AGCが描くコックピットの未来

従来のHUD(ヘッドアップディスプレイ)がドライバーの前面ガラスの一部に映像を投影するのに対し、AGCの「黒セラ用 P偏光HUD」はウィンドシールド下部の黒色印刷部分に映像を投影し、"ウィンドシールド全幅のディスプレイ化"を可能にします。

独自に開発したコーティングを投影部に施すことで、通常は反射率の低いP偏光成分の反射率を向上させ、いかなる状況下でも視認可能なHUDを提供します。また、メータークラスターの代替にもなり、先進的でスッキリとしたコックピットを実現します。

AGC独自のガラス加工技術であるFeelInGlass^®を適用し、P偏光HUDによる映像投影する新しい受像部材を提案します。

ダッシュボードとのシームレスなディスプレイの統合による新たな内装デザインを実現しつつ、バーチャルイメージの投影により従来ディスプレイよりも長い焦点距離および視野角を高精細な投影像で実現し、ドライバーおよび乗客の安全性・快適性にも貢献します。

ガラスの質感や美観、機能性を最大限に活かしたAGCの「加飾ガラストリム」は、車内のHMI(ヒューマンマシンインターフェース)に新しい可能性をもたらします。

加飾パターンが施されたAGCの「加飾ガラストリム」と照明モジュールを組み合わせることで、より上質で洗練されたダッシュボードを演出します。また、高い耐久性を持つため、長期間にわたって美しい外観を維持します。

ダッシュボードだけでなく、様々な部位にも幅広く適用が可能です。

デザイン性の高い薄型・狭額縁ディスプレイを実現する、高強度ガラスです。立体成形技術による、滑らかな曲面形状を実現します。また、指紋付着防止コート加工により、指紋が付きにくく、美観を維持します。

内装材として求められる高い安全性も確保しています。(Head Impact Testによる要件への合格など、AGC独自の安全性マネジメントを実施)

コックピット空間でのデザイン性の高い、加飾ディスプレイの可能性を追求しています。

特殊透過印刷フィルムにより、60%以上の光透過率を確保するので、加飾フィルムの意匠性は損なわれずに、ディスプレイ映像の高い色再現性を実現します。

透明μLED封入サイドウィンドウガラスは、車室内での過ごし方を変える新しいコミュニケーション&エンターテイメントツールです。

AGCの技術を駆使し、透明μLEDディスプレイパネルを車用安全ガラスに封入。ディスプレイはタッチパネル機能も備え、直接操作が可能です。昼間でも高い輝度と視認性を提供し、背景をくっきりと見せます。

また、AGCの調光フィルムと組み合わせることでプライバシー保護と鮮明な映像を実現。リアドアガラスをディスプレイとして活用しながら、広々とした車内空間を提供します。

*透明μLEDディスプレイパネルはAUO社より提供いただいています。