研究者のご紹介

後閑 利隆

後閑 利隆 GOKAN Toshitaka

後閑 利隆 GOKAN Toshitaka
[所属・役職] 開発研究センター 経済統合研究グループ・主任研究員
[専門分野] 空間経済学、多国籍企業
[email] Toshitaka_Gokan E-mail

研究歴

2006年にアジア経済研究所に入所しました。企業活動の地理的分布を中心とした研究を行っております。これまでの研究分野は大きく2つに分けられます。第1に、空間経済学などの経済理論を用いた分析です。共著者と共に、企業内のコミュニケーション費用の低下が工場の立地選択に与える影響について調べました。また、IDE-GSM(空間経済学を用いた数値計算モデル)の開発と活用をするグループに属しております。第2に、経済活動の地理的分布を扱う指数に関する分析です。共著者と共に、ベトナムに立地する外資企業、国営企業及び民営企業の生産性と地理的要因の関係を調べました。また、共著者と共に、タイとラオス、カンボジアの国ごとや細かな産業ごとに、企業の集積が異なることを調べました。

現在取り組んでいるテーマ

経済地理に関連のある調査を行っております。都市経済学の枠組みを用いて、在宅勤務の増加が都市構造や地代に及ぼす影響の分析を始めました。また、企業の異質性を考慮に入れて、電子商取引と地域間格差の関係についても調べております。他にも、鉄道や高速道路のようにある地点と別の地点を直接結ぶ輸送手段が産業集積に及ぼす影響についても調べております。さらに、IDE-GSMを用いたプロジェクトに関わっております。

アジア経済研究所のウェブサイトでは、サイトの利便性向上を目指して、クッキー(Cookie)を使用して、ソーシャルメディア機能の提供や、サイト内のアクセスログの収集を行っています。「同意する」を選択すると、クッキー(Cookie)を用いたアクセスログの収集に同意いただいたことになります。「Cookie を拒否する」を選択すると、ソーシャルメディア機能は制限されます。クッキー(Cookie)の利用に関しては「個人情報の保護について」をご参照ください。
個人情報の保護について

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /