厚生労働省:平成16年 人口動態統計(確定数)の概況


結果の概要

1 出生数は減少
出生数は111万721人で、前年の112万3610人より1万2889人減少し、出生率(人口千対)は8.8で、前年の8.9を下回った。
合計特殊出生率は1.29で、前年の1.29と同率であった。
母の年齢(5歳階級)別にみると、出生数は前年に引き続き29歳以下で減少、30歳以上で増加傾向となっている。合計特殊出生率は出生数と同じく29歳以下で低下しているが、30〜34歳は上昇に転じ、35歳以上で上昇傾向が続いている。

2 死亡数は増加
死亡数は102万8602人で、前年の101万4951人より1万3651人増加し、死亡率(人口千対)は8.2で、前年の8.0を上回った。
悪性新生物の死亡数は32万358人、死亡率(人口10万対)は253.9で、死亡総数の31.1%を占めており、死因順位の第1位となっている。第2位は心疾患、第3位は脳血管疾患となっている。
年齢調整死亡率(人口千対)は男5.9、女3.0で、男は前年の6.0を下回り、女は同率であった。

3 自然増加数は減少
自然増加数(出生数から死亡数を減じたもの)は8万2119人で、前年の10万8659人より2万6540人減少し、自然増加率(人口千対)は0.7で、前年の0.9を下回った。

4 死産数は減少
死産数は3万4365胎で、前年の3万5330胎より965胎減少し、死産率(出産(出生+死産)千対)は30.0で、前年の30.5を下回った。

5 婚姻件数は減少
婚姻件数は72万417組で、前年の74万191組より1万9774組減少し、婚姻率(人口千対)は5.7で、前年の5.9を下回った。

6 離婚件数は減少
離婚件数は27万804組で、前年の28万3854組より1万3050組減少し、離婚率(人口千対)は2.15で、前年の2.25を下回った。

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