甲塚古墳出土遺物

下野国分寺跡の南西部に隣接して所在する甲塚古墳からは、発掘調査により多数の埴輪や土器が見つかっています。これらの出土遺物のうち、機織形埴輪や馬形埴輪などの埴輪23点、土器類74点が平成29年に国の重要文化財に指定されました。

保存修理事業

重要文化財に指定された埴輪などは、バラバラに壊れた状態で見つかっているため、仮に接合した状態となっていました。そのままでは、安全に保存・展示することができないため、平成30年度から国の補助事業として保存修理事業を実施しています。令和4年度は人物埴輪3体の修理を行いました。

令和4年度の実施状況
修理前(左から人14・人18・人19)
人14(修理前)人18(修理前)人19(修理前)

修理後(左から人14・人18・人19)
人14(修理後)人18(修理後)人19(修理後)

※(注記)修理の詳細な内容は、下記の関連資料をご覧ください。

• pdf 令和4年度実施分 甲塚古墳出土遺物の保存修理(pdf 771.9KB)

• アドビリーダーサイトへ PDFファイルをご覧いただくためには、Adobe Reader が必要です。(新しいウィンドウが開きます)