2017年11月9日

中日対訳 健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

ホーム 新着 経済 社会 政治 科学 中日 カルチャー 特集 コメント 評論 写真 動画 過去の記事
中国における日本企業 経済用語集 中国投資情報 企業 自動車 不動産 金融 家電 IT・通信 資源
中国の夢 あつまれ!中国の日本人
指導者関連報道 外交部記者会見 鍾声国際論評 望海楼評論 共産党ニュース
宇宙開発 月探査 資源・能源 電子・通信 科学調査 原子力
中国メディアが見る日本 外国人が見る中国
芸能スクープ 映画祭 映画速報
特集 企画 在中日本人の記録番組:中国と共に生きる ニュースエクスプレス
週間!深読み「日本」 人民日報評論コラム「望海楼」 人民日報鍾声国際論評
日本チャンネル 中国語版 スマホ版
政治|経済|社会|文化|中日
科学|写真|動画|対訳|企画
Apple 新浪 ツイッター FB LINE 微信 RSS
人民網日本語版>>カルチャー

中国、18年ブック型カレンダー市場が激戦区に

人民網日本語版 2017年11月07日14:33

人民文学出版社の「中国の詩カレンダー2018」

カレンダーは、壁かけタイプから、卓上カレンダー、日めくりカレンダーまで種類もさまざまで、図書市場の主力的存在となっている。そして、二年ほど前と比べて、今年は日めくりカレンダーをめぐる各社の戦いが一層過熱しており、まだ年末にもなっていないにもかかわらず、すでに60種類近くのブック型カレンダーが発売されている。業界内の専門家は、カレンダー発売は12月にピークを迎え、ブック型のカレンダーの種類は100種類以上と、昨年の60-70種類を大きく上回ると予想している。北京日報が伝えた。

今年のブック型カレンダーをめぐる激戦には、出版社、新メディア、文化機構などが参戦。有名な詩、書籍、健康、博物、アート、建築物、文化財、子供向けなどの分野で争奪戦を繰り広げている。

中華書局「中華の詩カレンダー」

これまでブック型カレンダーの分野には参戦していなかった中国地図出版社、中国中医薬出版社、地質出版社などの出版社も、自社の特徴を生かして、「列国図志・世界カレンダー」、「本草綱目健康カレンダー」、「宝石カレンダー」などを打ち出している。人民文学出版社も初のブック型カレンダー「中国の詩カレンダー2018」を発売した。出版社にとって「想定外」だったのは、発売と同時に好評を博している点だ。「中国の詩カレンダー2018」の編集者である胡文俊氏は、「2万冊印刷したものの、発売から2週間で売れ筋ランキングにランク入りし、在庫はほとんどない状態」と説明した。

今年はブック型カレンダーは種類が豊富であるほか、発売日を早めて「先手必勝」を狙う傾向が強まっている。書店「単向空間」の文化クリエイティブ商品事業部の塔立那・総経理によると、「昨年、同社は9月15日に卓上型の日めくりカレンダーを発売したものの、今年は8月21日に発売した。最新の販売統計によると、今年はすでに10万冊以上売れた」という。一昨年の販売数は7万冊、昨年は15万冊だった。「3年模索した経験により、発売日は早ければ早いほうがいいことが分かった」と塔立那総経理。

「単向空間」の卓上型日めくりカレンダー「単向歴」

数年の積み重ねを経て、日めくりカレンダーも「クリエイティブ」がトレンドとなっている。「単向空間」の卓上型の日めくりカレンダーは今年7月、ドイツ・エッセンのDesign Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン=ヴェストファーレンデザインセンター)が主催する国際的なプロダクトデザイン賞であるレッド・ドット・デザイン賞を受賞し、業界では「伝説を作った」と称賛されている。受賞理由は、「伝統と現代技術をうまく融合し、人の心を打つ。また、シンプルで、明瞭なデザインも魅力」だった。

日めくりカレンダーは新たな人気商品となっているものの、コピー商品や模倣品も続々と登場している。

中信出版集団の「春去夏犹清:唐詩宋詞カレンダー二〇一八」

クオリティの高い商品も低い商品も混在する市場を前に、一部の出版社は冷静な姿勢を示している。例えば、中華書局は昨年、ブック型カレンダーを6種類発売したものの、今年は2種類に抑えた。

その点について、中信出版集団の盧俊副編集長は、「現在、ブック型カレンダーの販売数は、市場全体でも年間200-300万冊。シェアはまだまだ小さい」とし、「同市場はまだ成長段階なのかもしれないし、急速に衰退するかもしれず、色々な可能性が考えられる」と判断したという。(編集KN)

「人民網日本語版」2017年11月7日

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

图片列表

コメント

最新コメント

おすすめ

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /