System.AnsiStrings
提供: RAD Studio API Documentation
AnsiString 型の文字列を扱うルーチンが提供されています。
ルーチン
AnsiCompareFileName
ファイル名を比較します。
AnsiCompareStr 2 つの文字列を大文字/小文字を区別して比較します。
AnsiCompareText 2 つの文字列を大文字/小文字を区別せずに比較します。
AnsiContainsStr テキスト内にサブテキストがあるかどうかを、大文字と小文字を区別してテストします。
AnsiContainsText テキスト内にサブテキストがあるかどうかを、大文字と小文字を区別しないでテストします。
AnsiDequotedStr 引用符で囲まれた文字列を、引用符を外した文字列に変換します。
AnsiEndsStr テキストの終わりの部分とサブテキストが一致するかどうかを、大文字と小文字を区別してテストします。
AnsiEndsText テキストの終わりの部分とサブテキストが一致するかどうかを、大文字と小文字を区別しないでテストします。
AnsiExtractQuotedStr 引用符付き文字列を引用符なし文字列に変換します。
AnsiFormatBuf 形式文字列を使用して引数リストをフォーマットします。
AnsiIndexStr 文字列配列内の文字列を、大文字と小文字を区別して検索します。
AnsiIndexText 文字列配列内の文字列を、大文字と小文字を区別しないで検索します。
AnsiLastChar 文字列の末尾の文字を取得します。
AnsiLeftStr 文字列の先頭から指定された長さの部分文字列を返します。
AnsiLowerCase 文字を小文字に変換します。
AnsiLowerCaseFileName(非推奨) ファイル名を小文字に変換します。
AnsiMatchStr 文字列が文字列配列に含まれているかどうかを、大文字/小文字を区別して判定します。
AnsiMatchText 文字列が文字列の配列内にあるかどうかを、大文字と小文字を区別しないで判定します。
AnsiMidStr 文字列内の指定された位置から、指定された長さの部分文字列を返します。
AnsiPos 文字列内に出現する部分文字列の最初の文字に対するインデックス値を取得します。
AnsiQuotedStr 文字列を引用符で囲まれた文字列にします。
AnsiReplaceStr 大文字と小文字を区別しながら検索して、文字列内に出現する指定の部分文字列をすべて指定の文字列に置き換えます。
AnsiReplaceText 出現したすべての部分文字列を置き換えます。
AnsiReverseString AnsiString の文字列の並びを反転します。
AnsiRightStr 文字列の終わりから指定された長さの部分文字列を返します。
AnsiSameStr 2 つの文字列を大文字と小文字を区別して比較します。
AnsiSameText 2 つの文字列を大文字と小文字を区別しないで比較します。
AnsiStartsStr テキストの先頭の部分とサブテキストが一致するかどうかを、大文字と小文字を区別してテストします。
AnsiStartsText テキストの先頭の部分とサブテキストが一致するかどうかを、大文字と小文字を区別しないでテストします。
AnsiStrAlloc ヌルで終わる AnsiString 用のバッファを割り当て、その先頭文字へのポインタを返します。
AnsiStrComp ヌルで終わる文字列を比較します。
AnsiStrIComp 大文字と小文字を区別しないでヌルで終わる文字列を比較します。
AnsiStrLastChar ヌルで終わる文字列の最後の文字を指すポインタを返します。
AnsiStrLComp 大文字と小文字を区別して,2 つのヌルで終わる文字列の最初の MaxLen バイトを比較します。
AnsiStrLIComp 大文字と小文字を区別しないで,2 つの文字列を MaxLen バイトまで比較します。
AnsiStrLower ヌルで終わる文字列のすべての文字を小文字に変換します。
AnsiStrPos 最初の部分文字列を指すポインタを返します。
AnsiStrRScan 指定した文字列における最後の指定した文字を指すポインタを返します。
AnsiStrScan Str における最初の Chr を指すポインタを返します。
AnsiStrUpper ヌルで終わる文字列のすべての文字を大文字に変換します。
AnsiUpperCase 文字を大文字に変換します。
AnsiUpperCaseFileName(非推奨) ファイル名を大文字に変換します。
AppendStr(非推奨) 動的に割り当てられた文字列を既存の文字列に追加します。
AssignStr(非推奨) 新しく動的に割り当てられた文字列を指定されたポインタに割り当てます。
ByteToCharIndex(非推奨) 文字列内の指定されたバイトを含む文字の位置を返します。
ByteToCharLen(非推奨) 文字列の最初の MaxLen バイトに含まれている文字数を返します。
