令和6年3月17日に、三王山南塚古墳群2号墳第3次発掘調査現地説明会を開催しました。
今後も継続して発掘調査を実施しますので、調査成果にご期待ください。
三王山南塚古墳群は、上三川町域から続く南北に長い台地の南端に所在します。この台地上には、古墳時代前期と後期の古墳が80基以上点在していることが確認されています。
これまでの調査で、弥生時代後期に集落(山王遺跡)が形成され、その後3世紀末〜4世紀初頭に三王山南塚古墳群2号墳、1号墳の順に前方後方墳が築造されたことが明らかになりました。
三王山南塚古墳群2号墳が県内最古級の古墳である可能性が高いことから、県南地域における弥生から古墳時代への変革期の様子をうかがうことができる重要な遺跡と考えられるため、三王山南塚古墳群の実態解明に向けて、令和3年度より、古墳の築造年代や古墳周囲の土地の利用形態を確認するための調査を実施しています。
令和3年度からの調査で、三王山南塚古墳群3号墳が2号墳より古い可能性があることが判明しました。
両者の関係性を明らかにするため、今年度は三王山南塚古墳群2号墳の調査を実施しました。
pdf三王山南塚古墳群2号墳第3次調査現地説明会資料(pdf 2.04 MB)
発掘調査現地説明会の様子
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