MMC-MIG ニュース 平成20年7月号

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[No.2008-07] 2008年7月17日発行


ニ ュ ー ス 目 次
ニ ュ ー ス 本 文


1 BEANSプロジェクトスタート(7月1日、7月14日)

6月30日付で異分野融合型次世代デバイス製造技術開発プロジェクト(通称:BEANSプロジェクト)が正式にスタートしました。同時に7月1日付けで、BEANSプロジェクトを推進するためのBEANS研究所が(財)マイクロマシンセンター(MMC )内に発足いたしました。
プロジェクトはBEANS研究所所長 遊佐厚をプロジェクトリーダー(PL)に、東京大学教授藤田博之様、立命館大学教授木股雅章様がサブPLを務め、研究開発を推進するLife BEANSセンター、3D BEANSセンター、Macro BEANSセンターを設立しました。この3つのBEANSセンターには、MMC、東京大学、九州大学、(財)無人宇宙実験システム研究開発機構(USEF)、及び産業技術総合研究所から研究者が集結し研究を進め、PLの下に企業経験者が研究マネジメントに加わる産学連携の新しい取り組みで推進していきます。MMCのBEANS研究所には18の企業から研究者が出向し、各BEANSセンターで研究に従事するとともにPLの活動を支援し、プロジェクト業務の本部をセンター内に置き、研究拠点として東京大学生産技術研究所内にLife BEANSセンター(一部は九州大学)及び3D BEANSセンターを設け、産業技術総合研究所内にMacro BEANSセンターを設けて研究開発を実施いたします。スタートの7月1日は、MMCテクノサロンにおいて企業からの研究出向者等約40名の辞令交付、BEANS研究所長(遊佐 厚)の訓示並びに関係者約70〜80名の参加で発足祝賀パーティーが行われました。また、BEANSプロジェクト全体のキックオフパーティーが7月14日に東京大学生産技術研究所内で行われ、遊佐 厚プロジェクトリーダーの開会挨拶に続き、来賓として参列いただきました経済産業省プロジェクト関係課長及びNEDOプロジェクト担当部長からご挨拶をいただきました。そして、プロジェクト実施者として当センター野間口 有理事長より実施者代表挨拶が行われました。キックオフパーティーは関係者(METI、NEDO、MMC、大学、USEF、企業)約140名が参加され盛大に行われました。関係各位に対し感謝申し上げますと共に今後ともご支援よろしくお願いします。

プロジェクト合同委員会
野間口理事長(左)と遊佐PL
パーティ参加者

2 第15回マイクロナノ先端技術交流会の開催(6月24日)

第15回マイクロナノ先端技術交流会が、6月24日(火)に、(独)産業技術総合研究所の伊藤寿浩グループ長、神戸大学大学院の磯野吉正教授を講師に迎えて、MMCテクノサロンで開催されました。
参加者は24名で、活発な質疑がなされました。
講演内容は次のとおりです。
(1)独立行政法人産業技術総合研究所 先進製造プロセス研究部門
ネットワークMEMS研究グループ グループ長 伊藤寿浩 氏
演題:「常温接合によるデバイス実装とネットワーク MEMSへの展開」
概要:表面活性化接合法を用いた実装技術としてCu-Cuバンプレス接合や常温封止接合などについて、最新の技術の状況が紹介されました。また、ユビキタスセンサネットワーク用のMEMSデバイス(ネットワークMEMSデバイス)およびそれを用いたセンサネットワークシステム 開発のプロジェクトについて紹介し、ネットワークMEMSデバイスを実現するための実装技術についての講演をいただきました。

(2)神戸大学大学院 工学研究科機械工学専攻 教授 磯野 吉正 氏
演題:「高性能MEMSのためのナノエンジニアリング」
概要:MEMSの研究の流れを概観し、ナノ構造を含んだ高性能MEMSを実現する上で重要となる、ナノスケール要素の加工法(走査型プローブナノリソグラフィ技術)、ナノ材料物性評価技術(MEMSを利用した実験ナノメカニクス技術)、及び応用デバイスとして、ナノギャップを有する静電駆動式MHz帯シリコン共振器、単電子トランジスタの開発状況が紹介されました。

