですてきなテクニックだよ。ぜひとも挑戦してみてね。