ニッポンバラタナゴとは

ニッポンバラタナゴは、大阪府八尾市、香川県東讃岐地区、九州北部、奈良県の一部のみに生息するコイ科の小型淡水魚です。オスは繁殖期に綺麗なバラ色の婚姻色(こんいんしょく)に体が染まり、この色がバラの花のように美しい事が名前の由来です。 また、メスは卵を生きた淡水二枚貝のエラの中に産みつける不思議な生態をしています。

......しかし、このニッポンバラタナゴが現在絶滅の危機に瀕しているのです。 (注記)環境省指定の絶滅危惧種IA類

しかくニッポンバラタナゴがドブガイ(二枚貝)に卵を産む映像です

ニッポンバラタナゴ産卵シーン1

ニッポンバラタナゴ産卵シーン2

しかく見た目や特徴:

オス:・繁殖期に婚姻色という綺麗な色に体が染まり、メスにアピールをします。大きさは4~5cm。

メス:メ繁殖期に産卵管と呼ばれる長い管を出し、その管を二枚貝のエラに入れて産卵をします。

しかく生息地:

大阪府八尾市、香川県東讃岐地区、九州北部、奈良県の一部のみ(かつては淀川以西各地に生息していました)。香川県では、指定希少野生動物に指定され、捕獲や飼育が全面的に禁止されています。

しかくなんで絶滅の危機に?

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