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2018年8月31日

木漏れ日便り

環境研構内にカエデの1種のイタヤカエデが何本か植えられています(写真1)。この木の樹液には糖分が多く含まれています。それを知ってか、夏の盛りにオオスズメバチが樹皮をかじっているのをよく見かけます(写真2)。かみ砕いた木の繊維を巣作りのために持ち帰るのがおもな目的なのか、それとも樹液が目的なのか分かりませんが、樹皮にあいた穴は虫の食事処になります。スズメバチ以外の昆虫も甘い香りに誘われてやってきます。小さなアリ(写真3はアミメアリ)も集まるし、カナブン(写真4)、シロテンハナムグリ(写真5)、ノコギリクワガタ(写真6)といった甲虫のなかまも常連です。

(竹中明夫)

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