(広島市中区基町9-32)
太田川は、中国山地の冠山(廿日市市吉和、標高1,339m)を源流とし、上流域から中流域にかけて幾筋もの川と合流して瀬戸内海に流れ込む長さ103kmの一級河川である。下流域では、猿猴川,京橋川,元安川,本川(旧太田川),天満川,太田川放水路の6つの川に分かれ、水都・広島のデルタが形作られている。
水質データ提供地点の戸坂取水口は河口から約8km上流左岸にあり、ここから取水された原水は約3.6kmの導水管を経て牛田浄水場で浄水処理され、広島市東部地域及び安芸郡府中町・坂町へ給水されている。戸坂取水口の位置する中流域(行森川合流地点〜祇園水門)は、昭和60年に環境庁(当時)の名水百選に選ばれ、良好な水質は現在も維持されている。
毎月1回
5リットル容ステンレスジョッキで表層水を採水。
● 現在の測定項目
pH 値,アルカリ度,電気伝導度,溶存酸素,酸素飽和度,水温,浮遊物質,蒸発残留物,全リン,アンモニア性窒素(NH4-N),硝酸+亜硝酸,溶存マグネシウム,溶存フッ素,溶存ナトリウム,溶存カルシウム,塩化物イオン,ナトリウム吸着比,全有機炭素,生物化学的酸素消費量,化学的酸素消費量,大腸菌,大腸菌群,総アルミニウム,総ヒ素,総ホウ素,総カドミウム,総クロム,総銅,総鉄,総鉛,総マンガン,総水銀,総ニッケル,総セレン,総亜鉛,フェノール類,ベンゼン
● 2020年度より測定を中止した項目
硫酸塩,溶存カリウム
● 2021年度より測定を中止した項目
溶存態有機炭素,懸濁態有機炭素,溶存態有機窒素,溶存態全リン,溶存カドミウム,溶存セレン,溶存鉛,溶存ヒ素,溶存クロム,溶存ホウ素,溶存亜鉛,溶存アルミニウム,溶存鉄,溶存銅,溶存マンガン,溶存ニッケル