なお、講演終了後、講師の伊藤寿浩グループ長、磯野吉正教授を囲んだ技術相談・交流会がマイクロマシンセンター会議室で行われ、和やかなうちに閉会いたしました。
次回の第16回マイクロナノ先端技術交流会は、10月中旬に開催する予定です。

3 日韓中標準化ワークショップの開催(6月20日)

日韓中MEMS標準化ワークショップは、日本、韓国、中国の3ヶ国におけるMEMS標準化に関する情報交換・協力推進の場として2005年に東京で第1回が開催され、2006年は韓国の慶州、2007は北京で開催されました。第4回となる本年は日本で、IECのMEMS標準化会議に合せて以下の要領で開催されました。四川大地震の影響で中国からの出席がなかったのは残念でしたが、MEMS分野の標準化において活発なわが国と韓国の間での情報交換ができ、また、企業からの多数の参加を得て、MEMS分野の標準化活動について知ってもらうことができ、有益な場となりました。
◇日時;2008年6月20日(金) 13:00〜17:00
◇場所;社団法人 電子情報技術産業協会 503会議室
◇プログラム、公演内容
(1)Sekwang Park (韓国 Kyungpook National Univ.);MEMS Road MAP in Korea
MEMS/NEMS関係の標準化の現状と韓国における標準化研究の方向について講演しました。 MEMS関係の今後の方向性(パッケージ、センサデバイス、フレキシブルデバイスの評価、信頼性が注目される標準化項目として挙げられました)について紹介しました。
(2)土屋智由(京都大学);MEMSデバイス機構材料の寿命加速試験法
これまでわが国で実施した材料評価関係の標準化プロジェクトと国際標準規格化の状況を紹介した後に、現在実施中の加速寿命試験標準化プロジェクトについて進捗を報告するとともに検討中の標準化規格案について紹介しました。
(3)N. K Lee(韓国産業技術研究院);. Micro FLD(Forming Limit Diagram) Test Method
ナノインプリント用材料の延性を評価するための (Forming Limit Diagram (FLD) Test)について講演しました。固定した薄膜を半球状の治具で押し込み、その変形を評価するものです。講演では測定原理とCCDカメラによる試料上に形成したグリッドの計測による変形測定法について紹介しました。本試験法は国際標準としてIECへの提案が予定されています。
(4)肥後矢吉(東京工業大学);MEMSデバイス機構材料の特性評価試験用校正試料
薄膜材料試験装置の較正のために用いられる標準材料の開発について講演しました。安定で均一、低弾性率、高強度の材料として金属ガラス材料を提案し、その安定な弾性特性を確認しています。また、標準材料として重要な加工の影響、較正用試験片の形状の検討について報告しました。

4 マイクロナノ2008の開催せまる

マイクロナノ分野の最新技術動向、産業動向が一望でき、国内外からのマイクロナノ関連団体・企業の効率の良いビジネス交流ができる場である、マイクロマシンセンター主催の総合イベント「マイクロナノ2008」が、いよいよ7月29日(火)から4日間、東京ビッグサイトを主会場として開催されます。
「マイクロナノ2008」は、世界最大規模のMEMS、ナノテク、超精密・微細加工、バイオに関する国際専門見本市である「第19回マイクロマシン/MEMS展」(7月30日(水)〜8月1日(金)の3日間:会場は東京ビッグサイト西1・2ホール)の他、国内外の第一線で活躍する専門家によるMEMS・ナノテクノロジーに関する最新情報が提供される「第14回国際マイクロマシン・ナノテクシンポジウム」(7月29日(火):会場は東京ベイ有明ワシントンホテル「アイリス」)をはじめ、展示会場内に設けた特設会場において「日独マイクロナノ・ビジネスフォーラム」(7月30日(水))、「ファインMEMSプロジェクト成果発表会」(7月31日(木))、「MEMSフォーラム」(8月1日(金))と、連日多彩なプログラムが開催されます。
なお、「第19回マイクロマシン/MEMS展」に先立って7月29日(火)に開催する「第14回国際マイクロマシン・ナノテクシンポジウム」では、異分野融合が進むMEMSにスポットを当て、LSI/MEMS集積化の取組みとその応用、さらに次世代技術としてのBEANS(Bio Electromechanical Autonomous Nano Systems)のプロセス技術とその展望についての先端技術情報が提供されますので、その上で「第19回マイクロマシン/MEMS展」にご来場いただくことによって、より効果的にマイクロナノ分野(マイクロマシン、MEMS等)のマイクロナノ分野の最新技術動向、産業動向が一望できることにしております。
「マイクロナノ2008」の各プログラムの詳細は、≪イベント開催案内≫をご覧下さい。

