事故や急病人が発生した際に緊急対応するために
ガソリンスタンドは、人や車の往来の多い場所に立地しているので、周辺で交通事故が発生したり、具合の悪くなった人が駆け込んでくる可能性があります。こういった万一の事態が発生した場合に、119番通報をすることはもちろんのこと、SS従業員が具体的に応急処置などができるよう、消防署が行う「普通救命講習」を受講することを推進しています。
大分県石油商業組合では、地域の消防署が実施する
「普通救命講習」の受講を支部ごとに設定し、順次行っています。
重大な傷病発生時に、救命講習を受けていて心肺蘇生や止血の方法を実習していれば、救急車が到着するまでの間、すぐに適切な処置をほどこしたうえで救急隊員に引き渡すことができます。この処置が救命率を大きく向上させます。
(講習内容) ■しかく応急手当の基礎知識 ■しかく心肺蘇生法 ■しかく大出血時の止血法 など
119番が通じたら、
次のことをあわてないではっきり伝える。
?所番地とだれでもわかるような目標があれば、
それを伝える。
?どうしてけがをしたのか、
またはどんな状態で発病したのかを話す。
?今、どんな状態であるか、
見たままの状態を簡単に話す。
けが人がたくさんいたら、それを忘れずに話す。
あとは係員の質問にはっきり答える。
?傷病者が複数いる時は、その人数を話す。
サイレンが聞こえたら、できるだけ
案内する人を出して誘導する。
現場に到着した救急隊員に、
次のようなことを連絡する。
?救急隊が到着するまでの容体の変化。
?あなたが傷病者のために行った
応急手当の内容。
?もし持病があればその病名や
かかりつけの病院など。