第46回環境システムシンポジウム
((社)日本環境アセスメント協会 平成27年度公開セミナー)
東日本大震災復興における環境配慮
東日本大震災において特に津波被害を被った市町村では,その中心市街地を含めた区域が壊滅的な被害を受け,現在復興の途上にあります。この復興段階において,ハード,ソフトの環境技術を導入した先進的取り組みとして国が政策的に進める「環境未来都市」の中に被災地の地域も指定を受けています。復興に着手して数年のため,その効果については未知数の部分も多いはずですが,これら地域でのチャレンジングな取り組みや考え方を,他の復興地域に広げることが必要と考えます。さらに,これらの取り組みによる知見は,地域再生を進める地方の取り組みにも波及効果があると考えられます。
このシンポジウムでは,まちづくりや環境問題に関わりのある多くの方が,先進的取り組みの考え方やベースにある技術,現場での実践について講演と総合質疑によって,より深く理解するとともに,問題点とその解決の方向性を議論して,震災復興だけでなく地方再生にもつながる環境配慮について認識を共有できることを目指したいと考えています。
記
●くろまる主催 公益社団法人土木学会(環境システム委員会)
●くろまる共催 一般社団法人日本環境アセスメント協会
●くろまる日時 平成28年 2月25日(木) 13:30〜16:30
●くろまる場所 土木学会講堂
JR,東京メトロ・四ツ谷駅より徒歩3分。詳細は下記URLで確認ください。
http://www.jsce.or.jp/contact/map.shtml
●くろまる参加費 無料
●くろまる定員 100名
●くろまるプログラム(講演題目,発表者は予定です。都合により変更する場合がありますがご了承ください)
13:30〜13:35 開会挨拶(土木学会環境システム委員会)
13:35〜14:00 「環境未来都市」構想について(レジリエンス向上に向けて)
高畠 昌明(内閣府地方創生推進室参事官)
14:00〜14:30 「環境未来都市」の戦略的取り組みと震災復興
藤田 壮(国立研究開発法人国立環境研究所社会環境システム研究センター長)
14:30〜14:55 東松島の復興まちづくり 〜あの日を忘れず ともに未来へ 東松島一心〜
高橋 宗也(宮城県東松島市復興政策課長兼環境未来都市推進室長)
15:05〜15:30 岩手県大槌町における復興の課題と環境配慮
三浦 一彦(鹿島建設株式会社環境本部環境ソリューショングループ担当部長)
15:30〜15:50 「復興アセスのすすめ」について
河合 徹(一般社団法人日本環境アセスメント協会理事・八千代エンジニヤリング株式会社総合事業本部環境計画部専門部長)
16:00〜16:25 総合質疑
16:25〜16:30 閉会挨拶((社)日本環境アセスメント協会)
●くろまる申込方法
土木学会ホームページ(http://www.jsce.or.jp/event/active/information.asp )より専用フォームにてお申込下さい。申込みが完了すると確認メールが届きます。そのメールが参加券になりますので、印刷して当日ご持参下さい。
●くろまる申込締切
2月22日(月)17:00
●くろまる問い合わせ(内容等):和歌山工業高等専門学校環境都市工学科 鶴巻峰夫
E-mail:tsurumaki@wakayama-nct.ac.jp
●くろまる問い合わせ(手続き等):土木学会事務局研究事業課 (当行事担当:尾崎史治)
TEL:03-3355-3559【課直通】
住 所 〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目(外濠公園内)
●くろまるCPD:このセミナーは建設系CPD協議会の認定プログラムです。(手続き中)