毎年恒例の科学技術週間に伴う春の一般公開が、4月19日(土)に開催されました。当センターでは、昨年と同様、参加者の皆さんと直接会話しながら進めていくという、サイエンスカフェ方式の講演会を行いました。今回は、副センター長の井上が「埋立処分場の未来形−埋立処分の歴史と課題−」というテーマで、また国際資源循環研究室長の寺園が「見直そう!暮らしとリサイクル−ペットボトルの一生から考える−」というテーマで講演を行いました。以下、当日の講演会の模様をお伝えしたいと思います。
この講演では、日本のごみ処理の歴史を辿りながら、埋立処分の現状と課題について考えていきました。実際の処分場の写真を多く用いての説明でしたので、埋立処分場を見たことがないという方にもイメージしやすかったのではないでしょうか?また、循環型社会を目指す上で、どんなごみ処理を目標とすべきか、未来型埋立地とはどのようなものかについても解説を行いました。講演終了後、参加者の皆さんからは「処理処分の歴史の流れがきちんと分かって面白かった」「未来型埋立地についてもっと話を聞いてみたかった」などの意見が聞かれました。
[画像:環環ナビゲーター:りえ]
次の一般公開は7月26日(土)に開催されます。私たちの行っている研究をできるだけ分かりやすく、楽しく紹介できるよう、様々な催しを用意して、皆さんの来場をお待ちしています。今回来場して下さった方も、おいで頂けなかった方も、ぜひ遊びにいらしてください。