沖縄県酒造組合等と連携し、海外ビジネス関係者と泡盛酒造所とのマッチング・支援や、テロワール・マリアージュ等を通じたブランド価値の向上を目的とするモデル事業を展開し、また、各受託事業者に対して、関係機関が行うプロモーションを自走できるビジネスにつなげる支援を実施しました。
琉球泡盛をジンやテキーラなどと並ぶハードリカー「AWAMORI」としてブランド構築し、現地のBar をターゲットに展開することで、Bar での飲酒体験を通して一般消費者における泡盛の認知度向上を図りました。昨年度実施したアイスランドでの取組に加え、本年度はより市場規模の大きい欧州大陸のBar の開拓や普及イベントを開催しました。
北米における琉球泡盛の市場開拓の足掛かりとして北米最大の県人会のあるカリフォルニア(サンフランシスコ・ロサンジェルス)を中心に、ウチナーンチュネットワークや沖縄発の世界ブランドである「空手と泡盛」の関係性等を活かしたプロモーションを実施し、現地バーやレストラン、スーパーマーケット等の販路展開を行い、アメリカ人高額所得者層への琉球泡盛の浸透を図りました。
琉球泡盛をホワイトスピリッツとして認知度向上を図る事業である。20兆円の市場規模を有するスピリッツとして琉球泡盛を販売するために、まずは海外でも認知度の高いジンの販売を通じ「原酒としての泡盛」を認知させ、また、日系ルートに頼らない販路を開拓することで、現地のハードリカー愛好者(中流階級)向けの販路の構築に取り組みました。
本事業は、琉球泡盛との親和性が高い飲酒文化を持つ韓国及び酒類輸出が拡大傾向にあり有望な市場である香港や台湾における輸出拡大基盤構築事業である。フードペアリングの提案やインフルエンサーマーケティング等を実施し、現地の20代〜40代における琉球泡盛の認知度の向上を図った。
巨大な蒸留酒(白酒)市場を有する中国大陸におけるニーズ調査を(有)今帰仁酒造等と行い、中国の国営企業等との大口販売契約の機会創出や、琉球泡盛販売先の確立に取り組みました。主に中国の中流階級以上や若者への販路を構築するべく、「ブランド・イメージ」の在り方の検討、試飲会や輸出に向けた販売促進、現地におけるテストマーケティング等の調査を実施しました。