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調査研究

研究会一覧2025年度

現代中国政治における党・司法関係

概要

本研究は、中国共産党は一党体制の持続を政治的命題とするなかで、なぜ/どのように司法機関の機能の拡充を図ったのか、それが中国共産党の意図に沿って実現しているのかを明らかにする。これまで権威主義体制の持続に関する先行研究は、議会や政党といった民主的制度に注目し、それらが体制内エリートとの権力分有に機能していたと論じた。一方で、体制内エリートの統制を可能にする民主的制度の研究は稀少である。本研究は、権威主義体制の持続と民主的制度という観点から司法機関に注目し、政治指導者がどのように現体制の持続を目指すなかで体制内エリートを「合法的に」統制する手段を獲得しているのかを検討する。

期間

2024年4月〜2026年3月

研究会メンバー
役割 メンバー
[ 主査 ] 内藤 寛子

(注記)所属は研究会発足時のものです。

予定する研究成果
  • 和文外部出版単行書

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