5 MEMS-ONEプロジェクトが事後評価で最高の評価を得る

NEDO技術開発機構から委託を受け、財団法人マイクロマシンセンターほかソフトベンダー等5社および産業技術総合研究所が共同で実施した「MEMS用設計・解析支援システム開発プロジェクト(略称:MEMS-ONEプロジェクト)」のNEDO事後評価結果が公表されました。
評価は、次の四つの視点から行われ、本プロジェクトは、総合判定で「優良」の評価を獲得しました。
(1)事業の位置づけ・必要性
(2)研究開発マネジメント
(3)研究開発成果
(4)実用化・事業化の見通し
とりわけ、(3)の研究開発成果においては"ナノインプリント解析、プロセス逆問題解析、知識データベースの開発などは世界初の技術"との評価を得、また(4)の実用化の見通しについては"明確である"との評価とともに、その成果の更なる発展が期待できるとの評価を得ました。
また、先般実施されたNEDO主催の記者説明会においては、優れたプロジェクトの代表例として選定され、本プロジェクトの成果と今後の展開に関する概要説明がなされました。
なお、本件の詳細は、NEDOホームページ「平成19年度事後評価結果のご紹介」をご覧下さい。
( http://www.nedo.go.jp/informations/press/kaiken/200527/200527.html )
最後で恐縮ですが、MEMS-ONEプロジェクト関係者各位のご協力およびご支援に対し、深く感謝すると共に、この場をお借りして厚くお礼申し上げる次第です。

6 IEC/TC47/WG47のSC昇格及び幹事国取得と東京会議報告

(1)IEC/TC47/WG47のSC昇格及び幹事国取得
MEMSの標準化を審議していますIEC/TC47/WG4を、SC(Subcommittee 分科委員会)に昇格する提案は、TC47ツールーズ会議(2007.11開催)で日本が行い、出席者全員の賛同を得ましたが、TC47の全PメンバにSC昇格の賛否と新SCへのPメンバー参加、幹事国引受けを問うQ文書が3/14回答期限で回付され、賛成13カ国、新SCへの参加Pメンバー9カ国(中、独、仏、伊、日、韓,蘭、露、米)で承認されました。幹事国引き受けには日本と韓国が立候補しました。
これをうけてTCの上の組織であるSMB(標準管理評議会)メンバーに対しSC昇格承認と、幹事国投票のQP文書が5/28回答期限で回付されました。韓国は途中で幹事国立候補を取り下げました。結果は反対なしでSC昇格と日本への幹事国割り当てが承認されました。
新SCのネーミングはSC47F(Micro-electromechanical systems)です。
マイクロマシンセンターはJISC(日本工業標準調査会)にSC47Fの国内審議団体引受けと国際幹事引受け(竹内;マイクロマシンセンター)を申請し、承認されました。IEC事務局より、竹内の国際幹事就任が各国に通知されました。議長は韓国に打診中です。
これにより、IECにおいてMEMSの標準化活動の自由度が増し、活性化が図れます。また、日本が幹事国になったことにより、今後とも日本主導で国際標準化活動を推進できる基盤を確保できました。
(2) IEC/TC47/WG47東京会議
MEMSの標準化を審議していますIEC/TC47/WG4の国際会議が2008年6月19日社団法人電子情報技術産業協会の会議室で開催されました。四川大地震の影響で、中国からの参加がキャンセルされ今回の参加は日本(12名)、韓国(5名)の2カ国17名でした。
会議の概要は以下の通りです。
出席者
主査:大和田邦樹(帝京大学)
日本:高島和希(熊本大学)、土屋智由(京都大学)、高木秀樹、梅田章(産総研)、田場盛裕(経済産業省)、渡辺秀明、菅和生(NEDO)、古角尚之(日本規格協会)、竹内南、内田和義、見持律往(MMC)
韓国:Dr. Cheolung Cha (TC47幹事)、Prof. Sekwang Park(KNU)、Dr. Hak-Joo Lee (KIMN)、Dr. Nak-Kyu Lee (KITECH)、Dr. Joon-Shink Park(KETI)

