開発・導入支援ツールのご紹介

開発支援ツール

EPSON TWAINプログラミングガイド / Epson Scan 2 TWAINプログラミングガイド

概要

EPSON TWAIN経由での制御方法について

弊社のEPSON TWAIN ドライバーは、TWAIN Working Group が提唱している「TWAIN 規格(TWAIN Spec.)」に則っております。

  • スキャナーの制御について

基本的にTWAIN 規格に基づいたAPIにて制御可能です。

  • TWAIN 経由でスキャナーを制御する場合

TWAIN UI を表示させずにアプリケーションソフトから直接TWAIN関数を発行して制御することも可能です。

  • TWAIN Spec.について

TWAIN Working Group のサイトから入手可能です。

新規ウインドウで開きますTWAIN Spec.はこちら

  • 64bitアプリケーション開発について

Epson Scan 2のTWAINドライバーは64Bitアプリ開発に対応していますがEPSON ScanのTWAINドライバーは対応していません。機種によりサポートしているスキャナードライバーが違います。スキャナー開発支援ツール 対象機種一覧表をご確認ください。

TWAINプログラミングの構成

  • 64bitアプリから32bitのtwaindsm.dllを使うことはできません。32bitアプリから64bitのtwaindsm.dllを使うことはできません。
  • スタートメニューに登録されるエプソンのアプリは32bitアプリです。
    ▶ EPSON Scan = escndv.exe 、 Epson Scan2 = es2launcher.exe
  • twaindsm.dllはWindowsにプレインストールされています。

EPSON TWAINプログラミングガイド / Epson Scan 2 TWAINプログラミングガイドについて

「TWAIN 規格(TWAIN Spec.)」の中で、スキャナー(EPSON TWAINドライバー)がサポートしているTWAINコマンド(Capability およびTriplet)や、ドライバーのUIを表示せず設定変更したり、スキャンを行うための資料をご用意しております。EPSON ScanとEpson Scan 2用のEPSON TWAINプログラミングガイドをそれぞれ用意しています。お使いのスキャナーにて、各ソフトウェアの対応をご確認の上、各ドキュメントをご利用ください。各ドキュメントは、本サイトの最下位にある[ダウンロード]より、一括でご提供します。

詳しくは以下をご覧ください。

EPSON Scan用 Epson Scan2用
TWAINコマンド
(標準Capability および標準Triplet)のリファレンスガイド
EPSON Scan TWAIN Programming Guide.pdf Epson Scan2 TWAIN Programming Guide.pdf
エプソンが独自で用意したTWAINコマンド
(カスタムCapability おびカスタムTriplet)のリファレンスガイド
EPSON Scan TWAIN Programming Guide(Custom).pdf Epson Scan2 TWAIN Programming Guide(Custom).pdf
  • (注)スキャナーが対応するCapability およびTriplet に関しては、「TWAIN 規格(TWAIN Spec.)」で定義されているものすべてをサポートしていません。
    また、TWAIN 制御にあたっては、「TWAIN 規格(TWAIN Spec.)」に精通されている必要があります。

インストールフォルダーの解説

インストールされるフォルダーは以下です。
%Program Files%\epson\Scanner Development Tools\Epson Scan Programming Guide

対象機種

スキャナー開発支援ツール 対象機種一覧表をご確認ください。

変更履歴

EpsonScanProgrammingGuide_v10110_20240709.zip

  • DS-900WNを対象機種に追加。

EpsonScanProgrammingGuide_v10100_20230509.zip

  • GT-S660、DS-C420W、DS-C480W、DS-G30000を対象機種に追加。

EpsonScanProgrammingGuide_v1090_20211116.zip

  • DS-790WNを対応機種に追加。

EpsonScanProgrammingGuide_v1080_20210118.zip

  • Epson Scan2 SF2 Functinal Specification.pdfの対応機種にDS-531、DS-571Wを追記。

お申し込み

注意点

ツール/資料のご提供は、法人格を有する組込機器メーカー様やシステム・インテグレーター様などのソフトウェア開発者様向けに限定させていただいております。
本コンテンツでご紹介しました仕様書などは、Windowsのインストーラー形式(msi)にてご提供いたします。zipファイル内にあるmsiの拡張子のファイルを起動しセットアップすることで、Windowsのスタートアップにフォルダーを作成し、その中にファイルを展開する形でご提供します。なお、ご利用の際には、セットアップウィザード内に掲示されます使用許諾契約書をお読みいただき、使用許諾書に同意いただく必要があります。

