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<企画>中露合同軍事演習「海上連合-2016」が閉幕 実戦化水準を高めた

人民網日本語版 2016年09月21日14:50

中露両国海軍は年度計画に基づき、9月12から19日に広東省湛江市以東の海空域で合同軍事演習「海上連合―2016」を実施した。

中国海軍の王海副司令官とロシア海軍のフェドテンコフ副司令官が総監督を務め、南海艦隊の兪満江副司令官が指揮官を務めた。中露双方から水上艦艇、潜水艦、固定翼機、艦載ヘリコプター、海兵隊(海軍陸戦隊)、揚陸装甲装備が参加した。合同防空、合同対潜、合同海空探知・殲滅、合同立体島礁奪還・支配、合同捜索・救難、合同乗船検査などの演習を行った。詳細

中露合同軍事演習「海上連合―2016」に参加するロシア海軍の艦艇が12日午前、湛江の某軍港に到着した。演習の総監督を務める中国海軍の王海副司令官とロシア海軍のフェドテンコフ副総司令官、及び監督部、指揮部の一部人員、中国海軍将兵代表が埠頭で出迎えた。詳細

中露合同軍事演習「海上連合-2016」が16日、湛江市以東の海空域で海上合同訓練を実施した。訓練は臨機応変に機動的な指導・協調方式を採用し、双方の訓練水準及び技術・戦術能力を検証する。

双方は訓練において初めて中露海上合同専用指揮情報システムを利用し、「戦況」を逐一把握し、これに基づき、作戦計画を速やかに定め、攻防行動を厳密に組織し、訓練の検証効果を達成した。詳細

写真は中国海軍「広州」が18日、ミサイルを発射した。同日、中露軍事演習「海上連合―2016」は広東省湛江市以東の某海域で実弾演習を実施した。詳細

中露合同軍事演習「海上連合-2016」が19日に演習項目の訓練をすべて完了し、双方は合同監督部で閉幕式を行った。閉幕式で中国海軍の王海副司令官は「今回の演習は実り豊かな成果を挙げ、深い影響を及ぼし、定めた予定目標に到達し、合同演習の実戦化、情報化、規範化水準を高めた。将来、両国海軍は必ずや実務協力をより強化し、交流をより緊密化し、友情をより深めることになるだろう」と述べた。詳細

「海上連合」系列演習は、すでに中露両国の枠組で最大規模の海上演習となっており、両国海軍にとって重要な常態化、制度化された協力形式でもあり、海上の安全保障上の脅威に共同で対処し、世界の海洋の安全を連携して維持するとの中露両国の願いと決意を十分に示している。詳細

演習目的については、「海上連合」系列演習はいかなる特定の国または目標も仮想敵としていない。中露両国は共にアジア太平洋地域の大国であり、地域の安全・安定維持と発展において共通の利益と願いを有し、重要な責任を負ってもいる。2012年の初演習のテーマ「海上合同防御、海上輸送ライン防衛作戦」であれ、その後の各演習のテーマ「遠洋海上輸送の安全維持」「海上輸送ライン合同防衛と合同上陸行動」「海上合同防衛行動」であれ、演習内容が第三国を念頭に置いたことはない。詳細

今回両国海軍は防空、対潜、海空探知・殲滅など従来からの戦闘訓練を継続するほか、初めて立体島礁奪還・支配訓練も行ない、航空機や揚陸艦による上陸、合同火力攻撃を含む上陸作戦における組織・指揮、作戦手順、基本戦術に重点を置く。防空、対潜、対艦、上陸訓練は、戦略面の相互信頼の水準が高い海軍の間でのみ行えるものであり、双方の軍艦と航空機の様々なレーダー、ソナー、通信など電子設備の使用、双方の武器・装備の戦術特徴、技術性能、データなどを相手側に開示する必要がある。これは中露両軍の高度な戦略相互信頼水準をはっきりと示すものだ。詳細