審議概要
1 日本提案の薄膜疲労試験法はCDV(投票用委員会原案)の投票の結果、承認されています。CDVに対する各国のコメントとそれに対する見解を高島教授が説明し、賛成されました。FDIS(最終国際規格案)に進むことになり高島教授がFDIS案を作成することになりました。
2 韓国提案の曲げ試験法についてはCD(委員会原案)に対する各国コメントとそれに対する韓国の見解が審議され、審議結果を反映した2nd CDを作成することになりました。
3 韓国提案の接合強度試験法についてはCDに対する各国コメントとそれに対する韓国の見解が審議されました。日本からは追加の接合強度試験方としてダイシェアー試験法と三点曲げ試験法を提案、概要を説明し、受け入れられました。改正CDの追加の試験法の記述は日本が行うことになりました。

7 MEMS協議会海外アフィリエートにブラジル、シンガポールから2機関が新たに参加

MEMS協議会では海外の関係機関とアフィリエートとして連携し、MEMSを中心にマイクロナノ産業推進をワールドワイドで進めています。この海外アフィリエートに新たに2つの機関が参加いたしましたのでお知らせします。
まず、5月にはブラジル政府、開発・産業・貿易省傘下のSUFRAMA(マナウスフリーゾーン監督庁)がアフィリエートとなりました。SUFRAMAはブラジルアマゾン川中流の最大都市MANAUSに本拠を置き、アマゾン川流域の環境を保全しながら産業化を促進するためにつくられた政府機関で、特にMEMS産業を今後の注力すべき産業と位置づけ欧州との連携を進めていますが、日本との関係構築も重要であるとの判断から参加を決定されました。
(http://www.suframa.gov.br/eng/modelozfm_zfm_EN.cfm)
つづいて6月にはシンガポールA*Star傘下の研究所IME(Institute of Microelectronics)が海外アフィリエートとなりました。IMEは、A*STAR(Agency for Science, Technology and Research)の一つで1991年設立され、半導体の回路設計、ウエハー加工プロセス技術、パッケージング、信頼性テスト・解析を中心に行っている。MEMS関連ではR&Dファンドリーとして、スタートアップ企業、中小企業、ファブレス企業を中心に、新しい製品、革新的製品の開発・実用化を支援しています。
(http://www.ime.a-star.edu.sg/)
両機関とも、7月31日にマイクロマシン/MEMS展の特設会場において、開催を予定しているMEMS協議会海外アフィリエートワークショップにおいて活動を紹介するとともに、日本のビジネスパートナーを構築するきっかけを作ることを望んでいます。
さらに、SUFRAMAは9月10〜13日にブラジルにおいてワークショップを開催し、こちらにはMEMS協議会が出展及び発表を行う予定です。





1 マイクロナノ2008の開催案内(7月29日〜8月1日)

(財)マイクロマシンセンターでは、毎年、マイクロナノ分野(マイクロマシン、MEMS等)の産業交流をより効果的に推進するため、マイクロナノ分野の最新技術動向、産業動向が一望でき、国内外からのマイクロナノ関連団体・企業の効率の良いビジネス交流の場を提供するために、展示会、カンファレンスを包含した総合イベント「マイクロナノ」を開催しています。
今年の「マイクロナノ2008」は、平成20年7月29日(火)〜8月1日(金)の4日間、東京ビッグサイト、東京ベイ有明ワシントンホテルにおいて開催します。
マイクロナノ2008

マイクロナノ2008を構成する「第19回マイクロマシン/MEMS展」及び同時開催されるカンファレンスの内容は以下のとおりです。

(1)第19回マイクロマシン/MEMS展
―MEMS、ナノテク、超精密・微細加工、バイオに関する国際展示会―
会期:2008年7月30日(水)〜8月1日(金)の3日間
会場:東京ビッグサイト(東京国際展示場 西1・2ホール
公式HP

