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たきのうえゼロカーボンニュース VOL16

食から始めるゼロカーボン - 地産地消と食品ロス削減

毎日の食事でできる地球にやさしいこと
ゼロカーボンと聞くと、太陽光発電や電気自動車など「大きな設備投資」をイメージする方が多いかもしれません。しかし実は、毎日の食事の中にも、地球温暖化を防ぐためにできることがたくさんあります。

食べ物と温室効果ガスの関係
食べ物は、生産から私たちの食卓に届くまでに多くのエネルギーを消費し、温室効果ガスを排出します。農業での肥料製造、運搬時のトラック輸送、お店での冷蔵保存、そして家庭での調理まで、さまざまな過程でCO2が発生しています。


図 日本ハム(株)が販売する「森の薫り®」シリーズのCO2の発生
(出典 環境学習支援サイト ライフサイクルアセスメント)

滝上町だからこそできる「地産地消」
滝上町は農業が盛んです。野菜も肉も牛乳も生産され、家庭菜園でもさまざまな野菜を育てている方がいます。道の駅でも、季節に応じた新鮮で美味しい野菜や乳製品等を販売しています。
これらの地元産の食材を積極的に選ぶことで、長距離輸送によるCO2を大幅に削減できます。
例えば、本州から運ばれてくる野菜と、滝上町で採れた野菜では、輸送にかかるCO2排出量は約10倍も違うという試算もあります。

食品ロスを減らす工夫
日本では年間約470万トンもの食品ロス(まだ食べられるのに捨てられる食品)が発生しています。(令和4年度)
これは国民一人当たり年間約32,000円を無駄にしていることに相当し、とても大きな経済損失と捉えられます。
私たちは日常的に食品ロスを削減するように気をつけていかなければなりません。
家庭でできる食品ロス削減のコツ
くろまる 買い物前の冷蔵庫チェック - 既にあるものを二重に買うことを防ぎます
くろまる 必要な分だけ購入 - 特売日でも必要な分だけを意識して
くろまる 正しい保存方法 - 野菜は適切な温度と湿度で保存しましょう
くろまる リメイク料理の活用 - 残った食材を別の料理に変身させる
くろまる 賞味期限と消費期限の理解 - まだ食べられるものを捨てないように


図 年間食品ロス量
(出典 政府広報オンライン)

季節を大切にする食事
滝上町の四季を感じられる旬の食材を選ぶことも、ゼロカーボンにつながります。
春の山菜、夏の新鮮野菜、秋の収穫物、冬の保存食品。季節の恵みを大切にいただく食生活は、環境にも体にも優しい選択です。

一人ひとりの小さな心がけが積み重なることで、大きな変化を生み出すことができます。地元の新鮮な食材を選び、食べ物を大切にする。そんな当たり前のことが、実はゼロカーボン社会への大切な一歩なのです。

お問い合わせ

まちづくり推進課

〒099-5692

北海道紋別郡滝上町字滝ノ上市街地4条通2丁目1番地

電話:0158-29-2111

FAX:0158-29-3588

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