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更新日:2008年8月3日

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知事コラム「吹き竹」第24回

第24回 県民だよりvol.204(2008年8月号)掲載

〜ブラジル訪問記(前編)〜

「日系人の皆様の長年にわたる地道な努力への敬意と、日本人移住者を温かく受け入れて来たブラジル政府及びブラジル国民への感謝を忘れずに・・・。」移住百周年記念式典での皇太子殿下のお言葉である。

私はNHKのドラマ「ハルとナツ」の悲しく寂しい姉妹の物語を想い浮かべつつ、お言葉を聞き入っていた。サンパウロ市サンボードロモ会場は3万7千人の一般客で溢れかえっていた。

苦難苦闘の生活を余儀なくされながらも、勤勉・信頼・誠実を守り、ポルトガル語を自身で学びつつ、子弟教育を重視し、ブラジルの新しい世代を立派に育て上げた1世への感謝。ブラジル国民から敬愛される150万日系人社会の新たな船出となる一大祭典であった。坂本アウグスト進在伯県人会長も感無量の思いであったに違いない。

翌日の県人会創立50周年記念式典では、ポルトガル語で「ボン・ジーア ア トドス(皆様おはようございます)」から挨拶を始めた。<つづく>


知事コラム「吹き竹」について

「吹き竹」とは、かまどなどの火に空気を送るために使う竹筒のことです。吹き竹から吹かれた息により盛んに燃え上がる炎のように、栃木県も盛り上がってもらいたいとの願いを込めて名づけています。


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