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ボーケオ県でモニタリング調査、フォローアップセミナーを行いました。
Photo 11/19-20は、学校でのモニタリング調査を行いました。フエイサイから車と少しの徒歩で行くことができる学校は限られているとのことで、あまり訪問できませんでした。先生が1人しかいない学校で、先生がすでにセミナーのために町に行ってしまったという学校や先生が会議のため学校が休みという学校などがあり、インタビュー調査ができたのは、2校だけでした。子どもたちは、とても恥ずかしがり屋で、スタッフの質問になかなか答えてくれませんでした。何も答えてくれないとラオス語が分かっているのか分かっていないのかさえ分かりません。ノートを見せてもらうと、きれいなラオス語が書かれていたので、ラオス語を書くことはできるようでした。先生は低地ラオ族で、子どもたちは高地ラオ族。先生は子どもたちの民族の言葉を片言しか分からないとのことで、特に1,2年生のときは、子どもたちとのコミュニケーションも大変だとのことです。
Photo_4 11/21-23は、教育局にある会議室で読書推進セミナーを行いました。参加した先生のほとんどが20代、30代の若い先生でした。今回のセミナーの講師として、ルアンナムター教員養成校の先生にも来てもらいました。参加者の何人かの先生は、ルアンナムターの教員養成校出身ということでした。全体的に理解が早かったです。先生たちの中には、徒歩、舟、車という手段で、片道1-2日かけて、セミナー会場に来たという人もいました。途中45kmも歩いて来たという先生もいました。
Photo_2セミナー最終日の午前中は、町中の小学校で、実習を行いました。この学校は、03-04年に前の事業で図書箱を配付した学校でした。この学校の先生たちは、よく図書を活用してくれているようで、子どもたちは、本の読み聞かせや紙芝居の実演についてよく知っていました。また、歌や踊りもよく知っていました。先生の問いかけに対する反応もよかったです。一部、恥ずかしさが残っている先生もいましたが、語り、本の読み聞かせ、紙芝居の実演、歌、ゲPhoto_3ームなど、上手な先生もいました。1,2年生は自分で本を読むことができないので、先生が読んであげていました。セミナーに参加した先生たちが、学校に戻り、図書を活用してくれることを期待します。(ラオス事務所・猿田)
2007年11月26日 (月) | 固定リンク
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