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調査研究

研究会一覧2023年度

中国の全要素生産性と資源のミスアロケーションに関する再評価:企業の異質性情報とバリューチェーン要素を考慮して

概要

全要素生産性と資源のミスアロケーションの計測は超複雑化かつ超大化になりつつある中国経済のパフォーマンスを知るために非常に重要である。しかし、当該領域では、異質性(規模・所有形態・貿易パターン)を持つ企業の大量存在・差別的な扱いと、グローバル・バリューチェーンへの深い関与と言った中国経済の特徴を充分に取り入れた総合研究は極めて少ない。本研究は一橋大学、清華大学国情研究院研究チームからの協力を得ながら、既存の中国KLEMSデータ、中国の企業センサス、企業間取引情報、企業パテントデータ等といったBig Data級の情報を利用し、世界初の企業異質性情報を持つ時系列中国産業連関表・付帯表を試作し、バリューチェーンの観点から、中国の全要素生産性と資源のミスアロケーションの全面的再考を行う。

期間

2023年4月〜2024年3月

研究会メンバー
役割 メンバー
[ 実施責任者 ] 孟 渤
[ 幹事 ] 梁 涛
[ 委員 ] 深尾 京司
[ 委員 ] 程 文銀
[ 委員 ] Harry Xiaoying WU(Peking University Professor)
[ 委員 ] Ming YE(Yangtze Industrial Economic Think Tank Associate Researcher)
[ 委員 ] 乾 友彦(学習院大学 副学長・教授)
[ 委員 ] 楊 起中(東洋大学 講師)
[ 委員 ] 張 紅詠(独立行政法人経済産業研究所 上席研究員)

(注記)所属は研究会発足時のものです。

予定する研究成果
  • データベース公表 、外部雑誌投稿

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