JMSとは、
どんな医療機器メーカーなのか。
社会に何を提供し、
何を目指しているのか。
設立の経緯は?
ORIGIN
医療現場を変えたいと願った一人の医師が起業。
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1963年頃、日本の医療現場では輸血による副作用が多発するようになりました。保存血液に関する研究論文で医学博士号を受けていた土谷太郎はこれについて独自の調査研究を行い、原因は輸血セットの再使用から来ていると判断。アメリカに倣い、ディスポーザブル化を進めることで問題を解決しようと考え、ディスポーザブル医療機器を製造販売する会社を立ち上げました。これがJMSのはじまりです。
メーカーとして特色は?
APPROACH
つねに現場を見つめ続け、課題解決型の研究開発を実施。
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使命感に燃える一人の医師からはじまったJMSは、機器メーカーでありながら、依頼を受けたモノを開発・製造するだけでなく、医療現場に常に寄り添い、医療従事者や患者さんの目線で課題を解決していく姿勢をアイデンティティとしています。製品開発においては、医療現場の声を聴き、隠れた課題を発見し、改善していくプロセスを構築。また開発を通じて得られた知見は医療従事者向けセミナーなどにより現場に還元しています。
どんな技術を持っている?
PRODUCTS
扱いの難しい血液や薬液を
適切にコントロールする
技術などで現場課題を解決。
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JMSの提供するソリューションは、輸液・輸血に関する分野からはじまり、現在では輸液・栄養領域、透析領域、外科治療領域、血液・細胞領域と多岐に及びます。その課題解決のポイントの一つが標準化。これはミスが許されない医療現場において、医療行為が安全に行えるシステムを構築していく改善です。また効率化も重要なポイント。煩雑な医療現場において、従事者の負担を減らす工夫により質の高い医療の維持に貢献しています。
技術をどう展開している?
GLOBAL
いつでも、どの国でも、
もっと安全で
使いやすい医療機器を提供するための体制を構築。
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JMSは1970年代から海外進出を始め、現在では90カ国以上に製品を供給しています。また医療需要が高まる東南アジアを中心とした各国に生産・営業拠点を持ち、現地で必要とされている医療機器をよりスピーディーに届けられる体制を整えています。私たちの「現場ニーズに応じた製品開発・生産・供給」は、活動地域が違えど変わることはありません。今後もさらにグローバル展開を進め、世界に通じる「JMS」ブランドの浸透を図ります。
今後のビジョンは?
VISION
次世代の課題を見つめて、
世界の医療課題を見つめて。
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JMSは、日本および世界中の医療ニーズに応えるため、より効果的な課題解決につながる新たなビジネスモデルの構築を図っています。また一方では世界の持続可能な発展に貢献すべく、生産体制や職場環境の改善にも継続的に取り組んでいます。