沿革
国産初の板ガラス製造を原点に産業・社会の発展を支える素材の提供を通じて成長してきたAGCの進化の系譜
●くろまる 企業経営の歴史 ■しかく 製品・技術の歴史
1907-1950年代
1907年
●くろまる兵庫県尼崎にて旭硝子株式会社を創立
1909年
■しかくベルギー式手吹円筒法により日本で初めて板ガラスの工業生産を開始
1914年
●くろまる英国向けに初めて板ガラスを輸出
1916年
■しかく溶解窯に用いる耐火煉瓦の長寿命化に向けて自社生産を開始
1917年
●くろまる本社を東京へ移転
1917年
■しかく板ガラスの主原料であるソーダ灰の自社生産を開始
1925年
●くろまる中国に昌光硝子を設立。旭硝子初の海外ビジネスがスタート
1928年
■しかくフルコール式による普通板ガラスの生産を開始
1933年
●くろまる創立25周年を記念し、財団法人旭化学工業奨励会(現旭硝子財団)を設立
1933年
■しかくアンモニア法による苛性ソーダの生産を開始
1937年
●くろまる東京株式取引所に株式上場
1938年
■しかく強化ガラス、合わせガラスの生産を開始
1939年
■しかく伊保工場にて耐火煉瓦の生産を開始
1952年
●くろまるインドネシアと電解苛性ソーダのプラント輸出契約を締結
1954年
■しかく複層ガラス「ペヤグラス®」の生産を開始
1955年
●くろまる品質管理の技法をいち早く導入し、デミング賞実施賞を受賞
1954年
■しかくテレビのブラウン管用ガラスバルブの生産を開始
1956年
●くろまるインドにガラス製造会社を設立。民間他社に先駆けて海外事業を展開
1956年
■しかく需要急増に応えて自動車用加工ガラス事業に本格進出
1957年
●くろまる創立50周年を記念し、財団法人旭硝子奨学会を設立
1960-1990年代
1961年
■しかくプロピレンオキサイド・プロピレングリコールの生産を開始
1964年
●くろまるタイの板ガラス市場に参入
1966年
■しかく平坦で大きなガラスをつくれる新技術・フロート法による板ガラスの生産を開始
1972年
●くろまるインドネシアでガラス事業を開始
1972年
■しかく撥水撥油剤「アサヒガード®」を開発
1975年
■しかく苛性ソーダ製造用のイオン交換膜「フレミオン®」電解法を開発
1980年
■しかくイオン交換膜法による新電解技術「AZECシステム」を開発
1981年
●くろまるベルギーのGlaverbel社を買収。欧州の板ガラス市場に本格参入
1982年
■しかく塗料用フッ素樹脂「ルミフロン®」の生産を開始
1985年
●くろまる米国の自動車用ガラス事業に本格参入
1986年
●くろまるインドネシアでのクロールアルカリ事業に本格参入
1990年
■しかく透明フッ素樹脂「CYTOP®」を開発
1995年
■しかくTFT液晶用ガラスの生産を開始
1997年
●くろまるロシアのガラス市場に参入
2000年代
2002年
●くろまるグループビジョン "Look Beyond"を策定。カンパニー制を導入
2005年
■しかく自動車ドア用赤外線カットガラスの販売を開始
2007年
●くろまる創立100年を機にグループブランドを「AGC」に統一
2008年
■しかく高機能フッ素樹脂フィルム「アフレックス®」が北京開催の世界的スポーツイベント施設に採用
2011年
■しかくスマートフォン・タブレット向けガラス「Dragontrail®」を全世界に向けて販売を開始
2011年
■しかく自動車ドア用強化ガラス「UVベール Premium Cool on®」の販売を開始
2013年
●くろまる"南米で最も環境にやさしい"ブラジル工場が竣工。ブラジルの板ガラス市場に参入
2013年
●くろまる東南アジア地域での事業拡大を見込みシンガポールに地域統括拠点を設置
2016年
●くろまるモロッコに自動車用ガラス生産拠点を設置
2016年
●くろまるインド・ドバイに情報収集・マーケティング拠点を設置
2017年
■しかくEUV露光用フォトマスクブランクスの生産を開始
2018年
●くろまる日・米・欧のバイオサイエンス事業を統合し、AGC Biologicsとして一体運営を開始
2018年
●くろまる旭硝子株式会社からAGC株式会社に社名を変更
2021年
●くろまる経営方針 AGC plus 2.0がスタート