劣等コンプレックス。



悲しいかな

人は

誰かと比べて

自分の優位性を確かめながら、


誰かよりも
優れていると
確認することで、自分の存在価値を確かめている。

全ての人じゃないだろうが、
私はそうだ。



、、、そうはいっても
全ての他者との比較
ではなく
特定個人との比較。


という事に
悩まされ苛立ちを、覚える。



私がなりたい存在に、
在る人をみる苦痛。


私自身の生き方や、毎日に
不満もないし寧ろありがたいくらいに
充実している。



ただ、
私が
『彼女』にその苛立ちを覚えるのは、

要するに、嫉妬に似た、、感情なんであろう。



私が抱えている
みとめられたい欲求。

これは、生い立ちも少なからず関係しているんだろう。


小さい頃から比較され、
その中で抱いていた
"私を選んで"という心の声。


姉だからと
"大人な対応"で背伸びして苦しくなる心。


こんな私だから
今でも苦しくなるときが沢山ある。



そんなんだから

比較される
天秤にかけられる

ことに対しての
拒絶と

比較されたことに対しての
落胆

は、大きい。



比べられるくらいなら
私を選ばなくていい。




ただ、
一目散に

私を選んで欲しい。





そうでないと


吐きそうだ。





存在意義を探している。




そして

私を選んでくれた人と


一緒に過ごしたい。







私は彼女になれないし
彼女は私になれない。





そんなこと
わかっているけれど


そんなこと
超越した
景色がみえる処に
のぼっていきたい。