TWAINプログラミングガイド
申し込みはこちら新規ウインドウで開きます

関連情報

TWAIN規格(TWAINSpec.)はTWAINWorkingGroupのサイトにて入手可能です。

新規ウインドウで開きますTWAINWorkingGroup のホームページへ

Epson Scan SDK

概要

スキャナードライバーのEPSON Scan または Epson Scan2はTWAIN APIをサポートしています。TWAIN APIはスキャナーを制御するために必要なすべての機能を網羅していますが、一般的にTWAINでの開発には習熟が必要です。

Epson Scan SDKはスキャナーを制御するための多くのパラメーターを網羅しながら、一般化したAPIでスキャナーをコントロールすることができるWindows用の開発キットです。

WebExtensionについて
Javascriptのライブラリを利用して、お客様のWebページに「スキャン」ボタンを簡単に追加することもできます。
EpsonScanSDKWebExtension_Vxx.msiのインストールが必要です。(注1)

また、TWAINにはない以下の機能をEpson Scan SDKはサポートしています。

  • 保存ファイルフォーマットの指定。(JPEG(JFIF), PDF(検索可能PDFを含む), TIFF, Bitmap),PNG
  • 読み取りイメージを使った保存ファイル、または、保存フォルダーの分離。
  • 指定領域の読み取りイメージをOCR機能でデータに変換し、以下を実現。
    • データをアプリケーションで利用。
    • データを使い保存ファイル名、保存フォルダー名に利用。
    • 仕切り紙上のテキストデータを使い保存ファイルを指定。
  • 指定領域の読み取りイメージをバーコード読み取り機能でデータに変換し、以下を実現。
    • データをアプリケーションで利用。
    • データを使い保存ファイル名、保存フォルダー名に利用。
    • 仕切り紙上のテキストデータを使い保存ファイルを指定。

開発環境は以下の4つです。

  • Visual Basic
  • Visual C++
  • Visual C#
  • Java SE Development Kit 8
  • (注)Epson Scan SDKを使うに以下のソフトウェアが必要です。
    EPSON Scan Ver.5.0 以降
    Epson Scan 2 Ver.6.1 以降
  • (注)ネイティブの64bitアプリケーションの開発に対応しているのはEpson Scan 2が対応している機種に限ります。以下の64Bit用ファイルをインストールしてお使いください。
    EpsonScanSDK64_Vxxxxx_YYYYMMDD.ZIP
    EpsonScanSDKRuntime64_vxx.msi(配布用)
  • (注1)WebExtensionは32Bit用SDKが必要です。Widnows、またはWebブラウザーが64bitの場合も以下の32Bit用ファイルをインストールしてお使いください。
    EpsonScanSDK_Vxxxxx_YYYYMMDD.ZIP
    EpsonScanSDKRuntime_vxx.msi(配布用)

詳しくはインストール後に作成される以下2つのマニュアルをご覧ください。

保存先:
%Program Files%\epson\ScanSDK_V10\Documents

ファイル名:
EpsonScanSDKDevGuide.pdf
EpsonScanSDKWebExtensionDevGuide.pdf

インストールフォルダーの解説

インストールされるフォルダーは以下です。
%Program Files%\epson\ScanSDK_V10

ランタイムの再配布について

エンドユーザーに配布するランタイムは以下のフォルダーにあるインストーラー
[EpsonScanSDKRuntime_V10.msi]を使って配布が可能です。サンプルソースとドキュメントは配布できません。
%Program Files%\epson\ScanSDK_V10\Redist

対象機種

スキャナー開発支援ツール 対象機種一覧表をご確認ください。

変更履歴

EpsonScanSDK_v10115_20250804.zip
EpsonScanSDK64_v10115_20250804.zip

  • WebExtensionでリンクしているVisual Studio2010をVisual Studio2015に更新。
  • WebExtensionでCORSエラーが発生する件を解消。
  • ページ分割処理が正常に動作しない点を修正。
  • DS-1730、DS-1760WNを対象機種に追加。

EpsonScanSDK_v10113_20240711.zip
EpsonScanSDK64_v10113_20240711.zip

  • DS-900WNを対象機種に追加。

EpsonScanSDK_v10110_20230515.zip
EpsonScanSDK64_v10110_20230515.zip

  • DS-C420W、DS-C480Wを対象機種に追加。
  • docSize に自動検知長尺の設定(DS_AUTO_LONG)を追加。
  • EslParamScanExV2 に原稿待ち受けモード(autoFeedingMode)を追加。
  • EslParamScanExV2 にラミネートカードモード(laminateCardMode)を追加。
  • EslParamScanExV2 にフチ消し(edgeFill)を追加。
  • ConnectInfo のCT_LOCAL(1)/CT_NET_IPV4(2)/CT_NET_IPV6(3)をサポート。

