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注目記事(2009年10月31日)

Commentary:
「ワシントン・コンセンサスは廃れたと思う中国」
ローレンス・ブラーム(シャンバラ財団)
北京の銀行家やエコノミストは、ワシントン・コンセンサスは廃れたと言う。米国の財務長官であるティモシー・ガイトナーは最近の中国への旅行でこのことに気づいた。北京大学の学生の前で、彼は「米国では、金融の安定化を復活させるための基金を導入しようとしている」と宣言した。彼が中国の資産はワシントンでもとても安全であると言ったら学生は笑っていた。
.................................(中略) ...................................................
中国は開発途上国に新たなレスポンス・プロファイルを与えた。IMFの政策について議論するよりも、IMFをその国の債権者にしている。そのIMFは、耳を傾ける以外に選択肢はないようである。とにかく、米国とヨーロッパは、IMFの新たな特別引き出し権による債券を購入する余裕はない。中国は可能である。ブレトン・ウッズは世界の連邦準備銀行としてIMFを創設した。今では中国がIMFの準備銀行になりそうな位置付けである。
(ブラーム論文の全文については、以下を参照)

英語の原文: China thinks the Washington Consensus is dead!
http://www.glocom.org/debates/20091031_brahm_china/
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前回の注目記事
Opinion:
「日本の外交政策と同盟関係:信頼によって変革を乗り越える」
レイフ・エリック・イーズリー他 (ハーバード大学)
http://www.glocom.org/opinions/essays/20091020_easley_japan/
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