沖縄総合事務局では、令和4年11月17日(木曜日)に沖縄県男女共同参画センター(てぃるる)にて、「スマート農業推進フォーラム in おきなわ」を開催し、生産者、農協関係者、行政機関など130名の参加がありました。
フォーラムではさとうきびに関するスマート農業プロジェクトの取組報告や、「みどりの食料システム戦略」と「スマート農業施策」についての情報提供が行われました。また会場では、公的機関及び各企業のさとうきび、みどりの食料システム戦略の実現に資する技術・製品に関するポスター展示、パンフレット配布等が行われました。
さとうきびは、沖縄農業の基幹作物として県内各地で栽培されている重要な作物である一方、特に離島地域における農業従事者の高齢化等による労働力の確保が課題となっています。
こうした中、実用化が進むロボット、AI、IoT技術等の先端技術を活用した「スマート農業」が効率的な農業経営や作業の省力化・軽労化を実現できるものと期待されており、農林水産省では、令和元年度からスマート農業実証プロジェクト等の施策を通じて、社会実装を推進しています。県内においても、南大東村でさとうきびのスマート技術の実証などの取組が実施されています。
この度、沖縄総合事務局では、さとうきび農業経営の高度化とスマート化の推進を図ることを目的として、沖縄県内のさとうきび農業者や関係機関等を対象に、さとうきびに関するスマート農業プロジェクトの取組報告や情報交換等を行うフォーラムを開催しました。(1)日 時:令和4年11月17日(木) 13:30〜16:30
(2)場 所:沖縄県男女共同参画センター(てぃるる) ホール(那覇市西3丁目11番1号)
(3)主 催:内閣府沖縄総合事務局、農研機構九州沖縄農業研究センター
(4)対 象:さとうきび農業者、関係機関等(農業団体、地方公共団体ほか)
(1)九州・沖縄地域におけるスマート農業実証プロジェクトの取組について
(講演者:農研機構スマート農業コーディネーター 奥野 成倫 氏)
(2)南大東島で実施中のさとうきびスマート農業の紹介と他地域への展開について
(講演者:琉球大学農学部教授 川満 芳信 氏)
(3)オール徳之島によるさとうきび受委託調整と適期作業徹底への挑戦
(講演者:有限会社南西サービス 代表 千葉 茂 氏)
講演資料及び動画は、後日、本ページに掲載する予定です。
内閣府沖縄総合事務局農林水産部生産振興課(担当:上原、西原)
TEL:098-866-1653