EpsonScanSDK_v10104_20211116.zip
EpsonScanSDK64_v10104_20211116.zip

  • DS-790WNを対応機種に追加。

EpsonScanSDK_v10103_20210811.zip
EpsonScanSDK64_v10103_20210811.zip

  • メモリリークを修正。
  • fileNumCounterDigitsに5以上を設定するとハングアップする件を修正。
  • 「Web Extension開発者ガイド」のsizeUserに関する誤記を修正。

EpsonScanSDK_V10102_20210115.zip
EpsonScanSDK64_V10102_20210115.zip

  • DS-531、DS-571Wを対象機種に追加。
  • WebExtensionの機能にスキャナから情報を取得する関数を追加。
  • 検索可能PDF形式で保存した場合、OCRテキストが保存されない件を修正。

EpsonScanSDK_V10100_20201105.zip
EpsonScanSDK64_V10100_20201105.zip

  • Web Extensinを追加。
  • ネイティブ64bitアプリケーション開発に対応。
  • 保存ファイルフォーマットにPNGを追加。
  • 「PDF作成モジュール/ OCRコンポーネント」インストール不要。

EpsonScanSDK_V1064_20191010.zip

  • DS-32000を対象機種に追加。

EpsonScanSDK_V1061_20190208.zip

  • DS-870、DS-970を対象機種に追加。

EpsonScanSDK_V1060_20181116.zip

  • ES-50、ES-60WB/WW、DS-780Nを対象機種に追加。

お申し込み

注意点

ツール/資料のご提供は、法人格を有する組込機器メーカー様やシステム・インテグレーター様などのソフトウェア開発者様向けに限定させていただいております。
本コンテンツでご紹介しました仕様書などは、Windowsのインストーラー形式(msi)にてご提供いたします。zipファイル内にあるmsiの拡張子のファイルを起動しセットアップすることで、Windowsのスタートアップにフォルダーを作成し、その中にファイルを展開する形でご提供します。なお、ご利用の際には、セットアップウィザード内に掲示されます使用許諾契約書をお読みいただき、使用許諾書に同意いただく必要があります。

Epson Scan SDK
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Epson Scan SDK for Linux

概要

SANE APIの知識は不要です。コマンドモードから、定義ファイルに記述したスキャナー制御のパラメーターに従ってスキャン命令を実行できます。パッケージにはスキャナードライバーが含まれています。
定義ファイルに記載するパラメーターでエプソン独自の機能を含んだ大半の機能を使うことができます。また、スキャン中のステータスを受け取ることもできます。保存ファイル形式は以下のフォーマットをサポートしています。

  • JPEG(JFIF)
  • PDF
  • TIFF
  • PNG
  • PNM

サポートするディストリビューション、バージョン、パッケージタイプは以下の表を参照ください。

Distribution Version Package type
Ubuntu 16.04 or later Deb
Linux Mint 18 or later Deb
Debian 8 or later Deb
Fedora 28 or later Rpm
openSUSE 42.3 or later Rpm
CentOS
(Red Hat Enterprise Linux)
6, or later Rpm
Ubuntu MATE 18.04 or later Deb
NeoKylin 7 or later Rpm
GalaxyKylin 4 / 10 or later Deb

Windows環境にインストールしてください。
下記フォルダーにファイルがコピーされます。
%Program Files%\ EPSON\Epson Scan SDK for Linux
詳しくは上記フォルダー内のEpsonScan2LinuxCommandModeDevGuide.pdfをご覧ください。
ドキュメントは英語版のみの提供です。

対象機種

スキャナー開発支援ツール 対象機種一覧表をご確認ください。

変更履歴

ESScanSDKforLinux_v20240724.zip (6.7.65.0)

  • DS-900WNを対象機種に追加。

epsonscan2-bundle-6.7.61.0.x86_64.deb.tar.gz
epsonscan2-bundle-6.7.61.0.x86_64.rpm.tar.gz

  • DS-C420W、DS-C480Wを対象機種に追加。

EpsonScanSDKforLinux-bundle-6.6.40.0.x86_64.deb.tar.gz
EpsonScanSDKforLinux-bundle-6.6.40.0.x86_64.rpm.tar.gz

  • DS-790WNを対応機種に追加。

EpsonScanSDKforLinux-bundle-6.6.2.3.x86_64.deb.tar.gz
EpsonScanSDKforLinux-bundle-6.6.2.3.x86_64.rpm.tar.gz

  • 不具合の修正。
  • UOSをサポートするディストリビューションから除外。

EpsonScanSDKforLinux-bundle-6.6.2.1-3.x86_64.deb.tar.gz
EpsonScanSDKforLinux-bundle-6.6.2.1-3.x86_64.rpm.tar.gz

  • DS-531、DS-571Wを対象機種に追加。

EpsonScanSDKforLinux-bundle-6.6.2.1.x86_64.deb.tar.gz
EpsonScanSDKforLinux-bundle-6.6.2.1.x86_64.rpm.tar.gz

