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調査研究

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冷戦時代の台湾海峡危機をめぐる米台関係の史的展開(2021_2_40_001)

概要

本研究では、冷戦初期(1950年代から1960年代初頭頃)において、中国と台湾、そして米国などを巻き込んで起こった第一次台湾海峡危機(1954〜1955年)、第二次台湾海峡危機(1958年)、さらには第三次台湾海峡危機の未遂事件(1962年)に焦点を当て、アメリカ、台湾、中国などにおけるマルチ・アーカイブ調査に基づいて外交史研究を行う。その際、従来の研究が依拠してきた米国側の史料のみならず、台湾で新たに公開された一次史料を多数用いて、蔣介石の意図や対応などに重点を置き、台湾海峡危機をめぐる米国と台湾の関係(米台関係)の展開を分析したい。それとともに、台湾海峡危機が冷戦史のなかでいかに位置づけられ、いかなる意味を持つものであったのかをより大局的な東アジアの国際関係の観点から明らかにしたい。

期間

2021年4月〜2023年3月

研究代表者

松本 はる香

研究成果

和文外部出版単行書

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