くろまる同時開催(カンファレンス)
(2)第14回国際マイクロマシン・ナノテクシンポジウム
開催日時:2008年7月29日(火)10:00〜18:00(予定)
開催場所:東京ベイ有明ワシントンホテル「アイリス」
主 催:(財)マイクロマシンセンター
後援(予定):経済産業省、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
参加費用:一般 20,000円
MEMS協議会メンバー 16,000円
内 容:この「国際マイクロマシン・ナノテクシンポジウム」は、我が国製造業の基幹部品の国際競争力強化とMEMS関連産業の発展を図るため、マイクロマシン・ナノ技術に関する国内外の先端技術分野の第一線で研究開発を推進しているMEMS関連研究者に先端情報と討議の場を提供するものです。
第14回シンポジウムでは、「異分野融合が進むMEMS;LSI、ナノ、バイオ」とのテーマの下にLSI/MEMS集積化の取組み、その応用、さらに次世代技術としてのBEANSのプロセス技術とその展望について取上げます。
セッション構成は次のとおりです。
・基調講演(異分野融合が進むMEMS)
・セッション1:LSIとMEMSの融合
・セッション2:MEMS Emerging Applications-自動車、民生機器-
・セッション3:Emerging Technology:BEANS
プログラム

(3)日独マイクロナノ・ビジネスフォーラム(Japanese-German Micro/Nano Business Forum)
開催日時:2008年7月30日(水)10:30〜17:00pm
会 場:東京ビッグサイト(東京国際展示場 西1・2ホール)
第19回マイクロマシン/MEMS展 特設会場
主 催:IVAM マイクロテクノロジーネットワーク
共 催:(財)マイクロマシンセンター/MEMS協議会
内 容:プログラム構成は次のとおりです。
・セッション1 Machining solution for Microsystems
・セッション2 Business opportunities for Micro and Nano
・セッション3 Innovation in Measuring and Analysis
なお、IVAMマイクロテクノロジーネットワークは、(財)マイクロマシンセンター/MEMS協議会の国際アフィリエートメンバーで、1993年、ドイツ ノルトライン・ヴェストファーレン(NRW州)の公的助成金を受け、マイクロテクノロジーに関する中小企業のネットワーク推進を目的に設立された組織です。
プログラム

(4)ファインMEMSプロジェクト成果発表会
開催日時:2008年7月31日(木)12:30〜16:30
会 場:東京ビッグサイト(東京国際展示場 西1・2ホール)
第19回マイクロマシン/MEMS展 特設会場
主 催:ファインMEMSプロジェクト推進連絡会/(財)マイクロマシンセンター
後 援:独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
内 容:MEMS産業の発展を支える基盤技術として、平成18年度から3年間の予定で実施中のNEDOプロジェクト「高集積・複合MEMS製造技術開発プロジェクト」(ファインMEMS:微小三次元化構造加工の高度化と、ナノ部材・異種材料の活用による機能の複合化・集積化を図るための製造基盤技術を開発)の中間成果を紹介します。
プログラム

(5)MEMSフォーラム(MEMS Forum)
開催日時:2008年8月1日(金)10:30〜16:30
会 場:東京ビッグサイト(東京国際展示場 西1・2ホール)
第19回マイクロマシン/MEMS展 特設会場
主 催:(財)マイクロマシンセンター /MEMS協議会
内 容:MEMSフォーラムは、MEMS協議会の諸活動の情報発信・意見交換の場として、MEMS産業発展のための産業基盤の構築、産学連携によるMEMS技術基盤構築・展開の観点から、MEMS協議会及びアフィリエートメンバー(地域クラスター、公設試、アカデミア)の活動状況を紹介し、MEMS関連産業の拡大・発展のための課題の共通認識を深めることを目的に開催します。
プログラム

2 第11回MEMS講習会の開催(8月28日)

(財)マイクロマシンセンター・ファンドリーサービス産業委員会では、MEMS産業の裾野を広げ、その発展を促進するために現在まで10回のMEMS講習会を開催してきましたが、今回第11回MEMS講習会" MEMS活用「材料・検査技術・ファンドリー」"を開催いたします。
今回は特に、バルク材料以外のMEMS材料、MEMS検査技術、MEMSファンドリーの活用に関しての講演を予定しています。
また、休憩時間には、メンバー各社による技術相談会で、MEMS製作に関する御質問にお答えいたします。
皆様の積極的なご参加をお願いいたします。