  • 初版

お申し込み

注意点

ツール/資料のご提供は、法人格を有する組込機器メーカー様やシステム・インテグレーター様などのソフトウェア開発者様向けに限定させていただいております。
本コンテンツでご紹介しました仕様書などは、Windowsのインストーラー形式(msi)にてご提供いたします。zipファイル内にあるmsiの拡張子のファイルを起動しセットアップします。なお、ご利用の際には、セットアップウィザード内に掲示されます使用許諾契約書をお読みいただき、使用許諾書に同意いただく必要があります。

Epson Scan SDK for Linux
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Epson Scan SDK For Mobile

概要

Epson Scan SDK For Mobileは、Android™ 、iOS、iPadOS上でスキャナーを活用したアプリケーションを開発するためのライブラリです。ネットワークに接続されたスキャナー(Android™ についてはUSB接続もサポート)に対して以下の制御機能を提供します。

  • スキャン設定の送信
  • スキャン開始 命令の送信
  • スキャナーの状態(ステータス)の取得
  • JPEG、PNM(Netpbm)、PDF形式で保存
  • (注)サポートする保存形式はスキャナーに依存します。APIを利用してスキャナーのサポートする形式を取得可能です。

以下の開発環境をサポートします。

Android™

  • Android™ Studio
  • Java

iOS / iPadOS

  • Xcode® 10.2 or later
  • Objective-C® / Swift®(Objective-C bridgingを利用)

詳しくはインストール後に作成される以下のマニュアルをご覧ください。

保存先:
%Program Files%\ EPSON\Epson Scan SDK for Mobile

ファイル名:
EpsonScanSDKForMobile開発者ガイド.pdf

  • (注)iOS / iPadOS用に開発する場合もWindowsが必要です。
    Windows環境にインストールしてください。
    インストールが終了したら、下記フォルダーからiOS_Sample_and_Library.zipをmacOS環境にコピーし、解凍してお使いください。

インストールフォルダーの解説

インストールされるフォルダーは以下です。
%Program Files%\ EPSON\Epson Scan SDK for Mobile

対象機種

スキャナー開発支援ツール 対象機種一覧表をご確認ください。

変更履歴

EpsonScanSDKforMobile_v1.0.5_20240711.zip

  • DS-900WNを対象機種に追加。

EpsonScanSDKforMobile_v1.0.5_20230509.zip

  • DS-C420W、DS-C480Wを対象機種に追加。

EpsonScanSDKforMobile_v1.0.4_20230124.zip

  • Android™ でUSB接続した時に通信エラーが発生することがある件を修正しました。

EpsonScanSDKforMobile_v103_20211117.zip

  • DS-790WNを対応機種に追加。
  • PDFのサポートを追加。

EpsonScanSDKforMobile_v102_20210928.zip

  • kEPSPowerSaveTimeキーの仕様書誤記を修正。

EpsonScanSDKforMobile_v101_20201225.zip

  • DS-531、DS-571Wを対象機種に追加。

EpsonScanSDKforMobile_v1000_20201105.zip

  • 初版

お申し込み

注意点

ツール/資料のご提供は、法人格を有する組込機器メーカー様やシステム・インテグレーター様などのソフトウェア開発者様向けに限定させていただいております。
本コンテンツでご紹介しました仕様書などは、Windowsのインストーラー形式(msi)にてご提供いたします。zipファイル内にあるmsiの拡張子のファイルを起動しセットアップします。なお、ご利用の際には、セットアップウィザード内に掲示されます使用許諾契約書をお読みいただき、使用許諾書に同意いただく必要があります。

Epson Scan SDK for mobile
申し込みはこちら新規ウインドウで開きます

新規ウインドウで開きますImage kit(株式会社ニュートン製)のご紹介(epson.jpのFAQサイトにリンクします)

TWAINコマンドの規格にあまり熟知されていなくても、取り込み制御値のパラメーターを簡単に設定し、EPSON TWAINドライバを制御するための市販の開発キット・コンポーネントをご紹介します。

  • (注)Xcode、Objective-C、Swiftは、米国およびその他の国で登録されたApple Inc.の商標です。

技術問い合わせ

法人のお客様や開発ベンダー様がご利用・開発されているシステムやアプリケーションにおいて、エプソン製品との連携や組み込みに関するお問い合わせ、ご相談をお受けいたします。

技術的なお問い合わせ入力フォームに必要事項をご入力いただき送信してください。
お問い合わせいただいた内容は、迅速にお返事するよう努めますが、内容によってはお答えできない場合や、1週間程度掛かる場合、メール以外の手段で回答させていただく場合もございますのでご了承ください。

お問い合わせ専用フォームは
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