沖縄総合事務局:i-Construction

1.建設現場における課題

建設労働者の高齢化、若年者の新規入職が少なくなり、建設労働者の不足が予想される中、建設現場においては効率的な取組みを行い、 一人一人の生産性を向上させる必要があります。

2.「i-Construction」の取り組み

沖縄総合事務局においては、建設現場における生産性の抜本的な向上を目指すため、調査・設計から施工・検査、更には維持管理・更新までのプロセス全体の最適化のために新たな施策「i-Construction」(「ICT技術の全面的な活用」「規格の標準化」「施工時期の平準化」)に取り組みます。

(1)ICT技術の全面的な活用

  • 調査・測量、設計、施工、検査等のあらゆる建設生産プロセスにおいてICT技術を全面的に活用します。
  • 3次元データを活用するための新基準や積算基準を整備します。
  • ICT活用工事では、必要な費用を計上し、工事成績評点で加点評価しています。

(2)規格の標準化

  • 従来は現場毎の一品生産、部分別最適設計であり、工期や品質の面で優位な技術を採用することが困難でした。
  • 設計、発注、材料の調達、加工、組立等の一連の生産工程や、維持管理を含めたプロセス全体の最適化が図られるよう、全体最適の考え方を導入し、サプライチェーンの効率化、生産性向上を目指します。
  • 部材の規格(サイズ等)の標準化により、プレキャスト製品やプレハブ鉄筋などの工場製作化を進め、コスト削減、生産性の向上を目指します。

(3)施工時期の平準化

  • 従来、公共工事は第1四半期(4〜6月)に工事量が少なく、施工時期に偏りがみられました。
  • 限られた人材を効率的に活用するため、 施工時期を平準化し、年間を通して工事量の安定化を目指します。

3.沖縄総合事務局におけるこれまでの取組み

4.i-Constructionについて

国土交通省の『i-Constructionに関する施策』についての情報ページへリンクしています。

5.i-Constructionリンク集

沖縄総合事務局以外の『i-Constructionへの取り組み』を紹介しているページへのリンクをまとめています。

お問い合わせ先

(注記)i-Constructionに関するお問い合わせ・ご相談は下記窓口にご連絡下さい。
内閣府 沖縄総合事務局 開発建設部
技術管理課
TEL098-866-1904(内:3331,3330)

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