田中幸子のひとりごと 〜自死で子供を〜

自死遺族として、子供を亡くした親としての思いを綴り、「悲しみは、愛しさとともに」〜グリーフ.イズ・ラヴ〜...息子への愛を伝えたい。

死別による悲しみがあるのは人間として普通のこと

2025年09月28日
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愛する人が亡くなった後に
涙が出て、かなしい気持ちになるのは
人間であれば普通の事

動物でも 亡くなったそばから離れない行為が見られる

人間の喜怒哀楽を精神的病いにしてしまえ!
というのが
アメリカ型精神医学の考えです

アメリカは医療費が全額自己負担の人が多く(健康保険制度が日本のようにみんなが入るというものではない)
精神薬が異常に高い
抗うつ薬が1錠 数千円する
1日3錠のんだら 薬だけで毎日1万数千円かかる
1か月薬代だけで
数十万円となる

だから むしろ カウンセリングを受ける
1回3万円でも
毎週受けても12万円程度となる

日本の健康保険制度に付け込んで
製薬会社は日本をターゲットにして 薬を売り込んでいる
世界ダントツ1位の売り上げを日本が占めている

日本人は 製薬会社にとっては 上客
医師もまた
話なんて聞かなくても 薬を出しとけばいい仕事の精神科医が
最高の仕事場

美容整形外科が大流行りと同じ
本来の整形外科より
稼げる
精神科も 薬を出すだけの治療は 患者を数多く診られるから
ひとり一人の医療費は安くても
稼げる

なんでもかんでも 本来の人間の喜怒哀楽のすべてが
彼らの手にかかれば
精神病となってしまう

その結果
自死者が増え 働けない人が増え
精神障がい者が増え続けている
その数倍の薬が売れている
ということは
患者も増えているが 飲む薬の数も増えている

改善するなら 飲んでもいいけど

愛する人との死別からくる かなしみは
20年過ぎても変わらずある
消えるわけがない

消したくない

私も あのまま飲んでいたら、20年間 精神薬を飲むことになっていた

おそらく死んでいたかもしれない
と思う

愛する人の死
かなしくてあたりまえ

どんな薬も 悲しみを軽くすることはできない

無駄な事

意味のない事
そして 精神科に通っている人への偏見や差別は根深くある

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ボランティア活動とビジネス活動の違い

2025年09月28日
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給料をもらって
ボランティアはできない
給料をもらったら仕事
ボランティアとは「自分で選んで社会活動などに無償で参加する人」

一社)全国自死遺族連絡会の活動はボランティア活動
交通費等は寄付金で賄うこともあるが報酬はない

報酬や給料はない

活動を 仕事にはしていない

自死の予防や対策・支援などをしている多くの団体はボランティア活動
ただし
目立つ? 多額の補助金で運営している団体は ボランティア団体ではない
ビジネス団体
仕事として 就職しているわけだから 失業したくないのが普通
ということは
自死が減ると
団体の必要性がなくなる
補助金も減る
そもそも補助金が打ち切られる可能性もある

自死が増えたり 高止まりでいることで
団体の必要性が認められ
補助金も続き 仕事としての活動も安泰となる
だから
そんな団体のホームページや資料には

いかに自死増えているか・・・
いかに相談を受けているか
いかに人出不足なのか・・・

訴えられている

あ・・・・そんなに頑張っても 減らないんだ・・・
苦しい人が増えているんだ・・・
相談を受ける人は大変だよね
もっと増やした方がいいとなる

自死を減らすための具体的対策はしていない

当事者の声を日々聞き、自分も当事者である私から見たら
見当違いのことばかり
やっている

本気で自死を減らす気なんて全く見えない

楽しそうに 笑顔で

データ集めをして 公開して
そのデータの結果は いつも国の発表と同じ

児童生徒の自死も
学校からのデータ
当事者からのデータはほとんどない

せめて 詳細調査委員会の公開されている報告書の集計を..と思うが
やらない
公開されているのを集めればいいだけなのに
わざわざ 学校や教育委員会のデータの提供を依頼している

論外である

彼らは仕事・・ビジネスでやっている
ということを
知ってほしい
そして
仕事としての自死の予防ならば
普通に 仕事の対象である自死は多いほうがいい
苦しい人は多いほうがいい

