帯状疱疹(たいじょうほうしん)の予防接種について
更新日:2025年10月1日
ID番号: 44078
帯状疱疹とは
- 帯状疱疹は水痘帯状疱疹ウイルスが再活性化することにより、神経にそって、痛みを伴う水疱(水ぶくれ)が現れる皮膚の病気です。
- 合併症のひとつに皮膚の症状が治った後にも痛みが残ることがあり、日常生活に支障をきたすこともあります。
定期予防接種(令和7年度から)
国の方針により、帯状疱疹ワクチンは令和7年4月から定期予防接種になります。
定期予防接種の対象者は、以下のとおりです。
≪対象者≫
過去に帯状疱疹ワクチンを接種していない、以下のいずれかに該当する人(過去に帯状疱疹ワクチンを接種した人は、定期接種の対象外です。)
1. 当該年度に65歳になる人
2. 当該年度に70・75・80・85・90・95・100歳になる人(令和7年度から令和11年度までの経過措置)
3. 100歳以上の人(令和7年度のみ)
4. 60歳以上65歳未満の人で、ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害で日常生活がほとんど不可能な程度の障害を有する人(免疫機能の障害で身障者手帳1級相当)
瀬戸市の帯状疱疹予防接種について
年齢によって自己負担額が異なりますのでご注意ください。
65歳以上の方(年度末年齢) →申込みはこちら
帯状疱疹にかかったことのある人も定期接種対象
過去に帯状疱疹ワクチンを接種した人は、定期接種の対象外
自己負担金免除について
生活保護世帯、中国残留邦人等支援給付世帯の方は、事前申請した場合に限り自己負担金が免除されます。
必ず接種前に、健康課までご申請ください。
<申請の流れ>
1.受給証を用意する。
※(注記)写しの場合は、住所・氏名・生年月日・有効期間が確認できる面をご提出ください。
※(注記)受給証明書の場合は、年度内に発行されたものに限ります。
2.自己負担金免除の申請をする。
・電子申請:あいち電子申請・届出システムより申請する。
・窓口申請:健康課(やすらぎ会館4階)で申請書を記載する。
・郵送申請:以下より申請書をダウンロードし、健康課まで郵送する。
令和7年度 予防接種実費免除申請書(PDF/112KB)
令和7年度 予防接種実費免除申請書(記入例)(PDF/143KB)
※(注記)代理人(同世帯以外の家族または施設関係者等)による申請は委任状が必要です。
下記よりダウンロードしてご記入の上、申請をお願いします。
50〜64歳の方(接種日時点実年齢) →申込みはこちら
※(注記)接種費用は医療機関ごとに異なりますので予約の際にご確認ください。
公費助成を使っての接種は、生ワクチンまたは組換えワクチン(2回まで)のどちらか一方を生涯に一度限りとなります。
接種場所
瀬戸市または尾張旭市内の実施医療機関
令和7年度 帯状疱疹予防接種実施医療機関一覧表(R7.7月時点)(PDF/166KB)
瀬戸市または尾張旭市以外の医療機関で接種を希望する場合
50〜64歳の方
65歳以上で定期以外の方
任意 償還払い 償還払い瀬戸市内または尾張旭市内の実施医療機関以外で予防接種を受けることを希望される場合は、償還払い(予防接種費用の一部金額払い戻し)での対応ができる場合があります。
申請が必要となりますので、健康課(やすらぎ会館)までお問い合わせください。
組換えワクチンの場合は、2回目接種が終了してから、ご申請をお願いします。
【償還払い申請に必要なもの】
・接種した医療機関が発行した領収書 ※(注記)原本
・予防接種の種類と接種日のわかるもの(予診票、済証など) ※(注記)コピー可
※(注記)償還払い申請様式は下記よりダウンロードして申請をお願いします。
令和7年度 瀬戸市予防接種費用助成金交付申請書(PDF/171KB)
令和7年度 瀬戸市予防接種費用助成金交付申請書(記入例)(PDF/238KB)
※(注記)代理人(同世帯以外の家族または施設関係者等)による申請は委任状が必要です。
下記よりダウンロードしてご記入の上、申請をお願いします。
接種までの流れ
1 申込み
事前に健康課に電話または電子申請で申込みをする。(申込みは4月1日から開始)
申込み受理後、2週間程度で帯状疱疹予防接種予診票等を発送します。
(接種後の申請は助成不可です。)
電話での申込み
電話番号 0561-85-5511 (平日 午前8時30分から午後5時15分まで)
電子申請での申込み
あいち電子申請・届出システム(こちらをクリック)
2 予約
予診票到着後、医療機関に予約をする。
3 接種
- 予診票裏面の説明書をよく読み、予診票を記入する。
- 予約日に以下の持ち物を持って、医療機関に出かける。
持ち物:本人確認書類(マイナンバーカード等)、接種費用、予診票(2枚)
- 接種後、医療機関の窓口で自己負担額または助成額を除いた接種費用を支払う。
注意事項
- 組換えワクチンは、免疫を獲得するために、2回接種が必要です。1回目と2回目の接種は、2〜6か月接種間隔を空ける必要があります。
【50〜64歳の方】
- 接種費用は医療機関ごとに異なります。予約時に必ずご確認ください。
- 生ワクチンは約7,000~10,000円程度、組換えワクチンは1回約20,000~30,000円程度かかります。
ワクチンの種類
生ワクチン
乾燥弱毒生水痘ワクチン
(製品名 ビケン)
組換えワクチン
乾燥組換え帯状疱疹ワクチン
(製品名 シングリックス)
接種後1年時点:6割程度
接種後5年時点:4割程度
接種後10年時点:―
接種後1年時点:9割以上
接種後5年時点:9割程度
接種後10年時点:7割程度
病気や治療によって
免疫の低下している方は
接種できません。
免疫の状態に関わらず接種可能※(注記)病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できます。
ワクチンを接種することで一定の予防効果が得られますが、発症を完全に防げるものではありません。また、身体状態によっては接種ができない、あるいは、注意を要する人もいるので、まずは医療機関とよく相談の上で接種するかを判断してください。
ワクチンの安全性
生ワクチン(阪大微研 製品名ビケン)
重大な副反応
アナフィラキシー(頻度不明)、血小板減少性紫斑病(頻度不明)、無菌性髄膜炎(頻度不明)
その他の副反応
主な副反応の発現割合
生ワクチン70%以上
―※(注記)ワクチンを接種した部位の症状 ワクチンメーカーの添付文書より厚生労働省にて作成
組換えワクチン(GSK社 製品名シングリックス)
重大な副反応
ショック(頻度不明)、アナフィラキシー(頻度不明)
その他の副反応
組換えワクチン
そう痒感※(注記)、倦怠感、その他の疼痛
※(注記)ワクチンを接種した部位の症状 ワクチンメーカーの添付文書より厚生労働省にて作成
その他
- 帯状疱疹ワクチンは医師が特に必要と認めた場合に、インフルエンザワクチンや新型コロナワクチン等と同時接種が可能です。
- 生ワクチンについては、他の生ワクチンとは、27日以上の間隔を置いて接種してください。
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