重要なクラス
このセクションでは、Unity でよく使われる重要なビルトインクラスのうち、スクリプトを作成する際に使用したいクラスの概要を説明します。
これらのページは、Unity でのスクリプトの基本を知るための出発点となるものであり、Unity のすべてのクラスを網羅しているわけではありませんし、紹介するクラスのすべてのメンバーを含んでいるわけでもありません。
すべてのビルトインクラスと利用可能なすべてのメンバーのより完全なリファレンスについては、スクリプトリファレンス を参照してください。
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GameObject: シーンに存在するオブジェクト型を表します。
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MonoBehaviour: デフォルトで、すべての Unity スクリプトが派生する基本クラスです。
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Object: Unity がエディターで参照できるすべてのオブジェクトの基本クラスです。
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Transform: ゲームオブジェクトの位置、回転、スケールをスクリプトで操作したり、親または子のゲームオブジェクトとの階層的な関係を操作したりする、様々な方法を提供します。
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Vectors: 2D、3D、4D の点、線、方向を表現し、操作するためのクラスです。
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Quaternion: 絶対的または相対的な回転を表すクラスで、その作成と操作のためのメソッドを提供します。
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ScriptableObject: 大量のデータを保存するためのデータコンテナです。
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Time (及びフレームレート操作: Time クラスは、時間の計測や制御、プロジェクトのフレームレートの管理を行うことができます。
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Mathf: ゲームやアプリケーションの開発で必要とされる三角関数や対数関数など、一般的な数学関数を集めたものです。
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Random: 一般的に必要とされる様々な種類の乱数値を簡単に生成する方法を提供します。
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Debug: エディター上で情報を視覚化し、実行中のプロジェクトで何が起こっているのかを理解したり調査したりするのに役立てます。
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Gizmos と Handles: シーンビューやゲームビューに線や図形、インタラクティブなハンドルやコントロールを描きます。