あたりまえの事

私たちの活動はボランティア活動
無報酬なので
苦しい人は減ってほしい
自死者も減ってほしい
相談者は少ないほうがいい

そして この活動が要らなくなることが目標

それは無報酬だから言える

仕事としてやっている人たちが
この仕事がなくなることを望むという発言をしていたら
おかしい

失業を望む人はいない

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自死遺族の自助グループ ピアサポーターではない

2025年09月10日
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自死遺族のわかち合いの会
「藍の会」エルソーラ仙台

自死遺族のサロン
仙台市宮城野区小田原の事務所内(ホームページ掲載)
遺族の茶話会
仙台市宮城野区の事務所内(ホームページ掲載)
子どもを亡くした親の会
仙台市宮城野区の事務所内(ホームページ掲載)
石巻市医師会館内
震災遺族の会
岩沼市の交流センター
他にも遺族の会の開催をしている

各地で自死遺族のわかち合いの会(自助グループ)は開催している
全国自死遺族連絡会のホームページに掲載

オンラインのわかち合いの会もある

悲しみのない人に話すよりも
同じ悲しみのある人と話してみませんか

不思議ですが
そこにいるだけで 安心します

同じ思いの人たちとの空間は 気を張ることもなく
ありのままの気持ちが話せるかとおもいます
話さなくても
分かり合える気がします

笑っていても 悲しみがあることがわかるから
泣きたいときは泣き 笑いたいときはわらい

他者なら 聞けないような内容も普通に話し普通にきける

泣いていても 慰めはしない
みんな同じだから
大変だ!とも思わない お互い様だから

涙が出るときは 涙が止まるまで 泣けばいい

涙が止まったら 泣きやめばいい

本人の意思 誰かに気を使い
無理に 涙をとめることはしなくていい

それが自助グループ


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沖縄「くくむいの里の会」自死遺族の自助グループ 10月4日

2025年09月10日
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沖縄「くくむいの里の会」
ようやく再開となりました。

お休みしていた沖縄の自死遺族の自助グループ
10月4日 午後1時30分〜
プロム那覇古島 第一会議室
沖縄の遺族の皆さん
ご参加お待ちしております。

自死遺族だけでの空間となります

一人ではありません
多くの自死遺族がいます。
同じ悲しみを抱えて生きている 自死遺族とつながってみませんか
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11月28日(金)シンポジウム開催

2025年09月08日
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11月28日(金)
衆議院第一議員会館 地下1階会議室
自死遺族等の権利保護研究会と全国自死遺族連絡会の協働でシンポジウム開催
事故物件の問題
瑕疵担保責任とは?
自死遺族への請求は?
そもそも事故物件という考えは・・・・・・
死亡場所が病院なのに
なぜ住んでいる部屋が事故物件になるのか・・
部屋では未遂状態なの
どうして事故物件として 請求されるのか

死亡場所であることが前提のはずが・・なぜか部屋で死亡していないのに
住んでいたというだけで 事故物件としての請求がくるのは自死だけ

孤独死で 死亡から数か月過ぎて発見されても
そもそも 請求する遺族がいないから 大家は請求しない
家主が
部屋の改修の費用を負担している
自死の場合
多くに遺族がいる
連帯保証人となっているケースが多い

遺族がいない孤独死の時は
保証会社には請求しないらしい

矛盾している

今は 損保保険の特約で
事故物件となった時に保障されるのにもかかわらず
保険に加入していない家主が多い

保険料を家賃に入れたらいいのに..と思う
保険料は安いのに・・・

遺族に請求して 時には裁判までして
しかも 請求相手はほとんど自死遺族

病死は請求しないようだ

貰えたりもらえなかったりするより
保険で補償してもらう方が確実だと思うが

なぜか 自死遺族だけに請求したいらしい

家族の自死 そして 家賃の賠償金
改修工事費用

それをかえたいと思っている

死は平等であるはず

弁護士・司法書士・民法学者・記者・当事者からの意見と
できたら国交省の担当者に発言してもらいたいと思っている
関心のある方のご参加をお待ちしております。

近いうちに全国自死遺族連絡会のホームページに詳細を掲載します
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プロフィール

藍たなけん

Author:藍たなけん
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仙台に住んでいます。
青森県津軽生まれ、B型 うお座
主人と2人暮らし 次男は46歳で結婚して独立
2005年に当時34歳の長男を自死で亡くしました。
「悲しみは愛」「悲しみは愛しさと共に」「悲しみは私の体の一部」「悲しみを奪わないで」「悲しみを消そうとしないで」などを広めています。

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