双葉郡8町村、さらには福島県の復興のために、放射性物質に汚染された廃棄物の問題をできるだけ早く解決する必要があります。
10万Bq/kg以下の廃棄物は、管理型処分場で安全に処分することができるため、大量の特定廃棄物が発生している双葉郡にあり、十分な容量を有している既存の管理型処分場(旧フクシマエコテッククリーンセンター)を活用して、速やかに埋立処分を実施していきます。
埋立処分は、放射性物質汚染対処特別措置法に基づき、国の事業として責任を持って行います。
環境省は平成28(2016)年4月にこの処分場を国有化し、平成29(2017)年11月より廃棄物の搬入を開始しました。
令和5(2023)年10月末が特定廃棄物の最終埋立日となり無事終了しました。令和9(2027)年11月頃までは、双葉郡8町村の生活ごみの埋立てを継続します。
事業の実施においては、周辺環境への配慮、多重の安全管理、迅速な情報公開等に積極的に取り組んでいます。
廃棄物の処理フロー
平成28年6月27日
管理型処分場の周辺地域の安全確保に関する協定書について締結しました。
平成28年6月15日
井上環境副大臣は福島県を訪問し、管理型処分場を活用した特定廃棄物の埋立処分事業に関して、松本楢葉町長と面会し、安全協定の早期締結について要望しました。
平成28年4月21日
井上環境副大臣が福島県を訪問し、管理型処分場を活用した特定廃棄物の埋立処分事業に関して、宮本富岡町長、松本楢葉町長と面会し、既存管理型処分場について、土地及び不動産の売買契約を締結したことなどを報告しました。
平成27年12月4日
丸川環境大臣、井上環境副大臣及び若松復興副大臣が福島県を訪問し、管理型処分場を活用した特定廃棄物の埋立処分事業に関して、内堀福島県知事、宮本富岡町長、松本楢葉町長と面会しました。
福島県、富岡町及び楢葉町から、既存の管理型処分場を活用した特定廃棄物の埋立処分事業について容認するご決断をいただきました。
平成27年11月16日
丸川環境大臣、井上環境副大臣及び若松復興副大臣が福島県を訪問し、平成27年8月の福島県・富岡町・楢葉町からの申入れ等を踏まえた、管理型処分場を活用した特定廃棄物の埋立処分事業に係る対応について説明しました。
平成27年8月25日
望月環境大臣、小里環境副大臣及び浜田復興副大臣が福島県を訪問し、管理型処分場を活用した特定廃棄物の埋立処分事業に関して、内堀福島県知事、宮本富岡町長、松本楢葉町長から申入れを受けました。
平成27年7月19日、20日
楢葉町民の方々を対象に「特定廃棄物の埋立処分計画に係る説明会」を開催しました。
平成27年6月27日、28日
富岡町民の方々を対象に「特定廃棄物の埋立処分計画に係る説明会」を開催しました。
平成27年6月5日
望月環境大臣、小里環境副大臣が福島県を訪問し、管理型処分場を活用した特定廃棄物の埋立処分事業に係る対応について説明しました。
平成26年6月8日、14日、15日
富岡町民の方々を対象に「特定廃棄物の埋立処分計画に係る説明会」を開催しました。
平成26年4月19日、20日
楢葉町民の方々を対象に「特定廃棄物の埋立処分計画及び楢葉町内の災害廃棄物等仮設焼却炉の設置に係る説明会」を開催しました。
平成26年4月5日
井上環境副大臣が福島県を訪れ、富岡町長及び楢葉町長と会談し、フクシマエコテッククリーンセンターを活用した埋立処分計画案の見直しに関する説明を行いました。
平成26年3月27日
石原環境大臣及び井上環境副大臣が、根本復興大臣とともに、福島県を訪れ、平成26年2月12日の福島県知事の申入れ「中間貯蔵施設計画案・管理型処分場活用計画案の見直しについて」の回答を行いました。
平成26年2月12日
佐藤福島県知事から、環境省及び復興庁に対して、管理型処分場敷地内に計画している固型化施設等関連施設を楢葉町に配置すること等を求める「中間貯蔵施設計画案・管理型処分場活用計画案の見直しについて」の申入れがありました。
平成25年12月14日
石原環境大臣及び根本復興大臣が福島県を訪れ、中間貯蔵施設の設置及び管理型処分場(フクシマエコテッククリーンセンター)の活用の受入れに係る要請を行いました。