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利用者:風の花/山田八幡神社

山田八幡神社の本殿
山田八幡神社
所在地 兵庫県淡路市山田乙178
主祭神 応神天皇 ほか
社格 村社
例祭 10月第2日曜日(本宮)
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山田八幡神社(やまだはちまんじんじゃ)は、兵庫県 淡路市山田乙にある八幡神社である。旧山田村三カ村(山田中村・高山村・入野村)の産土神として祀られ、里民の信仰を集めている[1]

由緒

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旧記によれば、山田八幡神社は都志八幡神社から奉迎された御分霊を勧請して創建されたと伝えられている[2] 。御鎮座以来、山田中村・高山村・入野村三カ村の産土神として厚く崇敬されてきたとされる[3]

祭礼

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秋季例祭は毎年10月第2日曜日に本宮が執り行われ、その前日の土曜日に宵宮が行われる[4] [5] 。祭礼には山田中村・高山・入野の3地区のだんじりが参加し、本宮では神事ののち、だんじりの巡行が行われる[4]

宵宮

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宵宮では、3地区のだんじりが灯りをともして宮入し、本殿前の広場で練りや妙技を奉納する[4] [6] 。だんじりには若者たちが担ぎ手として付き、掛け声と太鼓の囃子に合わせて差し上げや回転などを行う[7]

つかいだんじり

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山田八幡神社の秋季例祭では、「つかいだんじり」あるいは「遣いだんじり」と呼ばれるだんじり芸能が奉納される[8] [4] 。屋根彫刻を備えた屋根だんじりを担ぎ棒で担ぎ、差し上げや回転、揺さぶりなどの所作を組み合わせて奉納する点に特色があり、淡路島における担ぎ系だんじり芸能の代表例とされている[8]


周辺

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神社は淡路市山田地区の丘陵地に位置し、周囲には田畑や集落が広がる[9] 。近隣には室津や都志方面を結ぶ道路が通じており、淡路島西海岸と内陸部とを結ぶ位置にある[4]

アクセス

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自動車
神戸淡路鳴門自動車道津名一宮インターチェンジから県道66号を南下し、淡路市中田付近で西へ折れて山田方面に進むと、約20分で到着する[10]
公共交通機関
淡路交通バス西浦線の「山田」停留所から徒歩圏内に位置するが、本数が限られるため祭礼見物の際は時刻表の確認が必要である[11]

つかいだんじり

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山田八幡神社の秋季例祭におけるつかいだんじりの奉納は、高山地区のだんじりのみが担っている[12] 。山田および入野の2地区のだんじりは、分厚い布団を積み重ねた布団だんじりであり、つかいだんじりの妙技は行わず、練りや巡行を中心とした参加形態となっている[13]

関連項目

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脚注

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  1. ^ 山田八幡神社境内案内板(2025年12月6日閲覧)。
  2. ^ 山田八幡神社境内案内板(2025年12月6日閲覧)。
  3. ^ 同上。
  4. ^ a b c d e "山田八幡神社 遣いだんじり". 兵庫県. 2025年12月9日閲覧。
  5. ^ "山田八幡神社/10月:秋祭り". 淡路島観光協会. 2025年12月9日閲覧。
  6. ^ "ケルトあわじ 第125号". 兵庫県立淡路文化会館 (2020年10月). 2025年12月9日閲覧。
  7. ^ "ケルトあわじ 第125号". 兵庫県立淡路文化会館 (2020年10月). 2025年12月9日閲覧。
  8. ^ a b 兵庫県歴史文化遺産活用事業『淡路島の民俗芸能I ―ダンジリと芸能―』、兵庫県歴史文化遺産活用活性化実行委員会、2013年。
  9. ^ 山田八幡神社境内案内板(2025年12月6日閲覧)。
  10. ^ "山田八幡神社". 兵庫県神社庁. 2025年12月9日閲覧。
  11. ^ "山田八幡神社/10月:秋祭り". 淡路島観光協会. 2025年12月9日閲覧。
  12. ^ 山田八幡神社のつかいだんじり(2024年版)。
  13. ^ 同上。

外部リンク

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