◇日 時:2008年8月28日(木)13:00〜18:00〜19:00
◇場 所:アルカディア市ヶ谷(東京・私学会館)
〒102-0073 東京都千代田区九段北4丁目2番25号
TEL:03-3261-9921(代表)
地図URL http://www.arcadia-jp.org/ access.htm
◇参加費: 一般 10,000円 / MEMS協議会メンバー 8,000円
◇参加申込:下記の申込欄に必要事項をご記入の上、メール又はFAXにてご送信ください。
◇定 員: 100名 (定員になり次第、締切らせていただきます。)
◇問合せ先:〒101-0026東京都千代田区神田佐久間河岸67 MBR99ビル 6階
財団法人マイクロマシンセンター
ファンドリーサービス産業委員会講習会担当(山岡、酒向)
TEL 03-5835-1870, FAX 03-5835-1873

◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ プログラム ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

13:00〜13:10 主催者挨拶
(財団法人マイクロマシンセンター 専務理事: 青柳 桂一 )
13:10〜13:55 MEMSの集積・融合の進展と新産業創出への期待
(立命館大学 ナノマシンシステム技術研究センターセンター長
教授 : 杉山 進 )
13:55〜14:40 異種材料の融合による新規MEMSの動向
(東京大学 ナノ工学研究センター 准教授: 杉山 正和 )
14:40〜15:20 立体回路で超小型デバイスを実現するMID技術
(松下電工株式会社 コネクタ事業部MIPTEC商品部 技師 : 立田 淳)
15:20〜15:50 ―― 休憩及び技術相談会(各社パネル展示説明)――
15:50〜16:20 加速度センサー用ウェハレベルMEMSテスター
(東京エレクトロン株式会社 MEMS事業開発部 グループリーダー
: 渡部 彰一)
16:20〜16:50 パッケージレベルMEMS検査装置
(株式会社ラポールエスエー 執行役員: 井上 晴伸 )
16:50〜17:30 MEMSユーザーから見たファンドリーの活用事例
(慣性センサの開発)
(株式会社ワコー 代表取締役: 岡田 和廣)
17:30〜18:00 ファンドリーサービス産業委員会活動紹介
(ファンドリーサービス産業委員会委員長: 佐藤 文彦 )
18:00〜19:00 懇談会

だいやまーく参加申込
下記の参加申込欄に必要事項をご記入の上、E-メール又はFAXにてご送付ください。
E-mail: mems-ws@mmc.or.jp / FAX: 03-5835-1873
http://fsic.mmc.or.jp/seminar/koshu-11/koshu-11.html

========= お申込は下記の申込欄のみをご送信下さい。===========

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参加申込欄

第11回MEMS講習会: MEMS活用「材料・検査技術・ファンドリー」
<2008年8月28日(木)>

申込者氏名:
氏名フリガナ:
会社・団体名:
所属部署:
役職:
勤務先〒番号:
勤務先住所:
TEL:
E-mail:
参加費: どちらか一方を残してください
1一般 (10,000円) 2MEMS協議会メンバー (8,000円)

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《政策動向》

1.経済政策動向

しかく月例経済報告(7月14日)
7月の月例経済報告では景気の基調判断について、「景気回復は足踏み状態にあるが、このところ一部に弱い動きがみられる。輸出・生産はこのところ弱含みで、企業収益は減少、設備投資はおおむね横ばいとなっている。雇用情勢は厳しさが残るなかで、改善に足踏みがみられ、個人消費はおおむね横ばいとなっている。先行きについては、アメリカ経済が持ち直すにつれ、輸出が増加基調となり、景気は緩やかに回復していくと期待される。ただし、サブプライム住宅ローン問題を背景とするアメリカの景気後退懸念や株式・為替市場の変動、原油価格の動向等から、景気の下振れリスクが高まっていることに留意する必要がある。」としています。
しろまる月例経済報告関係資料
http://www5.cao.go.jp/keizai3/2008/0714getsurei/main.pdf