ByteType 文字列のバイトが 1 バイト文字,2 バイト文字の最初のバイト,2 バイト文字の 2 番めのバイトのいずれであるかを示します。
ChangeFileExt ファイル名の拡張子を変更します。
ChangeFilePath ファイル名のパスを変更します。
CharLength 文字に必要なバイト数を取得します。
CharToByteIndex(非推奨) 文字列内の指定された文字の最初のバイトを 1 から始まるインデックスで返します。
CharToByteLen(非推奨) 文字列の最初の MaxLen の文字の長さをバイト数で返します。
CharToElementIndex 文字列内の指定した文字の最初の要素のインデックス(インデックスの始まりを 1 とする)を返します。
CharToElementLen 文字列の最初の MaxLen 個の文字の長さをバイト数で返します。
CompareStr 2 つの文字列を大文字と小文字を区別して比較します。
CompareText 2 つの文字列が等しいかどうかを大文字小文字を区別せずに比較します。
ContainsStr テキスト内にサブテキストがあるかどうかを、大文字と小文字を区別してテストします。
ContainsText テキスト内にサブテキストがあるかどうかを、大文字と小文字を区別しないでテストします。
DisposeStr(非推奨) NewStr によってすでに割り当てられた文字列ポインタを破棄します。
DupeString 文字列のコピーを作成します。
ElementToCharIndex 文字列内の指定した要素を含む文字の位置を返します。
ElementToCharLen 文字列の最初の MaxLen 個の要素に含まれる文字数を返します。
EndsStr テキストの末尾部分が部分テキストに一致するかどうかを、大文字/小文字を区別して検査します。
EndsText テキストの終わりの部分とサブテキストが一致するかどうかを、大文字と小文字を区別しないでテストします。
ExcludeTrailingPathDelimiter 末尾の区切り記号を削除したパス名を返します。
メモ: このメソッドは新規の開発には使用しないでください。 特に、マルチデバイス開発を行っている場合は、次世代の実装である System.SysUtils.ExcludeTrailingPathDelimiter を使用することをお勧めします。これはモバイル プラットフォームもサポートしています。
ExpandFileName ファイル名を完全修飾ファイル名に展開します。
ExpandFileNameCase 大文字と小文字を区別しないで、ファイル名の近似一致を探す検索を実行して、完全修飾ファイル名を取得します。
ExpandUNCFileName ファイル名を完全修飾ファイル名に展開します。
ExtractFileDir ファイル名のドライブ部分とディレクトリ部分を抽出します。
ExtractFileDrive ファイル名のドライブ部分を抽出します。
ExtractFileExt ファイル名の拡張子部分を抽出します。
ExtractFileName ファイル名の名前と拡張子の部分を抽出します。
ExtractFilePath ファイル名のドライブ部分とディレクトリ部分を抽出します。
ExtractRelativePath ファイル パス名をベース名からの相対パスで返します。
ExtractShortPathName ファイル名を短縮形式に変換します。
FloatToText 浮動小数点値を、指定された書式(Format)、精度(Precision)、桁数(Digits)を使用して、終了文字のない文字列に変換します。
FloatToTextFmt 浮動小数点値を、指定された書式を使用して、終了文字のない文字列に変換します。
FmtStr 形式文字列を使用して引数リストをフォーマットします。
FormatBuf 配列の引数を整形し、バッファ内にその結果を配置します。
IncludeTrailingPathDelimiter パス名が必ず区切り記号で終わるようにします。
メモ: このメソッドは新規の開発には使用しないでください。 特に、マルチデバイス開発を行っている場合は、次世代の実装である System.SysUtils.IncludeTrailingPathDelimiter を使用することをお勧めします。これはモバイル プラットフォームもサポートしています。
IndexStr 文字列配列内の文字列を、大文字と小文字を区別して検索します。
IndexText 文字列配列内の文字列を、大文字と小文字を区別しないで検索します。
IsDelimiter 文字が区切り文字であるかどうかをテストします。
IsPathDelimiter 文字がパス区切り記号であるかどうかをテストします。
LastDelimiter 右端にある区切り文字のバイト インデックス。
LeftBStr
文字列の先頭から始まる指定バイト数の部分文字列を返します。
LeftStr
文字列の先頭から始まる指定の長さの部分文字列を返します。
LowerCase すべての文字を小文字に変換します。
