檜原村ディープ歴史探索「忍弓術」身近な素材で弓を造り、放つ
檜原合戦に思いを馳せ、武芸のひとつである弓術を体験。 手作り弓を一から造り、山から放とう!
このエコツアーは終了しました
日時
2018年10月12日(金) 09:30 - 14:00
参加費
5,000円
場所
本宿地区「ふるさとの森」
このツアーは終了しました
このツアーについて
東京の「村」檜原村(ひのはらむら)にある「ふるさとの森」。
檜原村からこの森の管理を受託している「NPO法人フジの森」主催のプログラムです。
数年来このふるさとの森の整備に関わってきた風魔一党指南役の甚川が案内人をつとめます。
このエコツアーでは、講義、弓づくり、山に入って弓矢の実射を行います。
竹で弓をつくり、山から放つ!
檜原村の玄関口に、中世の山城、檜原城があります。南北の秋川が合流する要衝で、重要な役割を果たしていました。その檜原城を臨む気持ちの良い丘から、思い切り弓を射る、他では出来ない体験をして頂きます。弓は、竹で手づくりし、お持ち帰り頂くこともできます。
山道を15分から30分歩くことができれば、登山経験などなくても大丈夫です。もちろん武術経験も必要ありません。歴史に思いを馳せながら、古の侍の心に触れる体験がしたい方は是非ご参加ください。
リアルな山城防衛を体験!
檜原城には、北条氏照家臣の平山伊賀守氏重を筆頭とする武士が、西側の甲斐の國の動向を探るなど重要な任務を行っていたと云われます。
武士はその嗜みとして「武芸十八般」(弓術・騎馬術・槍術・剣術・水術・抜刀術・短刀術・十手術・銑鋧術・含針術・薙刀術・砲術・捕手術・柔術・棒術・鎖鎌術・錑術(※(注記)もじり=袖絡み)・隠術)を磨くことが求められていました。なかでも弓術は、山城の防衛にとって重要ですので、この地域でも修練されていたことでしょう。
今回は、弓道やアーチェリーなど市販のものを使うのではなく、檜原に自生する竹を加工して、即席の弓をつくるところからはじめます。刃物や火を使うので、十分気を付けて行いましょう。
※(注記)弓道やアーチェリーの稽古・練習ではありませんので、予めご了承ください。
昼食は火を使って野外で頂く!
昼食は、主催のフジの森ならではの形態、焚き火台を使ってその場で作ります。
竹を曲げるために使う焚き火を使って、アウトドア料理を楽しみましょう。
ついに弓矢の実射!
弓ができたら、ついに弓を射てみます。
即席でつくった弓でも、かなりの威力が出ます。弓矢に本物も偽物もないことが分かります。
伝統の武道でなくとも、これも列記とした武術です。安全や心得をしっかり学んで、楽しく稽古しましょう。そして、最後には戦国の合戦さながらの状況で、檜原城を目の前に臨む丘の上から、思い切り矢を放ちます。現代では、普通の山ではこんなことはできませんが、一般の人が入ってこないクローズドエリアだからこそできる体験です。
終了後はご希望に応じて観光へ
14:00頃下山し、本プログラム自体は終了・解散予定です。
終了後も檜原村を観光されたい方は、御希望に応じてとっておきスポットをお教えします!
近くにある名瀑「払沢の滝」を見に行く、名物の檜原とうふ「ちとせや」さんの卯の花ドーナツや豆乳を味わうなど、お楽しみスポットもあります。
*3000円で電動アシスト自転車のレンタルも有り!残った時間で山の上の絶景も見に行けます