2025年10月28日から『バトルフィールド6』シーズン1が配信されます。本作初の無料メジャーアップデートとして、新マップや武器が3回のフェーズに分かれて登場します。第一弾「ローグ作戦」は10月28日、第二弾「カリフォルニア・レジスタンス」は11月18日、第三弾「冬季攻勢」は12月9日に配信開始です。
本稿では、先行プレイで体験できた「ローグ作戦」と「カリフォルニア・レジスタンス」の一部の内容を紹介します。
シーズン1の内容を先行プレイ!
シーズン1の「ローグ作戦」と「カリフォルニア・レジスタンス」で追加される主な項目は以下のとおりです。
ローグ作戦で追加される内容
新マップ 「ブラックウェル・フィールド」
新モード 「ストライクポイント」
新乗り物 「トラヴァーサー マーク2」
新カービン 「SOR-300SC」
新サブウェポン 「GGH-22」
新スナイパーライフル 「MINI SCOUT」
新アタッチメント 「レールカバー & LPVO」
カリフォルニア・レジスタンスで追加される内容
新マップ 「イーストウッド」
期間限定モード 「サボタージュ」
新フィーチャー 「バトルピックアップ」
新ショットガン 「DB-12」
新サブウェポン 「M357 TRAIT」
新アタッチメント 「トロイアングル」
先行プレイでは、大規模戦(コンクエスト、エスカレーション)と、新ルールの近距離戦(ストライクポイント、サボタージュ)を体験しました。
新マップ「ブラックウェル・フィールド」は、カリフォルニアの石油採掘場が舞台の広大なマップです。背の高いビルがなく、中央の丘以外は開けているため、遠距離武器が活躍しやすい構造です。
このマップはとにかく夕焼けの美しさに目を引かれます。特に夕日を背景にした戦闘機による空中戦が非常に印象的でした。 (まるで「マクロスプラス」のよう)
11月18日から追加される「イーストウッド」はロサンゼルス郊外のゴルフ場が舞台です。綺麗なゴルフコースが戦闘で荒れていく様はまさに『BF6』らしい破壊表現を堪能できます。
また、ゴルフ場らしく専用ビークルの4人乗りゴルフカートも登場します。ゴルフカートを使ったC4特攻も流行りそうです。このマップも背の高い建物はありませんが遮蔽物が多く、近〜中距離戦が中心となりました。
大規模戦では4人乗りの装甲車両「トラヴァーサー マーク2」が強力です。運転席以外の3席にレートと威力が高いマシンガンが設置されており、カスタム次第では近隣の味方を回復する機能も持ち、戦車の砲撃にも2発耐える耐久力と走破力も兼ね備えているので、意外なしぶとさを見せてくれる「戦う救急車」とでも言うべき存在です。ただし製品版では地雷に苦しめられる未来も見えます。
「ローグ作戦」で3種の武器が追加
新スナイパーライフル「MINI SCOUT」はダメージは80で、レートがスナイパー最速の51、胴体2発キルや腰撃ち精度特化で突撃スナイパーのような運用もできます。 もちろんスナイパーライフルなのでヘッドショットなら1発でキルできます。 スナイパーライフルでありながらDMRのような感覚でも使える楽しい武器です。
新カービン「SOR-300SC」はダメージ33、レート600の高威力低レート型です。デフォルトでは横ブレが激しいものの、構成次第で制御しやすくなりヘッドショットを狙えます。高レート武器との近距離戦は苦手ですが、適切な距離なら1マガジンで複数キルも狙えます。
新ピストル「GGH-22」はダメージ25、レート360と標準的な性能ですが、装弾数が15発と多く、中距離でも当てやすい印象でした。
新モード「ストライクポイント」は4vs4のラウンド制バトル!
新モード「ストライクポイント」は、「ローグ作戦」の目玉となる4vs4のラウンド制歩兵戦です。敵チームの全滅、または中央拠点の制圧でラウンド勝利となり、先に6ラウンド先取したチームが勝利します。5ラウンド目終了時に陣地交代があります。
このゲームモードの特徴はダウンシステムです。倒されても『Apex Legends』のようにダウン状態で移動や報告が可能で、味方による蘇生を待てます。ただし、トドメを刺されると蘇生は不可能になり、次ラウンドまで味方視点での観戦となります。
ダウンしている敵は無防備なので、近接攻撃でテイクダウンもできました。テイクダウン系のチャレンジが完了していない方は、ここで完了を目指すのもいいかもしれません。
6試合ほどプレイした印象では、斥候兵と援護兵が有利と感じました。狭いマップで斥候兵の索敵能力は絶大で、援護兵の高速蘇生も非常に強力でした。突撃兵の梯子も試しましたが、試遊マップでは活躍の場を見つけるのは難しかったため、製品版での研究に期待したいところです。
期間限定モード「サボタージュ」は8vs8で物資を破壊
11月18日からの期間限定モード「サボタージュ」は、8vs8の攻守交代制ルールです。
マップにはハイライトされている物資箱があり、それらは一定のダメージを与えると破壊でき、より多く破壊できた攻撃チームが勝利となります。 各チームにはそれぞれ攻撃ラウンドと防衛ラウンドがあります。 今回プレイできたマップはどちらも『バトルフィールド』らしからぬ、縦長のレーンマップになっており、少し『Call of Duty』らしさも感じられます。
ただ今回プレイできた「ブラックウェル・フィールド」と「イーストウェル」では、マップの作りによる有利不利が圧倒的かつ、ここでも斥候兵のセンサーが大活躍するので、攻撃側が自陣から出られない状況に追い込まれることも多々ありました。
マップ内のオブジェの配置も防衛側が有利なマップ構造になっています。攻撃側がガジェットで撹乱しようにも、ドローンは飛行させてもすぐにエリア外判定となり、迫撃砲も前線まで上がらないと設置できません。そのため、必然的に銃撃戦が多くなります。 物資箱は意外と耐久力があり、27発入りのサブマシンガン「KV9」では3〜4マガジン使ってようやく壊せるレベルだったので、物資破壊を意識しつつ敵からの攻撃を捌くというのはなかなか困難です。
攻撃側をあえて苦しい状況に置いて、物資をすぐに破壊されないようなデザインを目指した印象を受けました。
今回は2マップのみでしたが、プレゼンでは「オペレーション・エンパイアステート」でもプレイしているシーンがあったため、他のマップにも期待できそうです。
シーズン1はまだまだ新コンテンツあり!
今回は触れられませんでしたが、12月9日からは「冬季攻勢」が始まります。詳細は不明ですが、「オペレーション・エンパイアステート」が氷漬けになる期間限定イベントが開催されるようです。
シーズン1ではついにバトルパス(無料/有料)が実装されます。どうやらよくある一方通行のバトルパスではなく、スキンなどの装飾がもらえる4つのルートが用意されていて、それらは好きな順番でクリアでき、4つのルートを完了すると最終目標の5つ目のルートが開かれる仕組みのようです。
なお、『BF6』ローンチ時のEA App版サービス障害の補填として、対象者にはシーズン1の有料バトルパスが贈呈されます(ファントムエディション購入者はシーズン2も付与)。
『バトルフィールド6』シーズン1は、10月28日から全プラットフォーム向けに無料で配信されます。
8,035円
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)