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北九州市障害福祉情報センター > ひこうせん未来 > 94号 >

だいやまーく姫のたわ言だいやまーく

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だいやまーく姫のたわ言だいやまーく
姫、危機一髪!!

ある晴れた春の日、姫はいつものように朝食を食べていた。その日は2ヶ月に1度の通院日だったので、心なしか急いでいたかもしれない。最近むせがちだったので、気を付けて食べてはいたのだ! なのに、あんなことになるとは!!
もう少しで食事も終わろうかというその時!
ご飯粒の固まりが喉の変な所にスイーッと吸い込まれてポンッって入っちゃったのだ!!
それからが、さぁ大変!
いつもは、むせたりお茶を飲んだりしたら、口の中に戻るか食道を通過して胃へ向かうかどちらかなのに、どうにも動いてくれない!ヘルパーさんは必死に背中を叩いてくれるのに、全く効果なし!「息できる!?」と聞かれ、声にならない声で「出来ない」と答える姫(>_<)
ギャー!ヤバいじゃん!!
なんだか頭がボ〜ッとして意識が遠のいて行く......。そして、とうとう意識不明に!
ヘルパーさんも自分一人ではどうにもならないと思ったらしく、「救急車呼ぼうか!?」って言われた。けれど、姫の返事はナント!!「イヤ!」
これには深〜い訳があるのだ。
救急車で病院に運ばれいろいろ検査された挙げ句、即入院という事が2度ほどあり、救急車に乗ると入院になるとのトラウマが残ってしまった。とはいえ、我が生命が危ないって時に「救急車イヤ」なんてワガママ過ぎるワ!! それに、姫ったら2回も言ったんだよ、救急車イヤって!呆れるよね〜、ほんとに。ヘルパーさんも知っちゃいないよね、そんなたわ言。救急車呼んじゃいましたよ。
そのヘルパーさんの武勇伝をここに書くとすご〜く長くなるので、次回に回そう。お楽しみに!
to be continued
(ポニョ姫)

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