しかく経済産業省の主な経済指標(2008年5月確報 2008年7月11日)
経済産業省は、商鉱工業及びサービス業など幅広い分野にわたって統計調査を実施しており、それらの調査・分析結果について取りまとめた統計をホームページ上に公表しています。
5月の鉱工業生産・出荷・在庫指数確報では、前月比2.8%の上昇となり、指数水準は109.3(季節調整済)となりました。生産の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、食料品・たばこ工業、情報通信機械工業等です。また、出荷指数の確報値は、前月比2.0%の上昇となり、指数水準は110.2(季節調整済)で、出荷の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、情報通信機械工業、一般機械工業等です。在庫指数の確報値は、前月比0.5%の上昇となり、指数水準は104.7(季節調整済)となりました。在庫の上昇に寄与した業種は、輸送機械工業、化学工業、石油・石炭製品工業等で在庫率指数の確報値は前月比0.0%の横ばいとなりました。
生産・出荷・在庫・在庫率指数概況
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result-1.html
鉱工業指数
http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/iip/result-2.html#menu1

しかく平成20年度産業技術関連予算の概要(3月28日成立)
経済産業省の産業技術予算のうち、「異分野融合型次世代デバイス製造技術開発」については、一般会計で12億円(要求は16億円)が認められています。
http://www.meti.go.jp/press/20071224001/05_sangi.pdf

しかく産総研における組織変更について
独立行政法人 産業技術総合研究所(理事長 吉川 弘之)は、平成20年7月11日に下記の組織変更を行いました。
1.内部統制メカニズムを強化し、法令遵守(コンプライアンス)を徹底していくため、『コンプライアンス推進本 部』を新設しました。
2.研究所の経営企画及び研究企画の機能を強化するため、技術情報の調査分析機能を再編し、企画本部 に「戦略経営室」、イノベーション推進室に「技術情報チーム」を新設しました。(これに伴い技術情報部門を廃 止)

2.産業技術政策動向

しかく 総合科学技術会議開催(6月19日)
第76回総合科学技術会議が平成20年6月19日に開催され議事は以下のとおりでした。
(1)平成21年度の科学技術に関する予算等の全体の姿と資源配分の方針(案)について
(2)G8科学技術大臣会合の結果報告
(3)最近の科学技術の動向
なお、配布された資料については、総合科学技術会議(第76回)議事次第を参照してください
http://www8.cao.go.jp/cstp/siryo/haihu76/haihu-si76.html

しかくNEDO産業技術政策関連
しろまるNEDO海外レポート1024号 テーマ特集「省エネルギー特集」 2008年06月18日
http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/report/1024/index.html
しろまるNEDO海外レポート1025号 テーマ特集「ライフサイエンス・バイオテクノロジー
特集」 2008年07月02日
http://www.nedo.go.jp/kankobutsu/report/1025/index.html





1.マイクロマシンセンターの人事異動(BEANS研究所・本部)

平成20年7月1日付
(氏 名) (新) (旧)
遊佐 厚 BEANS研究所長 採 用
藤田 博之 BEANS研究所首席研究員 採 用
竹井 裕 BEANS研究所 副所長 採 用
(Life ・3D BEANSセンター担当)
入江 康郎 BEANS研究所 研究開発部長 採 用
武田 宗久 BEANS研究所 副所長 BEANS研究所設立準備室付
(Macro BEANSセンター担当)
安達 淳治 BEANS研究所 副所長 産業交流部(国際交流担当部長)
(Life BEANSセンター九州担当) (兼)BEANS研究所設立準備室長
(兼)BEANS研究所 研究管理部長
町田 進 BEANS研究所 研究支援部長 BEANS研究所設立準備室付
(兼)BEANS研究所 プロジェクト
リーダー室長

(その他本部職員の併任)
(注記)BEANS研究所主幹研究員 小池 智之、逆水 登志夫、水津 美晴
(注記)BEANS研究所付 鎌田 光治、見持 律往、阿出川 俊一、酒向 幸恵、藤井 栄利子

2.COOL BIZ実施中

6月の衣替えに合わせて、例年通り当センターでは6月1日から9月末の間、COOL BIZを実施致しております。当センターへは気楽な服装でお越し下さい。


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