2020年7月
2020年7月22日 (水)
国家試験合格率
こんにちは。教員の澤田です。
今回は作業療法の国家試験についてお話ししたいと思います。
作業療法士は国家資格のため、所定の授業を修了(単位取得)後、国家試験を受けることになります。
国家試験は毎年2月の下旬あたりに行われ、4年生は受験することになります。
東京工科大学では早くから国家試験の教育を行い、各教員が講義を行います。それとは別に、セミナー開催や個別指導など手厚く行っています。
その成果もあり、例年高い国家試験合格率を誇っています。なお、昨年は100%でした!学生の頑張りのおかげですね。
全国平均より常に高い合格率をキープしている大学として、高水準を今後も目指していきたいと思います。
また、4年生の皆さんも頑張って今年も連続100%を達成してくれると信じています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
2020年7月14日 (火)
名ばかりの国際交流ではなく...
こんにちは! 新型コロナウイルスによって社会生活も一変してしまいましたが,いかがお過ごしでしょうか.
さて,今日は作業療法学科の国際交流についてご紹介します.
新型コロナウイルスによりかなり制約がかかってしまいましたが,本学科では「名前だけの」国際交流ではなく,「中身のある」国際交流を目指して様々な取り組みを行っております.
1) 大学間協定
現在,ウソン大学(韓国),マラ工科大学(マレーシア),オタゴ大学(ニュージーランド)と学術協定を結んでいます.他大学とも検討中です.
2) 共同研究
上記の大学と国際共同研究費を取得し,教員間の共同研究や,本学教員による先方の大学の大学院生の研究指導など,共同研究を進めています.2019年度は,教員が中国,マレーシア,ニュージーランドへ渡航し,現地の療法士に講義をしたり,共同研究を進めてきました.澤田 准教授は,マラ工科大学の教員と共に,自動車運転の評価法開発を進めています.
3) 学生交流
渡航制限がない時期には,韓国の大学や臨床へ学生と一緒に訪問しました.また毎年1-2回は海外の作業療法士に講義をしていただいています.2019年には台湾の国立成功大学の学生と教員が来校し,お互いの国の作業療法情勢について勉強会を開きました.また友利 准教授の研究室では,卒業研究にて,学生が欧米やアジア圏で勤務する療法士を対象とした調査研究を行ったりしています.
現在,渡航制限はありますが,代わりに会議や講義のオンライン化が一気に進み,療法士業界もようやくグローバル化が現実のものとなりつつあります.特に作業療法士は,世界作業療法士連盟(WFOT)の教育過程認定制度が整っており,WFOT認定校を卒業すれば,各国の資格取得試験を取得することができたりします.つまり日本で免許取得後,海外の資格取得試験と英語のテストをパスすれば,作業療法士として勤務することも可能です(国によって異なりますが).これが理学療法士の場合は海外の養成校を卒業しないといけないので,作業療法士は海外で働くハードルが比較的低いと言えます.
これから海外でも活躍できる作業療法士を育成できるよう,本学のカリキュラムも一層充実させていきたいと思います!
最後まで読んでくださりありがとうございました.
2020年7月11日 (土)
オープンキャンパスに向けて
こんにちは!
新型コロナウイルスの状況で大学の授業もガラッと変わりました。
今週の末から、本学のオープンキャンパスが始まりますが、今年は様々な事情を鑑みて、来校しての実施ではなくWebでの開催となりました。実際の大学の雰囲気が伝わりにくいと思いますので、本日から数回にわたり紹介していこうと思います。
◎にじゅうまる実学主義に基づくアクティブラーニング
本学のOT学科では実学主義に基づくアクティブラーニングを行っています。座学で一方的に学ぶよりも、学生が主体的に学ぶほうが学習の定着率が高いといわれています。そのためにProblem Based Learning(PBL)という学習方法を採用したり、グループワークや実技を通して、作業療法の学びを主体的に体験できるようにしています。現在は遠隔授業が多いですが、その中でもZoomというアプリを利用した中でグループワークを行うなど、ICTを利用した事業でも継続しています。また、朝活と呼ばれる勉強会は、有志の学生が毎週集まり自主的に学びを深めています。
大学では様々な授業がありますが、学生の学びや主体参加を深める取り組みをちりばめています。今年は新型コロナウイルス でできませんでしたが、学年を超えてお花見をに出かけたり、毎年バーベキューをしたりして親交を深めています。よく学び、よく交流し、素晴らしい作業療法士になるための取り組みをしています。
今後も学科の紹介をしていきますので、是非ご覧くださいね。またオープンキャンパスでは個別相談も設けています。Zoomを利用しての個別相談ですので、大学に来なくともご自宅でも利用可能です。沖縄から北海道、ひいては海外でも参加可能ですので是非ご覧ください(コチラ)。
次回は国際交流について書きたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。