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調査研究

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経済発展と「未熟な脱工業化」について(2018_1_40_001)

概要

開発経済学において経済成長のエンジンは工業化であると長らく考えられてきた。しかし、世界経済を全体としてみると製造業の雇用者数は実は過去数十年間さほど変化しておらず、また開発途上国のなかでも工業化が進む国と経済発展の初期段階で脱工業化がはじまっている国とが存在し、そのことが21世紀に入ってより顕著になっているとする議論がある。はたして早期の脱工業化は本当に起こっているのか、起こっているとしたらなぜか、そのような現象が起こっている国・地域とそうでない国・地域とを分ける条件やメカニズムはなにか、工業化は経済発展において21世紀においても重要であり続けると考えられるのか、などについて、先行研究とデータの整理検討を行い、そもそも「脱工業化」(premature de-industrialization)という概念化、捉え方が有効かを考察する。

期間

2018年4月〜2019年3月

研究会メンバー
[ 主査 ] 佐藤 創
[ 幹事 ] 桑森 啓


研究成果
  • IDE Research Bulletin
  • IDE Discussion Paper

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