「軍事演習『海上連合―2016』は中露共通の安全保障上の懸念を体現している」。軍事専門家の陳虎氏は13日、新華社の取材に「合同軍事演習は海上の安全保障上の脅威への両国海軍の共同対処能力を高めるうえでプラスであり、地域の安全・安定維持にプラスだ」と述べた。

「今回の合同軍事演習は中露包括的・戦略的協力パートナーシップをさらに揺るぎないものにし、発展させ、両軍の友好・実務協力を深化し、安全保障上の脅威への両国海軍の共同対処能力を高め、海上合同防衛行動・指揮水準を高める。地域の平和と安定を共同で維持し、促進するうえでプラスだ」と述べた。詳細

周知のように戦役級の合同軍事演習は通常戦役機関が統一的に指揮し、参加兵力と演習地も相応の規模と範囲に達する。「海上連合―2016」にロシアからは対潜駆逐艦2隻、大型揚陸艦、曳船、タンカーの艦艇計5隻のほか、陸軍1個分隊が参加する。中国からは南海艦隊を中心に海軍の水上艦艇部隊、揚陸作戦部隊、海軍航空隊などが参加する。中露両軍による空前の規模の合同軍事演習となる。詳細

中露双方の決定により今回の軍事演習は中国の南中国海海域で実施される。近年、フィリピンなどの国がこの海域で摩擦を作り出し、紛争を挑発しているうえ、域外国が介入しているため、今回の演習海域は非常に敏感な海域となり、一部の国が窺い探ろうとすることが考えられる。詳細

対潜作戦と上陸作戦は海上作戦の重要で難しい課題の1つだ。中国国防部(国防省)は以前「海上合同―2016」について、「海上合同防衛行動」が課題だと表明した。両軍の通常の演習であり、第三国を念頭に置いたものではない。今回の合同演習では主に上陸作戦の組織・指揮、作戦手順と戦術を訓練する。これには揚陸兵力指揮、乗換、上陸拠点攻撃など基本戦術が含まれ、両国の合同上陸作戦能力を高めるものとなる。詳細

ロシア海軍は大型対潜駆逐艦を派遣する。同艦は対潜ヘリ2機を搭載することで長距離対潜能力を得ている。活動範囲が広いため、対潜捜索の空間もそれに応じて拡大する。対空能力も高く、低空を飛行する目標を迎撃する能力を持つ。中国は駆逐艦、護衛艦、揚陸艦、早期警戒機、警戒機、「蘇-30」戦闘機、「殲-11」戦闘機を派遣する。詳細

今回の演習はここ5年間で中露両国海軍による6回目の合同軍事演習となった。今までの演習と比較すると今回は「実戦化、情報化、規範化」という特徴がより突出しており、「海上連合」シリーズ演習における3つの「初」を実現した。詳細

初めて仮想敵と味方の双方に分れて「背中合わせ」による作戦計画を展開し、実兵対抗を行ったことが今回の演習の目玉の1つだったといえる。「赤」グループの2つの艦艇編隊は演習に参加する中露海軍艦艇による混合編成で、中国海軍の艦船、潜水艇、戦闘機からなる「青」グループと合同防空、合同対潜、実弾訓練など10項目以上の演習を展開した。詳細

演習に参加する両グループの兵力の混合編成も今年度の中露合同軍事演習の注目点の1つだ。中露間には言語、戦術など差異が存在している。そのため今回の演習では中露双方を高度に融合させた上で、初めて「海上連合」シリーズ軍事演習専用指揮情報システムを起用し、双方の「情報ボトルネック」を打破することによって歩調一致の実現に役立てた。詳細

注目に値するのは、今回の演習で中露海兵隊は初めて合同立体島奪還・支配項目について演習を行った点だ。中国側海兵隊の石志剛指導官は「交流の支障や作戦構想、作戦原則に存在する差異は混合編成した兵力の指揮協同、組織・運用などの難度を高めた」と述べた。詳細

(編集LX)

「人民網日本語版」2016年9月21日

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