全国的に官民問わず、デジタル人材が不足する中、特に小規模な市町村の現場では、極めて少人数の職員のみでDXの取組全てを担うような状況にあるなど、DXの推進について課題を抱えている団体も多い状況です。 こうした市町村においても着実にDXを推進するためには、都道府県と市町村の連携によるDX推進体制を構築するとともに、推進体制の中で、都道府県が積極的にデジタル人材の確保・育成を含めた市町村支援に取り組むことが重要です。
地域DX推進体制の構築やデジタル人材の確保・育成
伴走支援事業
総務省では、都道府県と市町村が連携した地域DX推進体制構築に向けて、先進事例に学び意見交換を行うフォーラムや、情報システム担当が1人のみとなっている自治体の職員による交流イベントを開催することとしております。
【地域DX推進体制構築に向けた県・市町村連携フォーラム】
地域DX推進体制構築に向けた長崎県・市町村連携フォーラム(令和6年8月1日(木)開催)
先進団体の情報を共有し、県内市町村で意見交換を行うことで、全国的な機運醸成につなげるため、長崎県・市町村連携フォーラムを開催しました。
- 次第
- 開催日時:令和6年8月1日(木)13:30〜
- 開催場所:出島メッセ長崎 〒850-0058 長崎県長崎市尾上町4−1(Web併用)
- 参加対象者
- 長崎県内市町:情報政策担当部門(2名 課長級・補佐級(係長級))、財政部門(1名)、人事部門(1名)
- 長崎県 デジタル戦略課担当者(5名)、財政課担当者(1名)、人事課担当者(1名)
- 主催:総務省
- 進行次第
- 13:30(15分) 挨拶・全体説明 総務省自治行政局地域情報化企画室 室長 志賀 真幸
- 13:45(15分) デジタル人材確保の課題について 総務省DXアドバイザー 齋藤 正樹氏
- 14:00(30分) 広島県取組事例についてのご紹介 広島県総務局デジタル基盤整備課 課長 山田 正彦氏
- 14:30(10分) 長崎県説明 長崎県企画部デジタル戦略課 課長??橋 圭氏
- 14:40(10分) 全体に関する質疑応答
- 14:50(15分) 休憩
- 15:05 部門に分かれて開催
1)情報政策担当部門
15:05(65分)グループワーク・グループ発表 (16:10終了)
2)人事・財政部門
15:05(15分) 登壇発表者との質疑応答(Web開催)(15:20終了)
- 各講演者説明資料
- 挨拶・全体説明PDF
- デジタル人材確保の課題についてPDF
- 広島県取組事例についてのご紹介 PDF
- 長崎県説明 PDF
- グループワークでの意見の概要
- <テーマ1>必要とする人材のレベル・層について
- どの自治体も共通する事として「IT・システム戦略を描き、幹部と共に方向性を示せる人材」が必要。
- 正しい方向に進むためにプロジェクトマネジメントが出来る人材も必要。
- 常勤が望ましいが、それが無理な場合は少なくとも継続的に支援してくれる人が必要。
- 一緒に汗をかいてくれる人が必要。
- <テーマ2>具体的な分野・事業について
- 分野問わず、BPRの機運が高い部局。
- 新しい事業(定額減税など)を始める所属。(デジタル化との親和性が高い)
- イベント開催に対する自治体の皆様のご感想
- デジタル人材の確保の考え方やグループワークで他自治体の状況を聞くことができた
- 本市においては情報政策部門、人事部門、財政部門の意見交換や情報共有の機会を増やしていかなければならないと感じた。
- 優秀な人材は他の機関(自治体・民間等)との競合になるので早めに確保したい。
- 人材プール機能の確保という考え方が興味深かった。
- デジタル人材に限らず、技術・資格職(土木職、建築職等)などの単独では確保が難しい人材にも有効な方法だと感じた。
- イベント当日の模様(録画)
- 挨拶・全体説明
- デジタル人材確保の課題について
- 広島県取組事例についてのご紹介
- 長崎県説明
【1人情シス交流イベント】
調整中