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会津地方の金山町で今月7日午前2時すぎに発生した土砂災害は、ちょうど2週間目に、前回崩れた上の部分が崩落し、再び人家におそいかかりました。
いずれも、住民が気づき避難したためケガ人が出なかったのは幸いでした。前回は、会津地区の原田県議予定候補を先頭に地元の青柳議員とで現地調査を行い、それを元に県へ要望書を提出しています。
この間の復旧作業は終息の方向でしたが、おそれていたように21日午前2時20分すぎ、現地対策本部が取りつけていたセンサーが作動し崩落してしまったのです。
現地ではどんなにか落胆しているだろうと思ったら、いてもたってもいられなくなり、22日朝、会津地区委員会を通して原田候補と青柳町議へ連絡をお願いし、急きょ長谷部県議とともに県庁から現地へ向かいました。
現地では、災害復旧と対策に相当の時間がかかる見込みだそうで、あと5年くらいみる必要があるとのこと。そうなると抜本的な住宅対策も必要だと思いました。ここにも県の応援が必要です。
青柳町議によれば、中越地震が発生したとき、このあたりの山にも亀裂ができたらしく、その影響もあるではないかとの声が出ていること。
現場では、工事関係者がちょうど昼休みの時だったので近づくことができましたが、ドロドロのゆるい土砂が大量にあふれ、その上を沢の水がどんどん流れ出ていました。水抜き対策のため、現場に取り付けた黒いパイプなどはあちこちに散乱。
私たちが歩いていくと、すぐ自宅の裏側まで土砂が押し寄せたお宅では、息子さんが軽トラックに家財を運んでいました。
近くの生活体験館「こぶし館」には、1家族が避難しているとのことで、留守番役をしていた同じ集落の方から発生したときのようすなどいろいろうかがってきました。また、役場にも出向き実情や要望などお聞きしました。
投稿者: 神山悦子 日時: 2007年02月23日 11:30 | パーマリンク
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