適正利用 | 119番通報が必要な重大なケース | 救急車の呼び方 | 応急手当 | 応急手当WEB講習
救急車を上手に利用しましょう
近年、救急車の出動件数・搬送人員数がともに増えております。その中で、救急車で搬送された人の約半数が、入院を必要としない軽症という現状もあります。救急車や医療資源は限りあるものです。みんなで上手に利用し、救急医療を安心して利用することのできる社会を目指していきたいと思います。
■しかくためらわず救急車を呼んでほしい症状:大人編
ためらわず救急車を呼んでほしい症状大人編
■しかくためらわず救急車を呼んでほしい症状:こども編
ためらわず救急車を呼んでほしい症状こども編
119番通報すると、通信係が救急車の出動に必要なことを順番にお伺いします。
あわてず、ゆっくりとこたえてください。
救急であることを伝える
119番通報したらまず「救急です」
と伝えてください。
救急車に来てほしい住所を伝える
住所は必ず市町村名から伝えてください。
住所がわからない時は、近くの大きな建物、
交差点など目印になるものを伝えてください。
具合の悪い方の症状を伝える
最初に、誰が、どのようにして、どうなった
と簡潔に伝えてください。またわかる範囲
で、意識・呼吸の有無等を伝えてください。
具合の悪い方の年齢を伝える
具合の悪い方の年齢を伝えてください。
わからない時は「60代」のようにおおよそで
かまいませんので伝えてください。
あなたのお名前と連絡先を伝える
あなたのお名前と119番通報後も連絡可能な
電話番号を伝えてください。
場所が不明な時などに、問い合わせることが
あります。
※(注記)その他詳しい状況、持病、かかりつけ病院等について尋ねられることがあります。答えられる範囲で答えてください。
※(注記)持病、かかりつけ病院やクリニックなどは日ごろからメモにまとめておくと便利です。
※(注記)応急手当をしていない人(家族等)が救急車が着きそうなところまで案内にでると到着が早くなります。
<救える命を救うための応急手当>
救急車が到着するまでに応急手当をすることがとても重要です。
応急手当の目的:救命、悪化防止、苦痛の軽減
応急手当の一番の目的は、生命を救うこと「救命」にあります。
応急手当を行う際は、この救命である「救命処置」を目的とした手当を最優先します。
けが人や急病人が発生した場合、応急手当をすみやかに行うことで救命効果の向上や治療の経過にもよい影響を与えるといえます。
適切な応急手当を実施するために日頃から応急手当に関する知識と技術を学び、身につけておくことが大切です。
救命
反応がない、呼吸停止、心臓停止、気道異物などの症状を認めた場合。
悪化防止
応急手当は、けがや病気を治すために行うのではなく、現在以上に悪化させないことが目的となります。
傷病者の症状・訴えを十分把握した上で、必要な応急手当を行います。
原則、薬は医師の指示によりお使いください。
発作の場合などに際して、事前に医師から指示を受けているときは、その指示に従って薬を用います。(治療は、医師にまかせます。)
苦痛の軽減
傷病者は、心身ともにダメージを受けています。
できるだけ苦痛を与えない手当を心がけるとともに、「すぐに救急車が来ます」など、励ましの言葉をかけるようにします。
一般市民向け 応急手当WEB講習 もご活用ください。
最後まで受講するとテストがあり、合格すると受講証明書が発行されます。
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