MatchStr 文字列が文字列の配列内にあるかどうかを、大文字と小文字を区別して判定します。
MatchText 文字列が文字列の配列内にあるかどうかを判定します。
MidBStr
文字列内の指定の位置から始まる指定のバイト数の部分文字列を返します。
MidStr
文字列内の指定位置から始まる指定の長さの部分文字列を返します。
NewStr(非推奨) ヒープ上に文字列を割り当てます。
NextCharIndex 次の文字における最初のバイトのインデックス。
PosEx オフセットから検索を開始して、部分文字列のインデックス値を返します。
QuotedStr 文字列を引用符で囲まれた文字列にします。
RandomFrom 指定された配列内の文字列のいずれかをランダムに返します。
ReplaceStr 大文字と小文字を区別する検索を用いて、文字列内に出現する指定の部分文字列をすべて指定の文字列に置き換えます。
ReplaceText 出現したすべての部分文字列を置き換えます。
ReverseString AnsiString の文字列の並びを反転します。
RightBStr
文字列の末尾から始まる指定バイト数の部分文字列を返します。
RightStr
文字列の末尾から始まる指定の長さの部分文字列を返します。
SameFileName ファイル名が一致するかどうかを比較します。
SameStr 2 つの文字列を大文字と小文字を区別して比較します。
SameText 2 つの文字列が等しいかどうかを、大文字と小文字を区別しないで比較します。
SearchBuf
テキスト バッファ内の部分文字列を検索します。
StartsStr テキストの先頭の部分とサブテキストが一致するかどうかを、大文字と小文字を区別してテストします。
StartsText テキストの先頭の部分とサブテキストが一致するかどうかを、大文字と小文字を区別しないでテストします。
StrBufSize StrAlloc で割り当てた文字列バッファに格納できる最大文字数を返します。
StrByteType 文字列のバイトが 1 バイト文字,2 バイト文字の最初のバイト,2 バイト文字の 2 番めのバイトのいずれであるかを示します。
StrCat Source のコピーを Dest の最後に追加し,結合された文字列を返します。
StrCharLength 文字 の長さを、バイトで返します。
StrComp 大文字と小文字を区別して 2 つの文字列を比較します。
StrCopy ヌルで終わる文字列をコピーします。
StrDispose 文字列を破棄します。
StrECopy ヌルで終わる文字列をコピーします。
StrEnd ヌルで終わる文字列の末尾を指すポインタを返します。
StrFmt 配列のエントリを整形します。
StrIComp 区別せずに 2 つの文字列を比較します。
StringReplace 文字列内に出現する部分文字列を置き換えます。
StrLCat 指定された文字数を文字列に追加します。
StrLComp 指定された文字数分だけ 2 つの文字列を比較します。
StrLCopy 文字群の指定された最大数まで、ソースから対象までコピーします。
StrLen 文字列内のヌルターミネータを除いた文字数を返します。
StrLFmt 指定されたオープンな配列にある一連の引数を、バッファ内に整形します。
StrLIComp 指定された文字数分,大文字と小文字の区別なしに 2 つの文字列を比較します。
StrLower 文字列を小文字に変換します。
StrMove 指定された文字数を文字列にコピーします。
StrNew ヒープの領域を割り当てて文字列をコピーし,その文字列を指すポインタを返します。
StrNextChar 次の文字を指すポインタを返します。
StrPas ヌルで終わる文字列を AnsiString に変換します。
StrPCopy AnsiString(長い文字列)を,ヌルで終わる文字列にコピーします。
StrPLCopy AnsiString(長い文字列)の文字を,ヌルで終わる文字列にコピーします。
StrPos Str1 内の最初の Str2 を指すポインタを返します。
StrRScan 文字列内の最後の指定文字を指すポインタを返します。
StrScan 文字列内の最初の指定文字を指すポインタを返します。
StrUpper 文字列を大文字に変換して返します。
StuffString AnsiString の一部分を別の部分文字列に置き換えます。
TextToFloat null 終了文字列を浮動小数点値に変換します。
Trim 前後のスペースと制御文字を除去します。
TrimLeft 先頭のスペースと制御文字を除去します。
TrimRight 末尾のスペースと制御文字を除去します。
UpperCase すべての文字を大文字に変換します。
型
TFilenameCaseMatch ExpandFileNameCase のファイル一致指示子。
変数
EmptyAnsiStr
空の文字列定数です。
NullAnsiStr
空の ANSI 文字列定数を指すポインタです。
WordDelimiters
単語の区切り記号となる ANSI 文字の集合です。