TRMMとは

日米共同ミッションの熱帯降雨観測衛星(TRMM)に関する基本情報、
TRMMの歴史、衛星やセンサの概要、観測画像の例などをまとめて紹介します。

衛星の概要

TRMM衛星の概要

TRMM衛星には、降雨レーダ(PR)、TRMMマイクロ波観測装置(TMI)、可視赤外観測装置(VIRS)、雲及び地球放射エネルギー観測装置(CERES)、雷観測装置(LIS)という5つの観測センサが搭載されています。そのうち雨を測るセンサは PR、TMI、VIRSの3つですが、それぞれ観測原理や観測幅が異なります。
TRMM 衛星主要諸元
打ち上げ重量 約3.62 t
打ち上げロケット H-II ロケット
打ち上げ時期 1997 年11 月28 日(日本時間)
軌道高度 約350 km(2001年8月24日より402.5km)
軌道傾斜角 約35 度
寸法 打ち上げ時:5.1 m(長さ), 3.7 m(直径)
軌道上:5.1 m(長さ), 14.6 m(パドル方向)
重量 全体:3524 kg, 燃料:890 kg, 乾燥重量:2634 kg
発生電力 850 W(平均)
姿勢制御方式 ゼロモーメンタム三軸姿勢制御方式
データ伝送 NASA の追跡・データ中継衛星(TDRS)を経由
32 Kbps (Real Time), 2 Mbps (Play Back)
ミッション寿命 3 年2 ヶ月
観測機器 降雨レーダ(PR)
TRMM マイクロ波観測装置(TMI)
可視赤外観測装置(VIRS)
雲及び地球放射エネルギー観測装置(CERES)
雷観測装置(LIS)
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